フラットしてきたね。

よくよく考えてみたら、ここ一週間全く泳いでいなく、明日も仕事の空き時間にプールが開館していないから、今日は泳ぐことにした。
今日は従来のメニューをやっていたんだけど、先日買ったSWIMに載っていた記事について意識してみた。
とかくボディーポジションを左右するのは視線で視線は真下に向けるという。
僕はそれで真下を見ても（見ているつもりなのだが・・）、まだ視線が高いと言われる。
ビデオに撮ったものを見ても後頭部が水面からヒョコリと出ているから、やっぱりそうなんだよね。
自分の中でも多分視線っていうのに見る位置だけでなく、もう少し違うエッセンスを加えないといけないんだろうなぁ～と思っていた。
そんな時にSWIMにはこのように書かれていた。
『視線は真下、眉間を前に倒すイメージで・・』とのことだ。
つまり水の中でヤンキーのようにガンたらしていけばいいんだな。

その視線とは別に体幹の方では腹圧を入れて腰を引き上げるとのことだ。
これは分る・・けどこの間のキャンプの時に腹圧を入れすぎてお尻が水面から出たことがあったから限度はあるんだろうな。
それと脇腹を内側に閉める感じでってことなんだけど、これが本を読んでいるときはイマイチ理解出来なかったんだよな。
脇腹ってもともと開閉する構造でないから『それを閉める？』ってピンとこなかったんだよね。
それでもこれについて注意することにした。

SWIM開始。
眉間の感じは分かったし、腹圧も分かった。
脇腹も本を読んだだけでは『？』な部分も水の中でやってみると意外に出来るものだった。
すぐに自分のイメージとも重なった。
じゃぁ～これで泳いだ感じはなんか入水した手が水でつっかえている感じなんだよね。
本によると、これは入水した腕に体重が乗っている証拠なんだそうだ。
入水した腕に体重が乗っている＝ボディーバランス向上ということになる。
あとこの泳ぎをしていると肩甲骨がやたらと、よく動く。（ストレッチを念入りにやった影響もあると思うんだけどね。）
それにしてもよく動く。
女性並に動くかも？って自分を錯覚するくらいに動く。
多分これがフラットスイムの感覚なんだ。
少し油断すると腹圧や脇腹への意識が無くなるけど、この感覚を完全に自分のものにしよう。
今日はアスパークで泳いだんだ。
泳いでいるうちに周りにトライアスリートの人が入ってきた。
名前は存じ上げないけど、時折何所かで見かけるし、ここに来れば大抵会える人だから、ここを拠点としている人なんだ。
その人の泳ぎは数年前に見た時はあまり気にならなかったんだけど、今見ると結構腕が水中でスリップしていて、ストローク効率悪いなぁ～とか思うようになったんだよね。
それだけ僕の理想とする泳ぎが変わったってことなのかな？
僕の理想とする泳ぎは・・水に浮かんだビート版を手で押すと『スゥ～』っと進むよね。
ボディーバランスをそれくらいまで向上させて、あとは最小限のストロークで前に進める泳ぎなんだ。