大倉草紙

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【京都】 赤れんが博物館

2009年08月30日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
5月3日(日)
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赤れんが博物館の建物は、旧舞鶴海軍兵器廠魚形水雷庫として使用されていたもの。
明治36年(1903)年の建設で、日本国内の本格的な鉄骨構造のれんが建築物としては最古級のものなのだそうだ。

館内では、れんがの歴史や作り方などが紹介されている。
れんがの積み方や大きさに関する解説が興味深かった。

れんがの建造物で真っ先に思い浮かべたのは東京駅で、日本にれんがが入ってきたのは明治以降のことだとばかり思っていたが、意外にもその歴史は古く、中国大陸から、仏教伝来に伴って仏教建築の材料として伝わったのだそうだ。
と、書いているうちにいろいろな連想が……たしか、埼玉県の深谷市もれんがの発祥地だったような……いや、でも「発祥」ってことはないだろう……。
調べれば、日本初の機械方式のれんが工場が設立されたのが深谷なのだそうだ。
創設者は渋沢栄一。
ちなみに、深谷駅は東京駅そっくりだ。
深谷といえば、深谷ネギとガリガリ君。
かつて、深谷のかたにいただいた深谷ネギは、包丁で切った瞬間からほかのネギとは明らかに違った。
みずみずしくて、ねっとりしていて、美味しい。
れんがの話からネギの話になってしまった。
暑いから、ガリガリ君でも食べよう。