〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20150907 高原温泉口から〔▲緑岳 2019m~▲小泉岳 2158m〕の紅葉稜線をピストン

2015-09-07 | 〔2015北日本エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

0907(月)上川町

今週前半が好天続きの予想なので、紅葉には少し早いが込み合う前に東大雪に入ることにした。

まずは大雪高原温泉から紅葉の始まった▲緑岳に登ることにした。

この山は、初夏に銀泉台から登ったことがあるが、その時は小雨模様で全く展望が無かった。

さすがに平日では、ここの広い駐車場は、がら空きだった。

最初の急登を過ぎると第一花畑が現れ、色付いた木々が見られ見晴らしが良くなる。

初夏には、チングルマやワタスゲ等が咲き乱れるのであろう。

それでも雪解けが遅い為か、今でも秋の花に混じって夏の花がぼつぼつ残っている。

第二花畑を過ぎ、緑岳の登りにかかると、大きな岩の積み重なった岩塊登山道がつづれ折りにずっと続く。

〈ガレ場に真っ赤に紅葉したウラシマツツジの花が咲く〉

眼下には、紅葉し出した花畑が広がり、トムラウシへと続く忠別岳方面が望まれる。

〈トムラウシはガスに隠れて見えない〉

到着した▲緑岳山頂からは、▲白雲岳が大きい。

山頂では、銀泉台から大きなザックで縦走している岩手出身の青年と出会って、しばらく話した。

縦走する人のテントが張られた白雲岳避難小屋も確認出来る。

この青年も、そこにテントを張って、明日の日の出を白雲岳山頂から見る予定ですと楽しそうに語っていた。

▲小泉岳に続くなだらかな展望稜線を歩いた。平日は本当に人が少なく、静かな山歩きが出来る。

なだらかな斜面に、一番最初に紅葉する足元のウラシマツツジがあちこちで真っ赤な固まりを造っている。

〈初夏には花畑になる▲小泉岳山頂付近も、秋には違った趣となる〉

奥に続く赤岳付近まで歩いてみたが、また後日に銀泉台から白雲岳まで歩く予定なので、途中でUターンして緑岳を下ることにした。

岩塊斜面を降りていると、山頂からは望めなかった▲トムラウシの王冠のような山頂付近がガスの中から現れた。

これを見納めに、再び紅葉し出した花畑付近を通って、無事下山した。

〈傾いた夕陽に輝くワタスゲ〉

〈夕暮れに駐車場に帰ると、草を食む鹿がお出迎えしてくれました〉

なお、痛めていた足指の爪はそう異常はなく、どうやら靴紐が緩んで靴の中で足が動いて擦れたものと思われた。

ただ、足指の爪は完全に紅葉してしまっている



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