☆ 知新 温 (Arata On) ☆ のお菓子だぁ~い好き!

食空間カメラマン 知新 温 (あらた おん)の日々是修行←話題脱線中
◆ 最近、不定期更新になってます!(詫) ◆

世界パティスリーとは。

2009年03月18日 | これ、美味いです!

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今日は、風は少し強いものの、ぽかぽか陽気の一日でした。
週末から予定外に忙しくなりまして(笑)、更新が遅れて申し訳ございません。

さて。土日は、【 世界パティスリー 2009 】の会場で撮影をしておりました。
簡単に言っちゃいますと、ワールドベースボールクラシックの 洋菓子職人版
とでも申しましょうか。(←おおざっぱすぎる・・・。) 世界8カ国の代表によって、2日間
延べ13時間の長時間に渡り、熱戦が繰り広げられました。

ここで、どんな競技か少々説明しておきましょう。(←お菓子マニアでない方のために。)

今大会のテーマはエコロジー。このテーマに沿ったお菓子を、一チーム3名の
選手によって、規定時間内に、全くのゼロから作り上げなければなりません。
つまり、あらかじめパーツを作って持ち込んではいけないと言うことなのです。

審査は8項目の課題について行われ、そのトータルスコアの高いチームが優勝
ということになります。審査項目は以下の通りです。

デザート
分かりやすく言うと、お食事のコースの最後に出てくるお菓子のことです。
今回は、一枚の皿の中に、温かいものと冷たい物を同時に盛らなければならない
ルールだったようです。例えば、審査員が食べる時に、アイスが堅ければ減点の
対象になってしまいます。

アントルメ
1ホールの丸い生菓子で、味覚の審査と同時に飴細工のパーツの中に組み入れ
るため、工芸菓子とのデザインの調和も要求されます。今大会では、アントルメに
チョコレートを使用してはいけないという規定がありました。

ボンボンショコラ
一口サイズのチョコレートで、外見の美しさはもちろん、中に入れるガナッシュや
風味や酸味のバランスが求められます。洋菓子の世界では、ショコラ専門の職人
がいる位で、とても高い技術が必要です。

ガトー・ド・ヴォワイヤージュ
日本で言うところの、”おつかいもの”の焼菓子とでも申しましょうか?
人に差し上げる様なお菓子のことで、味の審査と同時に、パッケージやラッピング
の様式なども審査の対象になります。

プティ・ガトー
お菓子屋さんのショーケースに並んでいる、皆様にもお馴染みの、一つ一つが独立
した小さな生菓子の事です。今回は3種類のお菓子で構成し、その内一つはグラス
に注いだお菓子を入れなければならない規定がありました。

ショコラピエスモンテ
チョコレートだけで作った、大型の工芸菓子のことです。サイズは、高さ150cm。
幅60cm。奥行き40cm以内で制作しなければなりません。テーマに沿っているか、
デザインにオリジナルな要素があるか、という観点からも審査されます。

シュクルピエスモンテ
チョコラピエスと共に、芸術点の審査対象になる、飴細工の工芸菓子のことです。
基本的に、砂糖と水だけで飴を作り、接着には飴以外のものを用いることができ
ません。湿気や高温に弱く、温度管理の難しいチョコレートと、同じブースの中で
制作するのは、至難の業です。サイズの規定はショコラと同じになります。

ワーク
以上の制作過程で、作業が美しく行われているか。ゴミを散らかさないか。材料を
無駄にせず再利用できているか等々が採点されます。衛生管理を厳しく問われる
菓子職人ならではの審査項目と言えましょう。

あれ? ここまで、長々書いてきてですね。
今日の記事の本題に全く触れられていないことに、今気が付きましたっ!
例によって例の如く。当ブログは、ノープランだったんですよぉ。(←威張ってどうする?)
長くなったので、本題は、又明日以降で。
ところで、皆様。お菓子オタクの世界にも、入ってみます?(笑)
 

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