市和商出身、ロッテ益田投手が新人王

市和商出身、ロッテ益田投手が新人王 市

プロ野球パ・リーグ、 千葉ロッテマリーンズで活躍する、 紀の川市出身の益田直也投手（23）が20日、 最優秀新人（新人王）に選ばれた。 今季１４４試合中72試合に登板、 41ホールドと新人最多記録を更新し、 パの有効投票総数２１０票のうち１１６票を獲得した。 益田投手は 「一人で賞を頂いたのではなく、 周りの支えがあったからです」 と感謝している。


　母校、 和歌山市立和歌山高校（当時・和歌山：市立商業高校）では21日朝、 益田投手を祝う垂れ幕が設置された。 当時、 監督を務めた真鍋忠嗣教諭（56）は、 「体が小さかったが、 とにかく負けん気が強い」 と益田投手の高校時代を振り返り、 「頂いた賞に恥じないように、 プレッシャーに負けない強い選手になってほしい」 と激励した。

　益田投手は新人王の報告を受けた直後、 「いつも一番近くで支えてくれて、 本当にありがとう」 と、 母・しのぶさん（46）にメールを送ったという。 しのぶさんは 「野球選手としての道をつくってくれた、 中学の田伏監督、 高校の真鍋監督、 大学の鈴木監督、 支えてくれた方たちに感謝しています」 と喜んでいる。