スケボーの話。
というかレールバー。
本来はグラインドする際にデッキが削れないようにする為のものですが
ボクの場合は、そんなデンジャラスな遊びはできないので、単にグラブしやすくする為に装着する、です。
デッキを手で持ち上げるときも、指に引っ掛ければ全握力を使わなくていいし。
しかし、このレールバー、80年代頃のオールドスクールならいざ知らず、
最近のショートデッキに付けても重くなるだけですんで、
ほとんど付けてる人は居ない気がします。
ボクは今回付けますが、コンケーブがキツいデッキなので、
レールバーの高さが足りなくて削れるんですけどね。
上記のように持ちやすくする目的以外の何ものでもない。
で、なにが問題かって、37cmという長さのやつしか一般的には入手できないんすよ。
(サンタクルーズだと少し短いのが手に入るが、ほんの数ミリ短いだけな上に厚みがある)
ウィールバイトしないように、デッキに掘りが入ってるタイプでは
レールバーがそこに被さってしまう始末。
ボクはウエイトがあるので、最も恐いのがウィールバイト。
37cmの長いまま装着すると、ウィールがレールバーに当ってしまうのではないか!?と不安になります。
なので、短く切断する事に。
どこのご家庭にもある道具たち。
あるでしょ?プラモ用のノコギリとかニッパーとかw
プラモ用のノコで全部切ろうと初めは思ったんですね。
しかしいくらギコギコやっても進んでる気がしない。切れてはいるのだが。
そこでピコーンときたのが「ホットナイフ」それでもダメなら「超音波カッター」だ!
どこのご家庭にもある道具だしぃ!
しかし、ホットナイフは全く反応なし。
超音波カッターも太刀打ちできず。
(つか、ボクは超音波カッターを使うと気分が悪くなるのであんまり使ってない)
そもそも、削れる事を防止する樹脂系のものなので
「簡単に切ったり削ったりできたら死活問題」なのでありましょう。
最終的にはでっかいノコギリでガリガリ切りました。
ノコギリは引く時に力を入れます。
ほんで汚い切り口をデッキテープのヤスリ等でゲシゲシならす。
ニッパーで鋭くなった角を切ったり。
(削れたら死活問題っちゅーたやろ・・・)
で、このままだと「切りました感」がすごいし、指で触るとザラザラ。
ここで秘策。
ライターで炙ります!
炙り過ぎると悪魔の毒々モンスターになってヤバいので様子を見ながら。
すると、ちょっとテカテカしてきます。
炙って指でならしたりしながら角をできるだけ潰す感じで丸くして行く。
ピンボケしてますがね。
あ、ライターで炙って危ないのは、むしろライター本体の方でして。
鉄の部分が加熱してるので、そっちで火傷しないように。
終わり。
これ、絶対に困ってるスケーターは居ると思う。
短いヤツを作って欲しいね。というか日本に入って来てないだけかな。
ボクはもう年齢的に先が無いので要らんけど、買う事があったら短いのを買うよ。
しかし、今回痛感したのは、模型趣味で道具とか一杯買ってんのに
私生活でクソの役にも立ってないってところですかね。
あ、スケボーでデッキがチップしたら、
エポパテとか紫外線で固まる接着剤とかでその場しのぎができるかもだ。