巴里ライブレポ

感慨(心に深く感じて、しみじみとした気持ちになること。また、その気持ち。)が
はかり知れないほど大きいこと。また、そのさま。


えーと詳しい内容はDVDを買って見れぴょんw
あっという間の時間でしたが、有ることすら難かしい巴里ライブというイベントを、有り難くいただいたのです、ぴょん。
過去のショーはライブで観たことなかったし。

迫水さんが居ないってんで、シゾーが終止リードヴォーカル的な。つかもう主役。
基本、客を突き放す系のキャラですが、それが巴里っぽい。



似たようなキャラポジションで、ロベが居るわけですが、井上さんは今回はキャラを崩さないことに徹っすると言ってたそうで、前へ前へは出なかった印象。もっと突き放す系のギャグを言ってほしかったけどね。「態々こんなショーにくるなんてお前ら暇だな。そんなお金有るならアタシの口座に振り込みな」とかね。あと今までサフィール衣装で許可がおりなかったという素肌も出してたそうな。

ドラマCDとかまで追ってないので聴いたことない曲も有ったわけで、新曲をたくさん聴いたって気分でした。
3曲目のエリカの「祈り」の時点で、巴里ファンをやってきて味わった好いことも悪ことも、自分の走馬灯が駆け抜けて、感極まりやした。
音楽の記憶って、聴いてたその時期の環境や感情まで付属されて蘇るじゃないですか。
感も極まるっちゅーもんです。
眼鏡してても離れると良く見えないんですが、うるっとくると涙がレンズになって、瞬間くっきりキラキラに見えたりするんです。（いいこと言った）
前半は巴里ファンにはお馴染みの曲のメドレー。キャラソンはエリカのみ。

で、トイレ我慢の件なんですがね。





すみません。休憩に入ったとたんトイレにダルビッシュ。
シゾーが中々引っ込まずにじらしましたけど。
その分、1秒でも多く観られるメルシーはもう言わずもがな、最高に良かった。
あとは現行サクラファンの為の、サニ新昂によるＮＹの曲もありやした。
あとはあれですね、VTRによるすみれとさくらの来年の厚生年金を偲ぶ帝都のショーの告知も。





後半は先ず、新曲キャラソン。
個人的にロベのハードボイルド系アニソン風なのと、花火の60年代昭和歌謡風なのがお気に入り。
「シャノワール」が個人的に思い出深くて、今回、ライブで聴けてよかったっす。
ばっきゅーんも恥ずかしいボクが御旗の振り付けやりました（腕おろすところで上げてくるフェイントもあるわけですが）。
タオルも（こけももさんに借りた）も振り回し。サイリウムももらいましたので、機械的にメトロノーム運動。
最後のグロースバーグ（キンキラテープ）はボクの席までとどきませんでした。グリの霊力が足りなかったようです。

ここでも大神くんは巴里を去りますシチュ。パリ北駅のあのお別れのような。
巴里花にとっては悲しい設定なんですが、実はそれがなくてなならないものなんですよ。
彼氏と別れたとか、失恋した女の子が前向きに転じる時期のような、ある種特別の哀愁が巴里花には有るんですよね。

思わせぶりなシーの発言が巴里ゲームソフトのことなんだとか、帝都のショーのことだとか、ただの思わせぶりなんだとか、いろいろ推測するのは可能なんですが、今回のはセガのサクラ担当の人と公平センセのおかげで成り立ったと思わざるを得ない2日間だけのイベントなので、ゲーム展開的な期待はもうしませんけど、とにもかくにも、今になって巴里のショーがライブで観られたことが奇跡的であり、ケジメのひとつが自分の中でつけられたことがボク個人的にプラスな出来事です。ケジメがつかない、それつまり、不完全燃焼な思い出をたくさん抱えたまま（後悔しながら）人生を過ごす・終えることになるからです。長きに渡ってこだわって来たサクラ大戦において、そんな感情はひとつでも多く消しさって、引きずりたくないっすから。


とにかく、良かった。観られて良かった。
大きな忘れ物を、今になって差し出された感じ。

誰に何に感謝していいのか、もはや分りません。
巴里花と巴里ファンのみんなにありがとうっす。



青山シャノワール



ぱんちゃん花火（素）



最前列メルシーグランマ（AYAさん 他）




最後に田中公平ブログより
http://ameblo.jp/kenokun/image-10421019898-10355714504.html
幕裏のショット。素がいい。
やり切った人だけが発する特種な輝き（経ち過ぎた時間の弊害や困難の上で）。
ありがたき一瞬（有ることが難しくも、成し得た、奇跡的な瞬間）。
巴里ファンにとって、この上ない一枚だと思いますのでリンクしときます。