OCF最新動向ブログ

オープンCADフォーマット評議会(OCF)の活動と、CIM・CALS/EC(SXF)の最新動向をお知らせします。

国土交通省CALS/ECアクションプログラム2008

2009年04月01日 | CALS

 平成20年度(2008年度)最終日の3月31日に、国土交通省から「国土交通省CALS/ECアクションプログラム2008」の報道発表がありました。

計画期間は平成20年度から平成22年度までの3年間とし、次の6の目標を設定し、目標別に具体イメージ、実施項目、年次計画等を示しています。

1.入札契約書類の完全電子化による手続きの効率化
2.受発注者間のコミュニケーションの円滑化
3.調査・計画・設計・施工・管理を通じて利用可能な電子データの利活用
4.情報化施工の普及推進による工事の品質向上
5.電子納品化に対応した品質検査技術の開発
6.CAL S /ECの普及

報道発表ならびに資料については次のURLをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000045.html


CALS/EC MESSE 2009 セミナー資料

2009年02月24日 | CALS
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1月に開催されたCALS/EC MESSEのセミナー資料が公開されました。

CALS/EC入門セミナー
 「1」からわかるCALS/EC

     (財)日本建設情報総合センター CALS/EC部 主任研究員 河野 雅 氏
 「1」からわかる電子納品
     (財)港湾空港建設技術サービスセンター調査第三部 主任研究員 奥野 一暢 氏
 「1」からわかる情報共有
     (財)日本建設情報総合センターCALS/EC部 主任研究員 柴田 勉 氏

受注者のための電子納品新要領・新基準解説セミナー
 納品要領(土木設計業務、工事)・基準(CAD、デジタル写真)編

     (財)日本建設情報総合センターCALS/EC部 主任研究員 奥田 暁 氏
 道路工事完成図等作成要領編
     (財)日本建設情報総合センターシステム高度化研究部 主任研究員 伊藤 敏章 氏

ダウンロードはこちらから
http://www.cals.jacic.or.jp/event/messe/download.html


国土地盤情報検索サイト

2008年03月28日 | CALS

 国土交通省は、道路や河川などで実施した地質・土質調査結果を地盤の安全性の情報として「国土地盤情報検索サイト」を3月28日(金)に試験提供として公開した。

Kunijiban

今回公開されたデータは、関東一都八県(東京、茨木、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、長野、山梨)の約13,000本と九州の約14,000本のボーリング柱状図や土質試験結果になっている。

開設の概要
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/13/130326_.html

国土地盤情報検索サイト
http://www.kunijiban.pwri.go.jp/


CALS/EC 地方展開アクションプログラム(北海道地方版)

2008年02月19日 | CALS

 北海道地方CALS/EC 推進協議会は、2008年度から10年度に取り組む重点項目を盛り込んだ「CALS/EC 地方展開アクションプログラム(北海道地方版)」を決めました。

これらの会議の議事は次のようになっています。

1. 平成19 年度「北海道地方CALS/EC 推進協議会」の活動について
  「CALS/EC 地方展開アクションプログラム(北海道地方版)」説明会の実施状況 【資料-1】
  「電子メールによるCALS/EC 情報の提供」実施状況 【資料-2】
2. 各機関におけるCALS/EC の取り組み状況について 【資料-3】
3. 「CALS/EC 地方展開アクションプログラム(北海道地方版)」改訂(案)について【資料-4,5,6】
4. 平成20 年度「北海道地方CALS/EC 推進協議会」活動(案)について 【資料-7】

資料名は次のようになっており、次のURLから見ることができます。
http://www.hkd.mlit.go.jp/topics/cals_ec/frame.html

資料1「CALS/EC 地方展開アクションプログラム(北海道地方版)」説明会の実施状況
資料2 「電子メールによるCALS/EC 情報の提供」実施状況
資料3 各機関におけるCALS/EC の取り組み状況について
資料4 「CALS/EC 地方展開アクションプログラム(北海道地方版)」改訂概要版
資料5 「CALS/EC 地方展開アクションプログラム(北海道地方版)」改訂(案)
資料6 「CALS/EC 地方展開アクションプログラム(北海道地方版)」新旧対照表
資料7 平成20 年度「北海道地方CALS/EC 推進協議会」活動(案)について
参考資料1 前年度までの「北海道地方CALS/EC 推進協議会」の活動内容
参考資料2 「北海道地方CALS/EC 推進協議会」設置要領(案)


小委員会委員の公募と協力会員の募集

2007年07月25日 | CALS

 「第三次建設情報標準化推進計画」を推進する建設情報標準化委員会で小委員会委員の公募と協力会員の募集が行われています。

いずれも次の三つの小委員会が対象です。

・電子成果高度利用小委員会(小委員長:島崎敏一日本大学教授)
・図面・モデル情報交換小委員会(小委員長:寺井達夫千葉工業大学准教授)
・情報連携基盤小委員会(小委員長:柴崎亮介東京大学教授)

CAD製図基準(案)などは、電子成果高度利用小委員会ですし、CADデータ交換標準SXFは、図面・モデル情報交換小委員会になります。
小委員会委員は団体組織(単独企業は不可)でないと参加できませんが、協力会員は単独企業でも参加が可能です。

詳しくは次のURLをご覧ください。
http://www.jacic.or.jp/hyojun/


第三次建設情報標準化推進三箇年計画

2007年06月29日 | CALS

 「建設情報標準化推進計画~第三次建設情報標準化推進三箇年計画~」が公開されました。

三つの小委員会を設置し、それぞれ検討課題が設定されています。

1.電子成果高度利用小委員会
 電子成果の利活用に関しては、電子納品要領・基準類の改訂検討(電子納品体系の検討・電子納品要領、CAD製図基準の改訂、3次元地形データの標準化検討)、施工現場の情報共有に関する要領案の作成、維持管理段階における電子データの効果的活用が検討課題として設定されています。

2.図面/モデル情報交換小委員会
 図面情報、モデルの交換に関する標準の作成に関しては、2次元CADデータ交換標準(SXF レベル2)仕様の維持と更新、次世代図面/モデルデータ交換標準(SXF レベル3、レベル4)仕様の検討、DMとCADとGIS間の連携に関する標準類の維持と更新が検討課題として設定されています。

3.情報連携基盤小委員会
 建設情報をXMLで記述するためのルール化の検討、分散管理された情報の流通基盤に関する検討、情報連携・共有に向けた標準類の維持と更新と普及が検討課題として設定されています。

今までの成果を含めて今後の展開など詳細については、次のURL(記者発表資料)の下段にある「第三次建設情報標準化推進三箇年計画(冊子)」PDF版をご覧ください。
http://www.jacic.or.jp/hyojun/press070627.htm


建設ブロガーの会in北海道

2007年06月28日 | CALS

 先週の6月23日(土)に、建設ブロガーたちが札幌で集まって、大いに議論をしました。その模様が、北海道建設新聞社のサイトにも記事として出ていますのでご覧ください。そして、それぞれ違う切り口で、次の建設ブロガーたちも報告や感想を述べています。

CIC建設コラム
http://cmf.cocolog-nifty.com/cic/2007/06/in_9306.html

現場主義
http://const.livedoor.biz/archives/50909668.html

現場Diary番外地
http://dourokouzidiary.blog100.fc2.com/blog-entry-48.html


JCCS 建設情報標準分類体系 Ver.2.0

2007年06月25日 | CALS

 建設情報標準化委員会のなかの小委員会のひとつに「コード/分類体系検討小委員会」があります。

この小委員会では、建設分野における情報交換の標準的な用語体系である「建設情報標準分類体系(JCCS:Construction information Classification System in Japan)」について活動してきましたが、その成果が公開されていました。

JCCSとは、建設分野における、より高度な情報連携のためのコードおよび用語の分類体系に関する標準と書かれています。
そしてJCCSは、異なる組織間や事業のライフサイクルのフェーズ間で情報を交換する際に、情報の意味を正しく伝えるもので、ISO 12006に準拠した形で、基本的な枠組みと用語リスト等から構成されているそうです。

公開されたドキュメントは次になります。
建設情報標準分類体系(JCCS) Ver.2.0

1.JCCSについて
  JCCSの理解を深めるため、用語の枠組みの重要性や、標準分類体系の機能と役割などをまとめたガイドブック
 
2.スキーマ
  建設情報の特性に応じ、建設分野の用語をグループ化し、相互関係が分かるようにツリー形式で表記したもの

3.基本テーブル
  グループ化されたクラス(建設生産物、資源、管理・行為、主体、特性、値、単位、測定値)を特化する手法により、建設分野の用語をテーブル形式で表記したもの

ドキュメントのダウンロードは次のURLです。
http://www.jacic.or.jp/hyojun/jccs-ver2r.htm

また、JACICでは、皆で作る建設辞書として「Jccs wiki」を併せて開設しました。


東京都下水道局CALS/ECアクションプログラム2007

2007年06月13日 | CALS

 東京都下水道局が今後3ヵ年でCALS/ECを計画的に推進するための行動計画として「東京都下水道局CALS/ECアクションプログラム2007」を策定し公開しました。

「第1章東京都下水道局におけるCALS/ECを取り巻く環境」では、改定の背景や電子化・CALS/EC構築の目的と効果にふれ、旧アクションプログラムの進捗と併せて、下水道業界におけるアンケート結果などを載せています。

「第2章CALS/ECアクションプログラムの基本方針」では、その基本方針と整備目標について簡単にふれています。

「第3章CALS/ECアクションプログラム2007実施計画」では、実施の範囲と個別の年次計画から実現に向けての体制・普及活動・課題などについて書かれています。

詳細は次のURLからご覧いただけます。
http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0306.htm


CALS/EC資格試験リーフレット

2007年04月17日 | CALS

 今年度のCALS/ECエキスパート(RCE)とCALS/ECインストラクター(RCI)資格試験の実施内容について、以前、次のように紹介をしましたが、そのリーフレットが新たに公開されましたのでご案内します。

「RCI_RCE.pdf」をダウンロード

CALS/ECエキスパート(RCE)資格試験
 実施日:平成19年7月2日~7月12日(いずれか1日)
 試験地:東京・大阪
 試験方法:書類審査、口頭試問、および、PCによるテスト
 受験料:15,000円

CALS/ECインストラクター(RCI)資格試験
 実施日:平成19年7月29日
 試験地:東京・大阪
 試験方法:4肢択一問題、および、長文穴埋め問題
 試験時間帯:13:00~15:00(120分)
 受験料:15,000円


公共事業のIT化(CALS/EC)における現状と課題

2007年04月11日 | CALS

 横浜市都市整備局公共事業調査室から公共事業のIT化(CALS/EC)の現状と課題を踏まえ、横浜市の中期計画および電子市役所推進計画とも連動した、「公共事業のIT化(CALS/EC)推進計画2007」が更新、公開されています。

この中の12ページに「公共事業のIT化(CALS/EC)における現状と課題」という表があり、次のような項目があります。
 ・IT化をめぐる足並みの乱れ
 ・公共事業の独自性
 ・国際標準(ISO)に準拠した基準類への違和感
 ・紙による情報利用の利便性
 ・急速に変化するIT環境
 ・IT化を推進するための人材不足

他にもありますが、それぞれの項について解説があり、地方展開の難しさが垣間見れます。
詳しくは次のURLからダウンロードしてください。
http://www.city.yokohama.jp/me/toshi/kokyo/cals/cals_ap2007.html


新潟県CALSシステム

2007年04月06日 | CALS

 新潟県では、今年度より電子納品の実施対象案件を、2500万円以上の工事および100万円以上の委託を対象としており、その実施要領が
「平成19年度新潟県電子納品実施要領」
「 同(別紙追加資料)」
「平成19年度新潟県電子検査実施要領」として公開されています。

また、ガイドラインとしては、
「平成18年度電子協議・電子納品運用ガイドライン【工事編】」
「【巻末資料】電子納品に係わるチェックシート(土木・港湾等工事)」
「平成19年度電子協議・電子納品運用ガイドライン【業務委託編】」
「【巻末資料】電子納品に係わるチェックシート(業務委託)」
となっています。

電子データのファイル形式の明確化としては、工事の場合、SXF形式以外の図面データ及び紙図面を提供された場合には、図面の電子納品は受注者の任意とすると書かれています。

各要領などのダウンロードはこちらから。
http://www.pref.niigata.jp/doboku/engawa/keyword/calsec/index.html


CALS/EC資格試験

2007年03月27日 | CALS

 今年度のCALS/ECエキスパート(RCE)とCALS/ECインストラクター(RCI)資格試験の実施内容が公開されました。

CALS/ECエキスパート(RCE)資格試験
 実施日:平成19年7月2日~7月12日(いずれか1日)
 試験地:東京・大阪
 試験方法:書類審査、口頭試問、および、PCによるテスト
 受験料:15,000円

CALS/ECインストラクター(RCI)資格試験
 実施日:平成19年7月29日
 試験地:東京・大阪
 試験方法:4肢択一問題、および、長文穴埋め問題
 試験時間帯:13:00~15:00(120分)
 受験料:15,000円

いずれについても、昨年の試験からの変更点や詳しい内容は、次のURLをご覧ください。
http://www.cals-ec.info/index.html