やりきれない、「楊令」の最期。(北方謙三) 2015-11-28 12:09:48 | 読書 私の中で光り輝いていた楊令、武将といえど死は避けられないが こんな結末とは・・・ よりによって青蓮寺の手にかかって それも暗殺なんかで 死んで欲しくはなかった。 楊令が宋禁軍総帥童貫を討ち取ったときなど こんな年でも感動の涙がこぼれた。 水滸伝で梁山泊が宋軍に敗れたので 「楊令伝」に飛びつくように読み始めたのだが。 楊令は向かうもの敵無しという天下一の武将で その上「物流」などということまで考えるような頭脳の持ち主、 だからこそあっけなく死ぬということなのか。 なんだか無念でモヤモヤしている。