0917上富良野町~
ここは、去年の六月に次いで二度目の車中泊でした。
朝方目覚めると、雲海が一面に広がっていました。
登山者よりも写真撮影などの観光客の方が多い印象でした。
富良野岳は三度目になるが、過去二度は花の時期で展望には恵まれませんでした。
今朝は快晴に近く、登山には申し分ない日和であります。
紅葉の最盛期には少し早いですが、それでもオレンジ色の紅葉を中心にして、標高をあげるたびに紅葉模様が見られました。
それと共に、天を突く▲十勝岳の鋭峰が競り上がって見えてきました。
〈左側に▲十勝岳、右側には▲美瑛岳〉
平日で人も少なく、到着した山頂でも後から地元の女性がやって来ただけでした。
十勝岳の展望台であると共に、反対側には夕張山地から▲芦別岳と▲西富良野岳が横一線に展望され、その奥にはランドマークの山である▲羊蹄山の山頂部分が覗いていました。
〈▲夕張岳~▲芦別岳~▲西富良野岳〉
〈バックの▲芦別岳を見据える野鳥〉
〈▲芦別岳と対峙する▲西富良野岳、そして最奥にこんもりと▲羊蹄山だろうか?〉
その後、▲三峰山~▲上富良野岳~▲上ホロカメットク山をのんびり回り、二度目の三角縦走で紅葉した上ホロのガレた山肌を下って戻りました。
〈足元の紅葉〉
〈上ホロカメットク山頂でのパノラマ、▲十勝岳が目立ってます〉
〈火口近くでも木々の紅葉があります〉
途中でも四組ほどのパーティーに会ったぐらいで、撮影山行にはもってこいでした。
その中で、若者四人組の楽しそうなパーティーが印象的でした。
思い出作りと言った山行で、写真を撮り溜めながら笑いの絶えない一行でした。
なお、阿蘇山の噴火が確認されたためか、安政火口めがけてしきりにドローンやヘリコプターが周回しておりました。
午後4時ごろに無事下山し、隣の凌雲閣で温泉入浴し、北海道での山行は一応終了と言うことで、今夜もここで車中泊としました。