スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

おススメCD -ニッケルハルパ

2006-11-18 16:37:46 | おススメCD~Swedish folk
Vatten
トラッド度合 ★☆☆
アレンジ度合 ★★★

ウメオ(Umeå)出身のクラスメート、ニッケルハルパの先生がTorbjörn Näsbomだったと。
「それ、だーれ?」と聞いたら「知らないの!? CD貸したげる。Get inspired!」
(注:写真は図書館で見つけた同じCDを撮影)

実はあまり期待してなくて、部屋で他のことをしながらCDをかけ、曲が始まった瞬間、「はぁ??」とびっくりして動きがとまってしまいました。という訳で、めちゃめちゃinspireされてます。

このCD、ほぼ全てオリジナル曲。トラッドは2-3曲くらい。私の好みでは、オリジナル曲が半分を超すとあまり好きではない。元々いろんなジャンルの音楽を聞くので、トラッドから離れすぎると”そのうちの一つ”になってしまうから。でも、これは例外。毎日聞いてます!!(今も。)

ニッケルハルパとコントラバスのデュエット。
情感たっぷりに時に激しく時に静かに、起伏たっぷりに弾いてます。バッハも1曲あり。お気に入りは、1曲目。後半、激しくかき鳴らすニッケルハルパとベースの絡みに引き込まれます。11曲目の荒々しさもかっこいいけど、12曲目ではトラッドチューン(Femtoningen)をしっとりと美しく弾いています。

いいなぁ。私も一度、この人から習ってみたい。でもここからUmeåって遠すぎる!と言うと、そのクラスメイト、「日本より、ずっとずっと近いよ。」とにっこり。

ごもっとも!

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★の意味

独断と偏見でどちらの色が濃いか、★を使って3段階表示しました。

トラッド度合
素晴らしいテクニックや、マニアックな曲など、好きな人にたまらないですが、トラッド色が濃くなると興味のない人には退屈かもしれません。

アレンジ度合
アーティストとしてアレンジもカッコよく、独自の作品を作り上げています。
本来のトラッドの姿からは結果、遠くなります。
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