大型の台風18号は日本列島4島に上陸するという珍しいコースをとって今朝までに北海道を抜けました。台風一過の日に里山に来て被害状況の点検は山田リーダーがしてくれていましたが、今年は山田リーダーが復帰するまで私が臨時で代行します。
結果からお伝えすると、畑と畑の作物にはほとんど被害は発生しておりませんでした。特に会長の判断でカリフラワーの苗とブロッコリーの苗の植え付けを24日に延期したことが大きかったと思います。また先行して植えつけていたカリフラワーの苗は防虫ネットでシッカリ保護されていたので被害は出ておりません。
僅かに万願寺が根元から倒れたものが7~8本ほどあっただけです。また、ガルデンの皇帝ダリアが倒れたり、裏側入り口の芭蕉の樹が折れてしまったこと、小屋近くのクヌギの中細の枝が2本ほど折れていたといった程度の被害と言えないようなものです。
点検と万願寺の修復を終わらせてから、24日は所用で参加できないのでその穴埋めとして、大根畑の畝づくりと種まき、発芽していない大根の捕植の種まきをしました。
(小屋の近くの折れて落下したクヌギの枝)
(サトイモやヤツガシラは強風で茎が傾いた程度で、折れて倒れたものは見当たりませんでした)
(すべて倒れてしまったガルデンの皆さんが大事にしている皇帝ダリア)
(大根畑は水が流れていましたが、畝を壊すほどではありませんでした)
今日の作業
(1)大根畑の畝づくりと種まき+捕植種まき
既に出来上がっていて、全て種を撒き終わっている13本の畝の上側に新たに5本の畝を作った。これで昨年の畝の総延長とほぼ同じ長さになります。ここには最大あと3畝ほど作ることが出来そうです。
本来雨の直後は、掘った土が塊として残りやすく、また多量の水分を含んでいるので重たく疲れるので畝づくりをするタイミングではありません。しかし今日しか作業する時間がとれないので、掘り上げた土の塊を丁寧に分解する作業が加わりました。
① 聖護院
この5本の畝の一番下側の総太りの上側に、16日に種が見つからず種まきが出来なかった聖護院を1畝撒きました。この種は保証期間が今年の春までの物だったので十分な発芽をするかどうかウォッチが必要です。
② 捕植種まき
発芽時期を迎えていて発芽していないところに新たな種を撒いた。
先週までに種を撒いた大根のうち発芽数が著しく低いのが「夏天下」で概ね65%程度と推定されます。一般的に発芽数が少ない原因は、種が悪い、深く撒きすぎと言われていますが、それもあると思いますが注意深く観察してみると発芽後虫に食われたような枯れた芽が残っていたので、虫害が主たる要因かと推定されます。
(夏天下の畝です。まだ間引きをしていないので芽の絶対数が少ないことが判ります)
24日か29日には青首系の総太りを2列ほど種を撒きます。
今後の予定・計画
9月は10月の収穫のための畑の手入れと秋冬野菜の種まき・植え付け、冬の農作業の準備です。
9月 23日(土祝):お彼岸なので農作業は休みです
9月 24日(日):農作業の予定です
9月 30日(土):農作業の予定です
10月 1日(日):畑の管理日、 YWCA留学生を支援する会のピザづくり
10月 7日(土):農作業の予定です
10月 8日(日):Palsystem企画サツマイモの収穫(年間会員)
10月 9日(月):Palsystem企画サツマイモの収穫(一般会員)
10月 14日(土):Palsystem企画落花生の収穫(年間会員)
10月 15日(日):Palsystem企画落花生の収穫(一般会員)
2017年度下半期の企画予定は、いなぎ里山グリーンワークのHPにアップしました。