をかしら屋松園店「中華オードブルとホルモンをたらふく喰う会」
本日開催、若干席の余裕あります
ってな訳で、今夜は楽しみだな~。
もちろん、ワタシも駆けつけまして、なんとかお余り頂戴といきたいところ。
名人の中華も、龍泉洞黒豚ホルモンも、和牛ホルモンも、葛巻マトンも、そしてスペシャリティもあるお酒も楽しみですな。
詳しくはこちらをクリック。
席は若干の余裕があります。
お問い合わせは、をかしら屋松園店、019-661-9700 まで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、今日の本題は、昨日の朝食。
一昨日、大通店で行われた「和牛ホルモンをたらふく喰う会」でお客様のご接待という理由で少しだけアルコールをいただいたので、その夜は「店泊まり」。
和室にお昼寝用の枕と薄い毛布で一晩横になったが、盛岡は初霜の朝で、さすがに少し寒くて寝つけなかったですね。
朝早く起き、車検あけの車を取りに盛岡から花巻へ。
店泊まりで、早朝の飲食店なんてあまりないし、コンビニ朝食は、ね。
想い出したのは当店の従業員とついこの間、話し込んだ花巻駅の立ち食い蕎麦。
高校生のころは近くの「学割食堂」に入り浸りで、大人料金の駅蕎麦に通う金もなかったが、卒業してからは何度かお世話になった。
上京する時、あるいは帰郷し花巻駅に着くと、待合室にある立ち食い蕎麦屋へ吸いよせられるように寄ったものだ。
待合室中に漂う、濃い醤油の香りが、ああここは花巻なんだと旅人のワタシに思わせる。
こんな話を従業員S氏と話し込んだわけで、こりゃあ、行かねばと駅の駐車場、30分無料のスペースに車を入れた。
今は駅を利用する機会がないからか、いつの間にかJRのコンビにもでき、待合室も立派で、その立ち食い蕎麦屋はこじんまりしたスペースではなく、「駅のパン屋さん」と並んで、立派な構えをしていた。
券売機でいつものように「天玉蕎麦」のチケットを買い、おばちゃんに渡す。
待合室のカウンターで化粧直しの女性の横で食べた、久しぶりの「郷愁の味」は、つゆも少しばかり上品になり、田舎好みの「濃い」ものではなかっが、やはり昔を偲ばせるものがあった。
麺もあのごわっとした田舎蕎麦らしくはなかったが、蕎麦処の花巻らしく、駅蕎麦というにはもったいないくらいの上質な感じを抱いた。
しかし、待合室にはあの香りと、電車を待つ人々の、少しの賑わいと、それぞれが「待つ」というあいだに持つ、それぞれの感情の入り交じった空間はなく、ただときどき流れる列車情報のアナウンスが昔ながらのスピーカーの音色を思い起こされ、それだけが胸にきゅんとしたものを呼び起こした。
・・なんだ、旅人でもないワタシが、つかぬまの朝食をいただきにきたって、哀愁なんてものを感じるはずがないのは、そのロケーションのせいではないのは自明だなと、あたりまえのことに気づき、駅を後にする。
えいやっ、「大人の休日倶楽部」にも加盟したんだし、ほんとうにここから旅立つ一人の旅人となって、またこの蕎麦を喰いに来るかと、すぐできそうで、そうでもない夢というか想いを少しだけ「催す」わけでありました。
本日開催、若干席の余裕あります
ってな訳で、今夜は楽しみだな~。
もちろん、ワタシも駆けつけまして、なんとかお余り頂戴といきたいところ。
名人の中華も、龍泉洞黒豚ホルモンも、和牛ホルモンも、葛巻マトンも、そしてスペシャリティもあるお酒も楽しみですな。
詳しくはこちらをクリック。
席は若干の余裕があります。
お問い合わせは、をかしら屋松園店、019-661-9700 まで。
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さて、今日の本題は、昨日の朝食。
一昨日、大通店で行われた「和牛ホルモンをたらふく喰う会」でお客様のご接待という理由で少しだけアルコールをいただいたので、その夜は「店泊まり」。
和室にお昼寝用の枕と薄い毛布で一晩横になったが、盛岡は初霜の朝で、さすがに少し寒くて寝つけなかったですね。
朝早く起き、車検あけの車を取りに盛岡から花巻へ。
店泊まりで、早朝の飲食店なんてあまりないし、コンビニ朝食は、ね。
想い出したのは当店の従業員とついこの間、話し込んだ花巻駅の立ち食い蕎麦。
高校生のころは近くの「学割食堂」に入り浸りで、大人料金の駅蕎麦に通う金もなかったが、卒業してからは何度かお世話になった。
上京する時、あるいは帰郷し花巻駅に着くと、待合室にある立ち食い蕎麦屋へ吸いよせられるように寄ったものだ。
待合室中に漂う、濃い醤油の香りが、ああここは花巻なんだと旅人のワタシに思わせる。
こんな話を従業員S氏と話し込んだわけで、こりゃあ、行かねばと駅の駐車場、30分無料のスペースに車を入れた。
今は駅を利用する機会がないからか、いつの間にかJRのコンビにもでき、待合室も立派で、その立ち食い蕎麦屋はこじんまりしたスペースではなく、「駅のパン屋さん」と並んで、立派な構えをしていた。
券売機でいつものように「天玉蕎麦」のチケットを買い、おばちゃんに渡す。
待合室のカウンターで化粧直しの女性の横で食べた、久しぶりの「郷愁の味」は、つゆも少しばかり上品になり、田舎好みの「濃い」ものではなかっが、やはり昔を偲ばせるものがあった。
麺もあのごわっとした田舎蕎麦らしくはなかったが、蕎麦処の花巻らしく、駅蕎麦というにはもったいないくらいの上質な感じを抱いた。
しかし、待合室にはあの香りと、電車を待つ人々の、少しの賑わいと、それぞれが「待つ」というあいだに持つ、それぞれの感情の入り交じった空間はなく、ただときどき流れる列車情報のアナウンスが昔ながらのスピーカーの音色を思い起こされ、それだけが胸にきゅんとしたものを呼び起こした。
・・なんだ、旅人でもないワタシが、つかぬまの朝食をいただきにきたって、哀愁なんてものを感じるはずがないのは、そのロケーションのせいではないのは自明だなと、あたりまえのことに気づき、駅を後にする。
えいやっ、「大人の休日倶楽部」にも加盟したんだし、ほんとうにここから旅立つ一人の旅人となって、またこの蕎麦を喰いに来るかと、すぐできそうで、そうでもない夢というか想いを少しだけ「催す」わけでありました。