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本と雑貨と手作りのブログ。

「キングダムハーツ2」

2007-05-31 | ゲーム
今月の初めに妹が買ってきたのですが、私もちょこちょこやっています。PS2のゲームは久しぶりなので、映像の綺麗さがとても新鮮☆

/ スクウェア・エニックス(2005/12/22)
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ディズニーのキャラクターが出てくるので、子供向けかと思いきや、なかなか難しいのがこのゲーム。ストーリーも伏線だらけで複雑なんですが、アクションが苦手な私は戦闘にも苦戦します。でも、2には3種類のモード(ビギナー・スタンダード・プラウド)が選べるようになっていて、前作よりは助かってる気がします。

2では、1で登場したステージもあり、いろんなキャラクターたちとの再会が待っています。初登場のステージは、「ライオンキング」「蒸気船ウィリー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」など。「蒸気船ウィリー」では昔のミッキーが出てくるのですが、とっても可愛かったです♪どのステージも映画をうまく再現していて、見事ですよ~(ちなみに、キャラクターは映画と同じ声でしゃべります)。

もうそろそろ物語も終盤になってきたのですが、無事にクリアできるかどうか・・・。1はラストステージまでは行ったのですが、ボスが強すぎて、妹にクリアしてもらったのです。今回はビギナーモードなんで、自分で倒せるといいなぁ。

↓はGBAのソフトなんですが、「キングダムハーツ」の1と2をつなぐストーリーになっています。DSでも遊べると聞いたので、こちらも今やってます。画面はファミコンのようですが、ムービーだけは滑らかな映像☆2の始まりは謎だらけだったのですが、これで明らかになりそうです。カードを使って進むシステムがちょっとややこしいですが、少しずつ慣れてきました。

/ スクウェア・エニックス(2004/11/11)
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「のほほん絵日記」

2007-05-28 | エッセイ
日常のちょっとした出来事を、絵日記風に書かれた本。1ページごとに短い文と絵が載っていて、さくさく読むことができました。

さくら ももこ / 集英社(2000/09)
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この本には、息子さん(4才)のことも載っていて、それがすごく面白かった!例えば、なかなか寝ない息子に「ねないと、のっぺらぼうとこわい女と人さらいが来るけどいいの?」と言ったら、「いいわけねぇだろーっ」と怒鳴られた話とか。床屋のお兄さんが茶髪にしているのを見て、「オレも染めてくれ」と言ったら、「そんなことをすると、イジメられるよ」とお兄さんに止められた話とか。

元々はサントリーの「続のほほん茶」のキャンペーンで書いた作品だそうで、それに新作を追加してできたのが、この本だそうです。日記ということで、さくらさんの母や父ヒロシも出てきますが、やっぱり息子さんが一番とんでもないことをやらかすようで、出番も多かったです。

↓の本も最近、読んだのですが、こちらはつまらなかったな・・・。

さくら ももこ / 新潮社(2003/06)
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取材と称していろんな所へ旅行しているのですが、役に立つ情報はほとんどなし(買い物とかマッサージとか自分の好きなことをやってるだけで・・・)。どの旅も短いので、いつもエッセイで書かれているような面白いエピソードもありませんでした。下手な作文のように、○○さんとどこどこへ行ったとか、何をしたとかが淡々と書かれている感じ。読者が知らないような編集者のことばかりで、今までのエッセイの中で一番退屈でした~。

「本の探偵事典」(いろ&どうぶつ)

2007-05-25 | その他の本
「本の探偵事典 ごちそうの手がかり編」が面白かったので、↓の2冊も読んでみました。子どもの頃に読んだ本ってタイトルは忘れていても、本の中に出てきた色やどうぶつ、ごちそうなどは覚えていたりするもの。このシリーズは、そういった手がかりから思い出の本を探します。

あかぎ かんこ / フェリシモ(2005/02)
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あかぎ かんこ / フェリシモ(2005/05)
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いろの手がかり編では、印象的な色が使われた物語を色別に分けて紹介。赤・黄・青から金・銀・虹色のお話まであり、今回も面白そうな本にたくさん出会えました。色で気になったのは、「ばらいろ」というジャンル。見た目はほとんど赤と変わらないですが、「ばらいろ」という表現の方がお洒落で特別な雰囲気が感じられます。

途中ではさまれたコラムのページでは、『あなたが読んだ赤ずきんはどれ?』、『絵本の形をした美術の本』、『色で集められた全集』(アンドリュー・ラングの「色の童話集」)といった興味深い話も聞けて、楽しめました。

『色がたくさんでてくる作家』というコラムで出てくるのは、安房直子さんのこと。安房さんの作品には、本当に多くの色が出てきます。青紫色に染めた指で窓を作る「きつねの窓」から、「空色のゆりいす」「青い花」「白いおうむの森」という風にタイトルにもよく使われたり。どれも宮沢賢治を思い起こさせるような美しいお話で、私も大好きな作家さんです。何年か前に出た「安房直子コレクション」(全7巻)は、いつか手に入れたい!

どうぶつの手がかり編では、動物が出てくる本を図書館の分類方法を使って分けています。大きくは「冷たいどうぶつ」(変温動物)と「温かいどうぶつ」(恒温動物)に分かれ、最初はカタツムリやカニ、クモといった無脊椎動物が登場。そこから、昆虫、魚類や両生類・は虫類、鳥類、ほ乳類と、動物が進化していった順番で本が紹介されていきます。図鑑を見ているような気分で、勉強にもなりました~。

「しゃべれども しゃべれども」

2007-05-22 | 漫画
佐藤多佳子さんの小説、「しゃべれども しゃべれども」。もうすぐ映画が公開ということで、話題になってますね(国文太一さんが主演)。先月にはコミックも出たので、こちらから読んでみることにしました~(イラストは、勝田文さんという方が描いています)。

このお話の主役は、今昔亭三つ葉という噺家さん。三つ葉さんはちょっとしたことから落語教室を開くことになり、そこへ訳アリの生徒たちがやってきます。生徒は、あがり症の「良」(三つ葉のイトコ)と美人で気の強い「十河」、学校でイジメられている「村林」、口下手な野球解説者「湯河原」の4人。それぞれ面白いキャラクターをしていて、とても良かったです。

個人的に好きなのは、小学生の村林。彼は大阪から転校してクラスに馴染めずにいるのですが、性格は明るくひょうきん。クラスのボスである宮田に自分を認めてもらいたいという気持ちがまっすぐで、心をうたれました。

三つ葉さんも生徒さんもそれぞれ問題を抱えているのですが、みんなとの交流を通して成長していきます。性別や年齢もバラバラの彼らが最後には1つになり、仲間っていいな~と思える作品でした。小説もぜひチャレンジしてみようと思います。

漫画のイラストは可愛すぎず、大人にも読みやすい雰囲気。表情が生き生きしていて、好感が持てました。勝田さんは和風の漫画をいろいろ描いているようで、そちらも気になりました。「あしながおじさん」を日本風にアレンジした漫画もあるんですよ~(「Daddy Long Legs」という作品)。

「消しゴムで和のはんこ」

2007-05-19 | 紙モノ雑貨
こちらも、素敵な紙モノが載っている本。消しゴムはんこの本ですが、どの写真もセンスが良くて眺めてばかりいます!数ある消しゴムはんこ本の中でも、ポイント高し☆図書館で借りた本なのですが、購入しようと思ってます。

我那覇 陽子 / 雄鷄社(2006/11)
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タイトルの通り、和風のはんこがメイン。日本の四季を代表する花々などをはんこにしていて、植物にも詳しくなれそうです。可愛いというよりは渋い雰囲気で、絵手紙の世界に近いかも知れません。

今までの消しゴムはんこ本はカッターを使うことが多かったのですが、我覇那さんは彫刻刀だけを使ってます。彫刻刀だと線がゆがんだりしますが、それが味になったり。きれいに作るよりちょっと下手な方が良いので、はんこ初心者にオススメかもしれません(図案も大きいので)。また、これらのはんこは和紙に捺してあるので、インクのかすれも出て、面白いです。

昔の日本の紙製品は、すべて木版刷り(木の版画)だったのですが、はんこも言ってみれば「小さな版画」。素朴な手押し印刷で、千代紙やぽち袋などを再現することができます。中には、京唐紙(渋い色のしっかりした和紙に古典の柄を刷った紙)や花名刺(京都の舞妓さんが持っている小さな名刺)風の作品などもあって、またまた勉強になりました。

この本の好きな所は、作品の見せ方がうまい所。例えば、和菓子の入っていたような箱に四季のはんこをそれぞれ入れて、箱の蓋もはんこでお洒落に模様をつけていたり。お土産の干菓子をモチーフに、落雁のような文香(手紙に添える紙製のお香)を作ったり。はんこを使って、封筒や便箋・包み紙・和綴じノート・折本・ラベル・風呂敷…など、数多くの作品を大きな写真で取り上げています。インクの使い方も綺麗で、色を付けた後にもう1色、別の色を重ねる方法が新鮮でした。

巻末には、ぽち袋やマッチ箱の作り方も。私もさっそく作ったのですが、マッチ箱らしくない色を使ってみました(我覇那さんのは、本物のようなレトロな色合いで、ボタンやクリップなど細々したものが入っています)。小さいはんこをまとめるのにぴったりで、気に入ってます。このはんこの図案は、津久井さんのものですが・・・。

    

「えほんとさんぽ」

2007-05-15 | エッセイ
絵本と絵本的なものを探して歩いた散歩のレポート。お店の情報も載っていて、役立ちます!

杉浦 さやか / 白泉社(2006/03)
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  <目次>
雑貨とカフェと/絵本ができるまで/絵本タウンを歩く/ギャラリー探検/旅に出よう/映画と絵本/手作りは楽しい!/フリーペーパーを作ろう

あとがきに書かれているのですが、杉浦さんの本棚に並んでいる絵本は「ジャンク絵本」ばかりとのこと。外国の古本市やチャリティーショップなどで買った、ぼろぼろの絵本がほとんどだそうです。それは、杉浦さんが絵本を読み物としてではなく、「雑貨」として買い求めてきたタイプだから。線や色合い、紙の質感など、目を楽しませてくれる要素が絵本選びの最優先ポイントなんですって。

まさに、ここで紹介されている絵本も、そういうものが中心。手作りっぽい味やなつかしい感じのする絵本など、お部屋に飾っておきたくなるようなものが多かったです。そして、絵本的なものというのは、絵本好きな人が気に入りそうなもの。確かに、絵本好きな人って、雑貨屋さんやカフェなどが好きですよね~☆可愛い雑貨が好きな方にオススメ。

紹介されているお店は東京が多かったですが、ホームページを持っているお店もあるので、ちょっとだけ行った気分になれました。ネットショッピングをやっているところもありましたよ~。

フリーペーパーや豆本作り、絵本を使って手作りしているページもあり、クラフト好きには嬉しかったです。

「うちの3姉妹」 ③・④

2007-05-12 | エッセイ
1・2巻に引き続き、購入~☆続けて読んでると、3姉妹の成長ぶりがわかって、ますます楽しいです。

3巻の書き下ろしは、「父と母の出会い」「新米ママ奮闘記」「うちの3姉妹げきじょう シンデレラ」。ぷりっつさんと旦那さんは高校の同級生だったようで、驚きました。4巻の書き下ろしは、「小さいときの話」と「新米ママ奮闘記2」。「新米ママ奮闘記2」は、他の話と違ってちょっとシリアスなお話でした。でも、そういう話を聞くと、ぷりっつさんも普通のお母さんなんだと親しみが持てました。

また、3巻には「3姉妹診断」というページも。質問にイエス・ノーで答えていくと、自分がどのタイプ(長女・次女・三女・3姉妹の父&母の4つ)かがわかります。ちなみに、私は次女のスーちゃんで、「自由だけど照れやで繊細」という結果が出ました。結構、当たってるような気がする・・・。

ぷりっつさんが育児を楽しむために心がけていることは、子どもの言動を「ボケ」としてとらえることだそう。例えば、ハミガキ粉の出しすぎで口の周りをまっ白にしてしまったときでも、「ダメでしょ」と怒るのではなく、「じいさんかよ!」とツッコむ。そうすると、ネタになって、笑いになる。こういう考え方って、素敵だなと思いました!


松本 ぷりっつ / 主婦の友社(2007/04/24)
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「かみさま」

2007-05-09 | その他の本
神様ではなく、紙さまの本。ここで紹介されているのは、人と人の心をつなぐ紙さまたちです。どの紙にも作り手や書き手の思いが込められているので、生きているという言葉がぴったり。まさに、「かみさま」だなと思いました!

大平 一枝, 小林 キユウ / ポプラ社(2006/06)
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  <帯の紹介文より>
紙は、けなげに生きている。名刺、葉書、便箋、包装紙、切手…etc。人のそばに、ひっそりと居る紙きれの数々。書いて、ちぎって、折りたたんで。ペーパーアイテムの世界をご案内します。

  <目次>
「かみさまの居場所をたずねて」/「かみさまと人々」/「かみさまの小さな謎をとく」

いろんな紙の世界を細かく取材されていて、とても読み応えのある内容。なかなか知ることのないディープな世界が覗けて、面白かったです。ところどころに素敵な紙モノのお店が紹介されたページ(「かみさまに触れる」)もあって、いろいろ巡ってみたくなりました。

最後の「かみさまの小さな謎をとく」という章では、牛乳瓶のふたや折り紙など、懐かしいアイテムも出てきます。皆さんは子どもの頃、交換したりしませんでした?私は折り紙が特に好きで、たくさん持ってました。一度、盗まれたので、コレクションは減ったのですが、今でもいくつか残ってます。

気になったのは、手紙のページに載っていた「紀伊国屋書店の包装紙」。レトロな切り絵模様の絵が付いているのですが、これは絵本作家の安野光雅さんが描いたそうなんです!贈答用の包装紙ということなんですが、こんな可愛い紙で包んでもらえるなんて知りませんでした。今でもやっているのかは不明ですが、今度、お店で聞いてみたいと思います☆

最近、私が手に入れた「かみさま」は、こちら。フリマで手に入れた古切手(ストックブック)と、お店で買った昔の日本切手です。古切手は、いろんな国や時間・人と出会ってきたと思うと、新品の切手よりも愛着がわきます。

        

「はなのすきなうし」

2007-05-06 | 絵本
真っ赤な表紙がとても可愛らしい絵本。中のイラストは、黒だけで細かく描かれています。リアルなイラストでちょっと怖いところもありますが、牛の表情はとても愛くるしい☆スペインが舞台のお話です。

はなのすきなうし
マンロー・リーフおはなし / ロバート・ローソンえ / 光吉 夏弥やく岩波書店 (1980)通常24時間以内に発送します。

  <ストーリー>
牛のふぇるじなんどは、花のにおいをかぐのが好き。他の牛たちが遊んでいるときも、ふぇるじなんどは大好きな場所で一日中、花のにおいをかいでいました。そんなある日、闘牛場の男たちが、一番大きくて速くて乱暴な牛を探しにやってくるのですが、ちょっとした事件のせいでふぇるじなんどが選ばれてしまいます・・・。

さて、闘牛場にいったふぇるじなんどがどうしたかというと、見物人が花を挿しているのを見て、ここでもやはりにおいをかぎます。全く闘おうとしないふぇるじなんどは結局、牧場に帰され、相変わらず花のにおいをかいでいるとのことです。

「ふぇるじなんどは、とてもしあわせでした。」という最後の文が、心に残る作品。自分が周りの人と違っても、自分らしく生きるふぇるじなんどがとても素敵でした!人に何を言われても、「我関せず」といった感じで格好良かったです。

ふぇるじなんどが幸運だったのは、母親が物のわかる人だったこと。最初は一人ぼっちのふぇるじんどを心配していたのですが、彼が寂しがっていないことを知って、好きなようにさせてやります。みんなと同じようにさせるのではなく、子どもの気持ちを尊重してあげる親に、私もなりたいと思いました。

牛が主人公のお話では、「モーモーまきばのおきゃくさま」もオススメ。こちらも大人に読んでほしい作品です。またいつか紹介したいと思います。

「うちの3姉妹」 ①・②

2007-05-03 | エッセイ
こちらで読んでみたいと言っていた本。最近、1巻と2巻を買いました☆ブログで読んだ内容ですが、やっぱり面白くて笑える!ブログを知らない妹に勧めたら、見事にハマってました。電車など、外で読むのは危険ですよ~。

いつも気になるのは、3姉妹の言い間違い。子どもってってうまく発音できなかったり、覚えられなかったりしますよね。だから、新しい単語が生まれる(笑)例えば、三女語では「あかない」が「てんない」だったり、「かんぱい(乾杯)」が「あんぱり」だったり。

次女語は、「~でそ(~でしょ)」や「ぱれる(食べる)」、「おじり(おじぎ)」など、ちょっと惜しい間違いが可愛かったりします。1巻では「きかもんち」という謎の言葉に悩む、ぷりっつさん夫婦の話が載っているのですが、この単語は何だと思います?正解は「ちからもち」なんですけど、似てるようで似ていない微妙なズレが笑えます。

長女のフーちゃんはよくしゃべれるので、発音ができないということはないのですが、おっぺけぺと言われてるとおり、記憶力が弱い!なので、スルメのことをセサリと言ったり、ソーセージをピーナッツと言ったりするんです。一文字も合ってないときなど、かなりの衝撃を受けますっ。

書き下ろしも少しだけあって、3姉妹ファンには嬉しい。1巻では「3姉妹の生まれた日」、2巻には「海の思い出」「次女のこと」という話が読めます。「次女のこと」は、いつも自由で生意気なスーちゃんがとても頼もしく見えました♪3巻と4巻も買ってしまったのですが、もうすぐ読み終わりそうで寂しい・・・。