今朝も曇天で山並が見えにくいようだったが、午後からは良くなる予報である。
とりあえず、網走市で有名な里山である▲仁頃山方面にゆっくりと向かった。
[途中の道端に心なごむ花畑が目につき撮影した]
登山口の手前に富里ダムがあり、奥に立派なキャンプ場もあった。
[ダム周辺は花盛りだった]
キャンプ場辺りに▲仁頃山登山の概念図を示す案内板があった。
この山は登山コースが計7つもあり、地元のオホーツク市民には常に登られているようだ。
キャンプ場辺りから奥に所々停められたクルマは、恐らく登山者の物だろうと思われた。
今日の登山コースは、ふれあい橋駐車場から奥新道コースで登り、下りは途中から中央道コースで帰ってくる予定にした。
[ふれあい橋駐車場の登山口]
[ガスでやや湿った緩やかな登山道を、スパイク長靴で登っていく]
展望がないうちはガスで和らいだ森林風景が、なかなかいい感じであった。
[なかには、こんな風景も見られた]
だんだんとダケカンバ帯が現れ、フォトジェニックな樹景を見せていた。
[仁頃平で中央道コースとの道を分ける]
この辺りから、特にガスに煙るダケカンバの樹景が素晴らしい風景が続いた。
[気持ちの良いダケカンバ帯の登山道が進んでいく]
ただこの山にはダニが多いのが難点である。
山頂が近づくと足元に花が現れてきた。
高い鉄塔がうっすらと見えてくると、▲仁頃山頂上である。
[もう直ぐ山頂に到着である]
[▲仁頃山頂上]
この頂上には、太い一等三角点が埋まっていた。
[書かれた文字は、三角点石柱に刻まれた刻印を模写したものらしい]
[山頂には、ヨシズ掛けの花摘み場所まで用意されていた]
[狭い▲仁頃山頂上付近]
山頂のイスで昼食を食べていると、夫婦連れがやって来た。
刈り払い前の長い東尾根コースを登って来たらしいけど、ダニが多くて大変だったらしい。
と言って、自分の顔に食いついているダニを払ってくれた。
どうやら7/1に刈り払いされる予定らしい。
山頂の登山ポストに入っていた展望図面では、阿寒の山々から東大雪の山々まで眺望出来るようである。
残念ながら、今日は全くのホワイトアウトであった。
[登頂記念スタンプと共に、展望図面まで置かれていた]
山頂付近にも小さな花々が見られた。
[▲仁頃山頂上付近のパノラマ]
下りは途中の仁頃平から中央道コースに入って降りていく。
[中央道コースに入って直ぐにある水恋沼]
花は中央道コースの方が多いが、樹景はダメである。
[登山道一面に咲いた小さい花々]
[途中で一度林道に降り立つ]
[今回初めて見た幽霊タケのギンリョウソウ]
所々にたくさん停まっていたクルマは、帰りには無くなっていた。
明日からは好天続きが予想されるので、道東の山に登る予定である。
先日行った小清水ふれあいセンターで夕食を食べて入浴、今夜は清里町の道の駅で車中泊にしました。