〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20150915 思わぬ霰に会った〔▲ニセイカウシュッペ山 1878m〕で北大雪の爽快な秋を歩く

2015-09-15 | 〔2015北日本エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

0915遠軽町~上川町~(霰)~

今日も朝から、まずまずの天気であるが、上空の寒気でところにより雨が予報されていた。

今日は、七月の花の時期に登ったことのある▲ニセイカウシュッペ山を再訪することにした。

ここの登山口までの林道は11キロ余りと長いが、路面が締まって案外走りやすいのが救いである。

〈長い古川林道を走っていると、不安そうな眼差しのシカの親子に見つめられました〉

この山は、どこか北欧を想わせる雰囲気があるのは、登山道脇に目につく白樺やダケカンバの白い樹肌のためだろうか?

〈道は案外泥んこでしたが登山道の雰囲気は、どこか北欧風に感じました〉

大雪方面のガスが取れて来ると、紅葉した山肌が確認出来ます。

〈ガスの晴れ間に紅葉した大雪方面の山肌〉

だんだんと紅葉し出した樹林が目につきだし、大槍、小槍の岩峰や丸みを帯びた山頂付近が見え隠れしてくる。

〈平な山頂よりも槍の岩峰が目につきます〉

〈この天候で、霰に見舞われるとわね?〉

見慣れた表大雪の紅葉模様よりも目新しく感じて、撮影に忙しい。

〈ガスがまとわりつきだした岩峰〉

表大雪の山々は山頂付近にガスが出ていたが、時折ガスが動くと赤く色づいた山肌が確認された。

〈今週が最盛期の大雪方面の紅葉した山肌〉

またなかなか進まなくなると一人の登山者が登ってきて、しばし山談義。

その方は、この山の尾根筋に続く難路のアンギラスという岩峰を狙っているらしく別れた。

なかなかダケカンバの樹形がフォトジェニックである。

〈紅葉越しの岩峰〉

そうしているうちに天候急変し出し、ガスがまったと思ったら霰まで降りだし、とても寒くなってきた。

〈足元の小さな紅葉〉

〈このガスに煙る岩峰がアンギラスの岩峰でしょうか?〉

〈何処かでは初雪に出会うと思ってましたが、ここで霰に出会うとは意外でした〉

〈霰に負けじと頑張って咲いていました〉

二人休んでいた山頂につく頃には展望も余り利かなくなり、寒くて長居は出来なかった。

〈今回もスカッとした展望が見られなかった▲ニセイカウシュッペ山の山頂でした〉

簡単に食事を済ませて、直ぐ引き返すことにした。今回も山頂からの展望は叶わなかったようです。

〈アンギラスの岩峰がガスで見え隠れしていました〉

今日はガスや霰が降ったかと思えばまた青空が覗くなど、目まぐるしい一日でした。

山頂に居なかった最初に出会った人は諦めて帰ったのか?、あるいは途中で留まっているのか?と想いながらも、天候が回復しだしたので撮影しながらゆっくり下山しました。

〈目まぐるしく天候が変わりました〉

〈少し早かった紅葉模様でしたが、定番風景とは一味違った雰囲気がありました〉

駐車場では、帰ってきたオバサントリオと次の山を検討しながら、クルマで一服していました。

勧められた山は富良野岳でしたたが、三度目だし少し早いかなあと思いながらも頭の片隅に置いておきました。

とうとう残るクルマが二台になったところで、早く帰っても仕方ないので雑用をしていると、朝方の方が帰ってきた。

なんと、岩峰アンギラスの登頂を果たしたとのことでした。

今日の天気では、てっきり諦めたのだろうと思っていただけに正直驚きました

見た目には温厚そうな学者タイプの方に思いましたが、さすがに道産子やる時にはやりました

いろいろ行きたい山は有るようですが、お気軽な小生と違って、なかなか休めないように言っていました。

情熱の冷めないうちに行って欲しいと思います。

長々と山旅談義に付き合ってもらい、ブログ案内させてもらってお別れしました

近くに温泉もなく、再び層雲峡温泉までクルマを走らせた。

顔馴染みになった温泉受付の方とは、これで最後ですからと挨拶して駐車場で車中泊としました。

公共駐車場では、紅葉も最盛期を迎え、さすがに平日でも一台おきに満車状態でした。



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