まさよっち放浪日記 - Masayochi's Wanderings-

アフリカから、何故か、中央アジア、そして気が付いたら日本へ。ふと心に浮かんでくる何気ない事を書きとめてみました。

Joyeux Noel

2007-12-29 15:07:28 | Ethiopia

 

今年のクリスマスは、とてもmulti-culturalだった。

24日、クリスマス・イブは、同僚のフランス人の家でのディナーに招待された。彼のお母さんと、お母さんのボーイ・フレンドがフランスから来ているとのこと(フランス人は結婚しないというのは、この事なのかと実感)。

そこに別のフランス人の友人に、カナダ人同僚と私。ディナーは、まるでフランス語の授業。会話はほとんどフランス語。たまーに英語の説明付き。なんで、私が招待されたんだろう?と素朴に思ったり。ちょっとした単語しかわからず、「merci beacoup」の連続。それでも、フランス語のわからない私に色々気を使ってくれた。

ワイン、シャンパンと、おフランスな雰囲気を満喫。全てがお洒落。お母さんのボーイフレンド(ボーイフレンドといっても、かなりおじさんなんだけど。。。)が作ったさりげないデコレーションなど、お洒落すぎる。しかも、プレゼント交換では、カナダ人同僚と私の分のプレゼントまで用意してくれていて、感激。

そして、何よりも感激したことは、こんな美味しいチョコレートは今まで食べたことがない!といったチョコレートとの出会い。同僚の出身、Strasburg産のトリュフ・チョコレート!!あまりにも感激して、空箱をもらってきてしまった。もうこれは、Strasburgに行かなければ!!


Mrs. India

2007-12-25 11:58:23 | Ethiopia
先日、友人がアディスアベバに来てくれた。短い滞在だったんだけど、友人が帰ったら、なんか淋しくなってしまい、その後、同僚のインド人のお宅に泊まってしまった。

彼女の家では、インド放送を見ることができ、インドのテレビ番組を堪能!

「Mrs. India」なる美人コンテストを見ていたが、ファイナリスト5人は、変わった質問に答えておりました。

「だんなさんがバイセクシャルとわかったらどうする?」
「Contraception(中絶)についてどう思うか?」
「結婚には妥協が必要だと思うか?」などなど。。

最後は、「えー、なんでこの人が?」という方が、Mrs. Indiaに輝いていたが、なかなか見ていて面白かった。

なんかエチオピアにいる気がしないーといった感じだ。


A painting by a refugee

2007-12-23 17:51:02 | Ethiopia

“NGO days of Millennium”なるものに行ってきた。エチオピアで活動している国内・国外NGO183団体が、それぞれの活動を紹介。UNHCRパートナー団体も出展し、難民が作った作品もバザーで展示されているとのこと。

日曜日だったので、あまり人手は見られなかったが、見覚えのある難民たち7人がバザー・ブースの一角にいた。コンゴ難民が描いた絵,アフガニスタン難民が作ったレザーのサンダル,コンゴ難民が作った民族衣装などが展示されていた。

そこでコンゴからの難民が描いた絵を一枚購入。どうやら羊の皮に、絵が描かれているらしい。一応バーゲンしてくれたが、現地価格よりは高めかも・・・といった価格。でも、相手が難民だし、絵は値段がつけにくいし。ダイレクトな「難民支援」ということで購入した(しかも、現金を持ち合わせていなかったので、後払いをお願い。)

いつもオフィスでの難民とのやりとりでは、「問題がある。子どもが病気だ。生活資金が足りない。HCRは何もやってくれない。」といった要求ばかり突きつけられるのだが、バザーでの難民とのやりとりは、そんな疲れるやりとりとは異なった穏やかなものだった。その絵を見ていると、不思議と落ち着いていくる。

エチオピア政府の方針により、エチオピアに避難してきた難民には、雇用の機会がない。教育の機会も限られている。また、難民(特にエリトリア、ソマリア、スーダン難民)はキャンプに滞在すべきとの方針をとっている。よって、難民にはincome generationの機会が制限され、HCRからの支援に頼るしかない。それが不満のひとつになっている。

今回のバザーのような機会がもっとあればいいのだがと、思った。