大倉草紙

旅の記録 食の記録 日々の記録

【京都】 志明院

2010年01月29日 21時00分00秒 | 旅 - 京都府
12月28日(月)
当日の行程:(車) → 【峰定寺あたり】【常照皇寺】【光厳天皇山國陵・後花園天皇後山國陵・後土御門天皇分骨所】【山國護国神社】【山國神社】【周山城址】【福徳寺】【志明院】【上賀茂神社】


白雉元年(650)役の行者が創建し、その後、天長6年(829)に弘法大師が淳和天皇の命により再興した。

私どもは、鴨川の源流を見たくて、という理由でこちらを訪れた。
聞けば、歌舞伎十八番の『鳴神』の舞台でもあるという。
それから、司馬遼太郎が『梟の城』を執筆したのはここ志明院だとか。
それからそれから、宮崎駿は司馬遼太郎の紹介で志明院を訪れ、『もののけ姫』が生まれたのだとか。
ほかにも、興味深いお話をたくさん伺った。


楼門
運慶と堪慶作といわれる金剛力士像は、現在は本堂に安置されているのだそうだ。
こちらの楼門の先は、撮影禁止。
言われてみれば、「物の怪」が現れそうな雰囲気でもあった。
ちょろちょろと音を立てているこの小さな流れが、あの鴨川になるのだな、と思うと不思議だ。
いったい、どの位の時間をかけて、水は、街へ流れていくのだろう。
「探偵!ナイトスクープ」にでも依頼して調べてもらおうか、とばかなことを考えた。


これは、志明院を出てすぐに撮影したもの。
ほんの滴であったのに、もうこんなに大きな流れになっている。


志明院の御朱印