OCF最新動向ブログ

オープンCADフォーマット評議会(OCF)の活動と、CIM・CALS/EC(SXF)の最新動向をお知らせします。

道路工事完成図等作成支援サイト

2006年12月29日 | 電子納品

 12月25日付けで、次のような要領・チェックプログラム・サンプルデータ等が更新されました。

・道路工事完成図等作成要領
 (本編P.46、P.50、巻末1-2、巻末3-6、3-8、3-69)
・道路工事完成図等チェックプログラム(Ver.1.0.2)
・道路工事完成図等チェックプログラムの利用マニュアル(P.55)。
・道路施設基本データサンプルデータ
・Q&A
・道路施設基本データ作成支援システム(Ver.2.0.6)

詳しくは次のURLをご覧ください。
http://www.nilim-cdrw.jp/


福井市のソフトの薦め

2006年12月22日 | CALS

 福井市で受注者を対象とした電子納品説明会が10月にあったようで、その説明会テキストが12月1日付けで公開されていました。

そのテキストを見てみると、「ソフトウェア選定時の留意事項」で、幾つかの項があり、その中に次のようなことも書かれていました。

・電子納品作成支援ソフトを導入しないと、電子納品の作成が非効率になる
  → 各種管理ファイル作成に必須

・不況でソフト会社の撤退等によりサポートが受けられなくなる場合がある
  → 将来性のある会社の製品を採用する
  → 販売シェアの高い製品を採用する

非効率かどうかはユーザーが判断すること!
電子納品作成支援ソフトを買いなさい、買う際には、潰れそうな会社は駄目という。
販売シェアが高いと、会社は潰れなくて、その会社からユーザーは優良なサポートが受けられるという論理がわかりません。

 会社は多様です。採算度外視のシェア確保を目指している会社もあれば、優良なサポートを維持するために地道にやっている会社もあります。
何をもってソフトの選定基準とするかは、あくまで自分自身の判断になります。

テキストは次のURLからダウンロードできます、該当箇所はp90。
http://www.city.fukui.lg.jp/cals/index.html


静岡県 電子納品説明会

2006年12月21日 | セミナー

 静岡県では、平成19年度からすべての金額を対象に電子納品が行われる。
県では、電子納品の準備が整っていない会社を対象に来年の1月9日~2月2日まで県内10会場において電子納品説明会が開催されます。

申し込みなどはこちら
http://ns.cals-shizuoka.jp/briefing/index.php

また、説明会の当日、テキストは配布しないので次の場所からテキストをダウンロードして持参することになっています。
http://doboku.pref.shizuoka.jp/gaiyo/calshp/downlod/18setsumeikai.htm

テキストは、今年の初めに行ったものと同一らしいのだが、来年向けの新たなテキストが提供されるのかは不明だ。


道路中心線形データ交換標準(案)

2006年12月20日 | 電子納品

 国土技術政策総合研究所から「道路中心線形データ交換標準(案) 基本道路中心線形編 Ver.1.0」が公開された。

CAD製図基準(案)やQ&Aなどが掲載されている「CALS/EC電子納品に関する要領・基準」の更新履歴の欄に掲載があったので驚いたが、この交換標準(案)は、今年の5月に公開された国土交通省CALS/ECアクションプログラム2005の【目標-5 3次元情報の利用を促進する要領整備による設計・施工管理の高度化】に該当するようだ。

しかし、このアクションプログラムによると、標準案の公開は平成19年となっている。まだ平成18年だが前倒しで公開されたということだろうか?それと電子納品の開始が同じく平成19年になっているのが気になる。
XMLデータのみの納品なのだろうか、クロソイドというSXFのフィーチャさえないのだから、まさかCADデータ(SXF)で電子納品はありえないと思っているのだが、これから、どのような展開になるのかウォッチしていく必要がある。

いずれにしろ、受発注者とって新たな負担増にならなければ良いのだが。

交換標準(案)はこちら。
http://www.nilim-ed.jp/


SXF技術者更新セミナー

2006年12月19日 | SXF技術者検定試験

 SXF技術者の有効期限は、SXF技術者検定試験に合格してから3年となっています。平成16年度に第一回目の試験が行われ、合格・登録したSXF技術者が来年の8月に更新の時期を迎えることになります。

平成16年度のSXF技術者が、この資格の継続を望むなら、SXF技術者更新セミナーを受講する必要がありますが、その概要がOCFより公開発表されました。

セミナーは、「1.電子納品の最新動向」「2.CAD製図基準(案)等」「3.SXFに関する基礎知識」の三つのカテゴリーで構成され、トータル3時間ほどの受講となっています。

セミナーの日時と会場は次のようです。
2007年8月21日(火) 仙台、大阪
     8月23日(木) 札幌、福岡
     8月28日(火) 東京、沖縄
     8月30日(木) 名古屋
また、受講申込の受付は、2007年5月14(月)~6月15日(金)となっていました。

詳細は次のURLをご覧ください。
http://www.ocf.or.jp/sxf/update_seminar.shtml


SXF技術者検定試験

2006年12月18日 | SXF技術者検定試験

 平成19年のSXF技術者検定試験の概要がOCFより先週公開された。

試験日  : 2007年7月22日(日)
受付期間: 2007年4月23日(月)~6月8日(金)


試験開催予定地:7会場
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄

試験方式:
筆記試験マークシート(多肢選択方式、真偽方式)
試験時間90分


今月の認証ソフトウェア

2006年12月12日 | OCF検定認証

OCF検定の結果、次の4ソフトが認証されました。

 SXFVer.2
  1.ビューア ビッグバン BV FILE/Viewer 6
  2.CAD インフォマティクス  MicroGDS シリーズ 9.0
  3.CAD システムアイ HandyCAD MarkⅡ 4

 SXFVer.3
  1.ビューア ビッグバン Bigvan al-Nil 2007 2007

詳しくは次のURLをご覧ください。
http://www.ocf.or.jp/kentei/soft_ichiran.shtml


電子納品研修

2006年12月08日 | CALS

 青森県で来週、電子納品研修会が開催されるようですが、この研修会に利用するテキストが今日公開されました。受講者は事前にこのテキストを入手しコピーなどして持参することになります。

研修テキストと参考資料を見ましたが、このテキストを作られたのは大分以前のようです。たとえば、SXFブラウザのバージョンは、現在3.02です。

そこで、SXFブラウザの改訂版の意味は?
もし納品検査において紙出力したもので行うことになった時に、電子データと紙出力図面の同一性を確保するため、このSXFブラウザで印刷するということです。
ブラウザの印刷機能で「ファイル名印刷」のチェックをした際、ファイル名の後ろに、「printed by SXF Browser Ver3.02」の印刷を行うようになっていますので一応これで同一性をうたうことが出来ます。

つまり、固有のCADで出力して検査をしてはならないということです。

青森県の研修会テキストは
http://www.pref.aomori.jp/skikaku/sekisan/kensyu/index.html


建設情報標準化セミナー

2006年12月07日 | セミナー

 過日、名古屋において開催された建設情報標準化セミナーの模様を動画で見ることが出来る。

関西大学の田中教授は「建設情報標準化の直近の動向,課題,そして展望 CADデータ交換仕様P21とSFCについて」と題した話しで、随所にわたしたちCADベンダーに対して辛口のコメントを発している。

ダイテックの溝口氏は「CADデータ交換標準 SXF Ver.3.0」と題して、事例紹介を交え分かりやすい解説をしていた。

いずれのセミナーも40分間ほどと少し長いかもしれませんが、SXFの現在と今後という点で参考になります。

http://www.jacic.or.jp/movie/hyojun_semi/