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映画レビュー、読書録等、心の向くまま気の向くまま・・・

「水没の前に」 (2004 中国)

2006-10-31 21:22:03 | 映画録
ワタクシは今、再び中国語に燃えているのでできるだけ中国映画は見ようと思う。

この作品は三峡ダム建設によって水の底に沈むことになった地方都市(四川省奉節(フォンジエ))の様子を記録したドキュメンタリー。2005年、山形国際ドキュメンタリー映画祭にて大賞受賞。

とにかく生の中国の生活がよくわかる作品
これって作品になるのかなぁ。ほんまに淡々とそこにいる人たちを写してるだけやし(爆)

大量発生する中国ハダカ親父達
これでもかとばかりに罵りまくるおばちゃん達
我関せずの子供達

彼らの会話の中で出てくるお金の金額を聞いているだけでも、この地域の田舎ぶりがわかる。きっと自分の家がダムの底に沈もうが、そのことで職を失おうが、彼らはきっと死ぬまでここに住み続け、上海や北京になんて行くこともなく一生を終えるのだろう。

ここに住む人たちがどうなろうがお構いなく中国の大プロジェクトは進んでいく。
次々と爆破され粉塵と化する建物、人々の生活があった場所がひとつ、またひとつとただの瓦礫になっていく姿、あったものがなくなっていくのは寂しいもんだ。たとえそれがどんなに古びていても。

でも、あそこにいた人々は逞しく今も大きな声でしゃべりながら生きているのだろう。

2時間ちょっとの上映時間・・・・長かった(爆)



華流指南

2006-10-31 12:46:38 | 徒然
しばらく中華から離れていたので、どこでどう情報を集めたらいいのか忘れてしまいました。
で、世間では中華は中華と言わず「華流」と言われているので、「華流」で検索してみる。

しかし・・・

わからぬっ。誰だこのキラキラピチピチした坊ちゃん達は?
若手と言われる人(経歴はもう長いけど)だとジェイとかリーホンとか、F4ぐらいしか知らん。しかも私は中華的世界にいた頃から対象は30代以上の台湾歌手だったため、当時から若手はまったく対象外だった。
ゆえに、わからぬ・・・。

たぶん「華流」と言われるものは、私が親しんできた台湾芸能とはまた別のところにあるものなんだろう。かすりもしねぇよ(笑)。
アイドルがらみの情報でなくて、ふっつ~に台湾香港中国の流行音楽とか映画の話題作とかを知りたい時は、どこを見たらいいのかしらね?
雑誌とかは今は何があるの?
誰か指南してください。
2年の時間を今から取り戻すので(笑)

今回、阿哲が来日して「不完全恋人」とか「ジェフ・チャン」とかでブログ検索してみると、たまに中華的世界では知られた人のブログに行き着いたりして、そこで「『不完全恋人』に名前のあがっている張信哲があの歌手のジェフ・チャンだったとわっ!」みたいな驚きの発言をされているのを見ると嬉しく思う。

あぁ、阿哲って「あの」って思ってもらえる存在なんだと。
私らみたいに特別めちゃくちゃ死ぬほど好きという阿哲狂は別としても、あの声は普通に気になるよね。特にファンと言うわけでなくとも、本当にあんな声で歌っているのか生で聞いてみたいと思う人は結構いると思う。

アイリッシュ音楽など経験してみる

2006-10-29 01:05:23 | 徒然
以前、BUTTER DOGSというアコースティック・アイリッシュバンドのことを書いた。
で、彼らが毎月第4土曜日に京都のアイリッシュパブで開いている定例ライブに行ってきた。私はアイリッシュ・パブというのに行くのが始めてだったんだけど、「ここって日本?だよね?」的外国人の多さ!日本にいがなら外国気分でした。

そしてBUTTER DOGS。
めっさ良い!すぅばらしく完成度の高い楽曲&楽器テクでした。
こんなステキな演奏をタダで見られるなんて、めっちゃ得した気分。
ギター、フルート、パーカッションの3人グループなんだけど、3人とも演奏テクが高い!見せ場での神技的演奏には鳥肌が立ちそうでした。
演奏も良いし、楽曲も良い。
私の感では、表に出るちょっとしたきっかけがあれば、きっと大ブレイク間違いなしだと思う。
聴くべしっコチラ

あぁ、行ってよかった。
偶然彼らのことを知って、私はまた人生を一つ得した気分。

BUTTER DOGS公式サイト
アイリッシュパブ Tadg's(タイグス)

不完全恋人な2日間

2006-10-26 22:15:08 | 徒然
昨日最終新幹線で東京から帰ってきました。
阿哲はまだ東京にいて、今頃ティーチインかな?もう終わったのかな?
私も今日までいたかったけど、ま、仕方ないかな。
潔く諦めるのに慣れてるのが関西人(笑)。

忙しくて慌しくて“寝れない!食べれない!落ち着かない!”の苦しい2日間でしたが、終わってみるととても楽しかったような(笑)。今回、本当にいろんな方の協力があって私は東京に阿哲に会いに行くことができました。“ありがとう”この一言しか思いつかない。

さてさて、日本での阿哲さんですが・・・
なんかマイペースでおちゃめで可愛かったです
最初、阿部くんファンの日本ギャルとかに「あのおじさん誰?」とか言われたらどうしようとか、痛いステージ衣装的服で登場したらどうしようとか友達らとめちゃくちゃ言ってたんだけど。

いや・・・・、可愛かった
どっから出てくんだろね、あのキュートさは。40前なのに(爆)
阿哲に“おじさん”という言葉は似合わんなぁ。
おっさんやのにあなぁ。不思議。


慣れない日本での大きなイベント、しかも歌でなく映画で来ているから、めちゃめちゃ緊張して“借りてきた猫状態かな~”なんて想像してたのですが、舞台挨拶でもトークショーでもすごく楽しそうによ~くしゃべってました。
話長っ!まだしゃべるんかいっみたいな。
阿哲だけでなく監督はじめ皆もね。

今回、DJ・チェン監督、阿部力くん、シー・クーさん、阿哲の4人がチーム「不完全恋人」として東京国際映画祭に参加したのですが、4人がとっても仲良しな感じで和気藹々としていたので、阿哲もリラックスできたのかな

映画はとても可愛らしいラブストーリーでした。
ヒロインのシー・クーさんがめちゃめちゃ可愛いんですよ~
阿部くんもまじめで一生懸命な感じで好感度大。←カッコイイです。
応援してあげたくなるほのぼのしたカップルを演じていました

で、我らのジェフ・チャン!張信哲先生ですが、
い~~~感じですぅ
出番はそれほど多くはありませんが、とても印象に残るキャラで、観客は阿哲のシーンになると笑うのです。この作品の中で唯一コミカルでホッと息をつける重要な役割を演じてます。
演じてるのかな?素じゃないかとの噂もチラホラ(笑)。
舞台挨拶の時、司会のお姉さんが「いい感じに力が抜けてて私はあのキャラ好きですよ」と阿哲に言っててファンは爆笑してました。
ち、力が抜けててって(笑)。←そのとおり

ちょっとネタばれ。映画の中でチョイ無精ひげな阿哲登場。ヒゲ伸ばしてるん始めて見た。びっくりした。

そして、音楽:潮水音楽担当になってた意味がとってもよくわかった。私はただ一般の日本のお客さんが阿哲の歌を聞いてると思っただけでなんか嬉しくて感動しました
でも、あのボケボケ監督役の人とこの声は結びつかないかもしれない(笑)

25日のトークショーは、TV朝日のイベントスペースでありました。
最初は1時間の予定でしたが、チーム「不完全恋人」の面々がしゃべることしゃべること。大幅に時間オーバーしてました。
ここでも映画の雰囲気と同様、アットホームな感じで楽しかったです。
私はあまりトークショーで彼らが話していた内容を覚えていないのですが、阿哲が一つ一つの質問に対してすごく丁寧にきっちりした考えを持って答えていたのが印象的でした。
おっ、さすが老板(←社長の意)!

トークショーの担当をされていた映画祭のスタッフの方が、最初阿哲がこの映画のプロデューサーでもあり、阿部くんの台湾事務所の社長でもあると直前に知ってびびってはったのですが、本人を見て「なんか、可愛い感じの人ですね」とおっしゃってました。

トークショーの司会のお姉さんとかも、いじりやすかったみたいで、よく阿哲に話かけてましたよ。阿哲のほんわかした雰囲気ってファンだけじゃなく、誰にでもわかるもんなんですね。

私は何より阿哲が日本で楽しそうにしててくれたのが嬉しかった。
阿哲の中でいい思い出として記憶されたらいいな

祭なんで、すみませんっ!

2006-10-23 22:57:02 | 徒然
いろいろコメントもらってるのに全然レスできてなくてすみません!
ほんといろんなことがバタバタ決まって、全く予定してなかったもんですから、
めちゃくちゃ今焦ってます。
また帰ってきたらゆっくりお返事しますので、どうかお許しください。
みなさま、みなさま、みなさま。

さて・・・
結局、いろんな方のご協力で24日のワールドプレミア&舞台挨拶の回を
見ることができそうです。
ほんとうに、ほんとうに、ありがたいです。
非常感謝!

そして、25日のイベントですが、どうやら阿哲と和やかに交流できそう
な感じです
参加される方は阿哲に聞きたいこと、言いたいことを
しっかと決めて、当日パニックにならないように心積もりを・・・な~んて。

ではでは
準備をせねば・・・・

25日イベント 時間変更 注意

2006-10-22 18:34:10 | 徒然
先の告知しました25日の東京国際映画祭「不完全恋人」のイベントですが、
急遽時間が1時間くりあがりましたのでご注意!

集合17時半 開始18時

お間違いなく!
また当日参加される方はたぶん阿哲ファンが何人かで固まっている
と思うので探してください。
できたらわかるように一緒に座って阿哲に喜んでもらえたらな~
なんて思ってますので。

何かありましたらoikaze_aya@mail.goo.ne.jpまで連絡ください。

日本のジェフ・チャン(張信哲)ファンへ 緊急告知!

2006-10-22 00:42:50 | 徒然
張信哲ファンクラブの会員ならご存知だと思いますが、
阿哲が「不完全恋人」という出演映画をひっさげて東京国際映画祭参加のために
来日します

10/24(火) 六本木ヒルズ Screen 6:21:20~23:15
      上映前舞台挨拶

10/25(水) テレビ朝日 Umuイベントホールにて「不完全恋人」
    関連イベント
    18時半集合 19時開始(約一時間の予定)
    特別申し込みなどはなく、直接集合時間にここへ行けば
    いいそうです。ただ、人が多いとどうなるのかというこ
    とまではわかりません。またイベントの詳細、時間の変更
    等があった場合も、当ブログでは対処できませんので、下記HP
    までお問い合わせください。
   参考 http://www.tv-asahi.co.jp/hq/umu/

   お近くの方は是非是非是非是非、阿哲を応援しに行って
    あげてください!頼みます!

  10/26(木)渋谷 シアターCocoon:19:20~21:30
    「不完全恋人」上映後、ティーチイン


残念ながら24日、26日の映画上映の方はすでに前売りチケットは完売ですので、
25日のイベントの方をほんまに是非!

実は25日のイベントのことがわかったのが土曜日だったのですが、
急遽私も行くことにしました。
まだ職場には何も言ってないけどぉおおおお(爆)
でも、でも、でも、やっぱ応援してやらねばなるまい
我らの阿哲が日本に来るというのに!

お久しぶりでやんすっ

2006-10-19 19:21:30 | イ・ビョンホン


きゃあっ、なんてすんばらしいポスターなのっ!
いいねぇ、いいねぇ~~~っ、美しいわぁあああ
ベンチのやつは・・・・実はあまりインパクトなくて(爆)

何ヶ月ぶりにビョンホンのカテゴリーでブログ書いたかな。
ブログというやつは正直です
このところテンション下がりまくりだった私。。。
なんでかな?
う~~~ん、うまくは言えないけど。

韓流と呼ばれるものに嫌気がさした

値段設定がおかしいグッズやイベントやツアーの氾濫。
妙な“礼儀正さ”を求められる韓流ファン全体の雰囲気。
それとは対照的に自国だけには留まらず、海外でまで
メディアの前で恥をさらす一部の行き過ぎた恥ずかしい人たち。

そういう諸々のダサさが、どうにも受け入れられなくなった。
去年は「人は人」という風に受け止められたのに、
今年はそうできなかった・・・・。
私が変わってしまったのかな・・・とも思う。

ま、そろそろもともとの“しがない映画ファン”という、
自分の巣に戻る潮時ではないかと。
だから韓流から距離をおいても、映画は見る
お気に入りのスターの演技は見る
それでいいではないか、ね、私。


魂の行方

2006-10-19 18:43:56 | 香川照之
「役者魂」、どうよ?
私は照兄がナイスキャラだったので楽しかったが

なんか私は2003年の年末にNHKでやってた「川、いつか海へ」という
6夜連続ドラマの照兄が出てる第4話を思い出した
このドラマも演劇がテーマで、江守徹が大物役者になりたかった
地方の中小企業の社長、照兄が上にペコペコ下にクドクドなプチ嫌味な
中間管理職の役なんだわ。
演劇がテーマなハートフルコメディという雰囲気が「魂」とちょっとかぶる。
たった1話なんだけど、私はこのドラマのこの話がとっても好き。
たまに録画を見直したりするよ

閑話休題

柳沢光春な照兄のキレの良さったら素晴らしいわっ
最近ちまたで“渋い”と評判の香川照之。
渋いのも好きだけど、こういうキレキレな役も好き。
だって楽しそうなんだも~ん
小劇団時代のシーンはGood Job!
あのエキストラの観客の人たちはマヂ笑いしてたよね。
いや~~~、私もハジけまくっている金髪ターザン照兄を見たいわ。
しかしよく動いてたなぁ。
40も過ぎてるのに無駄な肉の全く無いスレンダーボディが
わかるような気がする
私は柳沢光春を見るために「役者魂」を見るっ!

まぁ他は・・・・こんな感じ。
森山未来くんとローサちゃんの行方も気になる
気になるといえば、松様のナレーション・・・・多すぎ、多少ウザイ。
松様とまこと翁の主軸がどう転んでいくかが、今後の「役者魂」の
未来が決まる。今はちと微妙やわ。
オカマいらん、妄想もいらん

余談>
こないだブログで阿部力の話をしたかと思ったら、なんと阿部くんも
このドラマに出てたよ~~~~~。
しかも照兄とのからみシーンもあったし
私は全くちがうフィールドにいる“気になる人”が、なぜかどこかで
繋がることが多い。うわ~、さぶっ。またや