豆とオリーブ

4歳の娘と私の日々日記

新年会

2007-01-03 11:33:32 | お姫様の日記
毎年1月2日は高校時代、弓道部の新年会。
もう10年近く続いていて暗黙の了解となっている。
男子3人、女子2人の細々としたものだけれど、
毎年とても楽しみにしている。

新年会の行事はいつも決まっている。
6年前に他界したA君の家にみんなで新年のご挨拶に行く。
挨拶の前に必ずお花を買っていくのだけれど、
今年はいつにも増して豪華な花束になった。

A君のご両親も2日は私たちが来ることを察してくれているのか
いつも何かしらご馳走を頂く。
最初の年は、その場にいるのがつらいくらいご両親とも衰弱されて
いたけれど、年々お元気になられている。
お父様はどうやら『食』のエッセイ等を書かれているようで、
食に限らず、博学でいつもいろんな話をして下さる。
また、なかなか辛口な意見でおもしろい。

お母様は『九州男児』の頑固なお父様の後ろをまさに3歩下がった
姿勢で、黙ってお父様や私たちに控えめな気遣いをして下さる。
お母様はとにかくお料理がお上手で、今回、お手製のこんにゃく
のおいしさにはには久しぶりに感動した。
私はこのお母様がとても好きだ。
控えめで、静かで、上品で、いつもとてもやさしく微笑んでらっしゃる。
こんなすてきなご両親で、A君が本当うらやましい。

そんなこんなで、1時間半ほどご挨拶をしてから皆で新年会をした。
もちろん弓道部のみんなも皆個性的ですてきだ。

つづく。