スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

プロのお仕事

2017-07-06 13:48:00 | ニッケルハルパ

プロの仕事にはいつも感心してしまいます。

今使っている楽器は10年目を迎え、あちこち悪い箇所が出てきました。
lövと呼ぶ弦を押さえる木の部分、すり減って音程に影響し始めました。


Esbjornに相談すると、lövは自分でナイフで削るよう言われました。そしたら、もう10年いけるよ!って。
でも、結構な数あります。
日本人的にはお金払うから誰かやってよ、ですが、現実&堅実主義のスウェーデンに見習うなら自分でやれるものは自分でやる、です。それが自立したミュージシャンってものです。
ワカリマシタと返事だけはしましたけれども…。

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この記事の最後で、私が最近よくみてるYoutubeを紹介しています

<お知らせ>
夏至の日に神戸のIKEAで弾いて、7/1はダンス&演奏ワークショップと続きましたが、ブログでのお知らせに間に合いませんでした!
次は、7/30にハーディングダモーレの野間さんとデュオライブです。北欧の伝統音楽のスタイル、そのままで。場所は高槻の中世カフェPastime(イベントの時だけオープン)


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高温多湿の今、楽器のメンテも気になる季節になりました。
フィドルはどの街にもプロの工房があるので対応してくれますが、ニッケルハルパはそうはいきません。
対応をしてくれる弦楽器工房があっても、ニッケルハルパが何なのか知らない人に頼むのはそれなりにリスクがあります。

実は私、弓の毛替えだけでこの数年とっても苦労しました。
数年前、音色が変わりました。雑音ざーざー、高音きーきー。
弓使いが下手になったのか、歳で筋力が衰えたのか、ぐるぐる考えを巡らせていたところ、毛替えをしてからだ!と気づいたんです。
その工房は雑な担当の人もいるよ、と聞いて。(確かに、受取り時、顔色がさっと変わって後ろ向いて調整をしていて、変なの~と思ったことを思い出しました)

そこで、信頼できるバイオリン工房を教えてもらい持っていきました。奈良の学園前の近く。
「このタイプの弓はやったことがないから、納得いく出来になるか分からないですよ」とのこと。どーぞ、どーぞ、お願いします。
正直でかえって好印象です。人柄も話しやすくて良い雰囲気です。ケルトには詳しいようで雑談もはずみます。
「それにしても難しい!50回くらいやったら自信を持ってできるけど初めてなんでね!」とのこと。うーん、でも仕方ないですね。無理を承知でお願いした結果、雑音は消えました。でも、高音の違和感は残りました。

昨年Josefinaが来日した時に、彼女の弓をじっくり見せてもらいました。
意外に多めの毛量です。(思ったより、という意味で、多い訳ではないです)
でも、ナイフのようなシャキーン感があり、スッキリ美しい。

やっぱりしっくりこないので、別の人に紹介してもらい次は奈良の古楽器工房に行ってみました。
そこで、弾き方、弓のどの辺をよく使うのか、音色、あれこれ質問されたんですけど、意外に説明がムズカシイ!!
共鳴弦はきれいに良く鳴るけど、同じ共鳴弦付きのバロック楽器とは違って、シャープな音色。
じゃあ聞かせてくださいと言われ、何曲か弾くとと、しばらく考えている様子。
じっくり聞いてくれるのが嬉しいです。

いつもバイオリンより毛を減らしてもらっていますが、私の弓を一目見て「このタイプの弓でこの毛は多い!」とのこと。
そこで、毛を何度か減らして、この音色!という分量を探すことにしました。
バロックボウならこのくらい、と言われた毛量で弾いてみると…良い感じです。
もう一度減らして…あら、もっと良い感じ。
お願いしてもう一度減らしてもらうと…これも良い!うーん…でも、何でしょうか、一番毛を少なくした時のこの違和感。えーと、そう!音が硬い。ウロフっぽい音?(私が見た一番毛量が少ない人も実はウロフ)PAを通したライブ会場みたいな音。単に好みの問題かもしれません。
最終的に、アコースティックな雰囲気が残るレベル、バロックボウの標準より少し減らした量で決めました。
こんなに付き合ってくれて、ほんとに感謝です!

しばらくして郵送で弓が届いきました。シャキーンとナイフのような仕上がり。美しいー!
そしてそして、その弓で弾いていたら早速「あれ?音が良くなった?」と言われました。
そう、雑音とも変な高音ともサヨナラできたのです。筋力の衰えが原因じゃなくて良かった~。

左がJosefinaに2016年秋の来日で見せてもらった弓。右は、OKになった現在の私の弓(さっき撮影しました)※これと違い伝統的なオールドボウだと、毛はモシャモシャですけどね。



それで何が言いたいかと言いますと、毛替えは自分でできませんが、日本では物理的にメンテできても、音に影響する部分はとにかく伝わらないことが多いのです。
だから、できるだけ大事に扱いたいものです。


佐々木朗さんの本は知っていますか?(リンクはamazon)


バイオリンがメインの弦楽器の本(ホームページも充実しています)ですが、参考になります。
例えば、湿気対策には、乾燥材はほとんど期待できず、楽器についた汚れ、汗、ホコリを拭きとること(ホコリが湿気を吸う!)、楽器に湿気がこもらないようケースからだして、中にも新鮮な空気が循環するよう定期的にに弾くことが大事だということが書いてあります。
毛替えは1年も放置すれば毛が伸びて弓の重心位置が変わる(弾きにくくなる)とか、木目と音色の話、カーボンファイバーの弓はどうなのか等、面白いウンチク話がいっぱい。理屈が知りたい方へおすすめの本です。

佐々木さんによると、毛量が多いともやっとした立ち上がりの悪い音になり、毛量が少ないと弱弱しい音になるとのこと。
ニッケルハルパで経験した私の印象では、毛が多いとキツイ荒い音が目立ち、毛量を減らすと共鳴弦がきれいになり、減らし過ぎると音色が硬く鋭くなっていきました。
バイオリンとニッケルハルパでは違いも多いですが、それでも参考になります。

それにしても、どの分野でも、その道のプロってすごいもんですね!
前から話題なので聞いたことある方も多いと思いますが、1万時間の法則。知っていますか?
一流になった人たちは皆、1万時間費やした共通点があるのだとか。
逆に、一万時間使ったら一流になるっていうのは無いように思えますが…。

・8時間を365日できるとしたら3年くらいで一万時間。
・もう少し現実的に、休憩などのぞいて一日6時間、月に20日したとすると、約7年。
・仕事から帰って3時間とれるとして、月20日やると、14年近く。
普通の生活だと集中した3時間というのが現実な気がしますが、それだと大卒で始めて30歳後半、やっと実る!みたいな感じでしょうか。

そして、今これを読んでいる皆さんは、果たして私は1万時間ニッケルハルパに費やしたのか?と思っていますよね。
ね!?
自分で書いて、自分でふっておきながら、冷や汗ものですが、おそらく1万時間突破していると思います。
では、エキスパートなのか!?
エキスパートレベルも様々、1万時間の質も様々、なんとも言えません…。
でも、一つ言えることがあるとすれば、積み重ねてきた過去は自信につながります。
あの時もう少し頑張っていれば…これだけは思ったことがないです。


そこで思うのですよ。
同じくらいの労力を違うことに注いでいたら、お金持ちになれたかもー!!!

よくマイナーな分野で頑張れ!とは言いますが(競争が少ないから)、ニッケルハルパのマーケット規模が問題でした。残念!

ではでは、話題を変えて、最近私がよくみているYoutubeを。
なんだかオシャレー!私も眼鏡かけて一緒に座ってたい! 浮くって? それは失礼しました。
Solala(男性グループ)の動画を色々見ていると、あ、そのカップ持ってる!(IKEAの安いやつ)とか。
色んな人のおうちに行ってsessionしてて、小物が面白いです。マフィン、でかい!とか。何かと楽しいです。
Solala feat. Åkervinda - Sverigemedley II


ちなみにさっきの動画でゲストで出てるÅkervinda。夏の雰囲気たっぷりで好きです。
Åkervinda "Det brinner en eld"


Solalaの夏至祭の雰囲気たっぷりの動画。大人の男性で、花のアレつけてるの、ハジメテ見た!
叩いてるのはパスタですよ。なんとも平和ですな!
Solala - Sverigemedley - Nyhetsmorgon (TV4)


皆さま、良い夏を。

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お知らせ

2017-05-13 17:48:42 | お知らせ
先日は、Britt-Mariのダンス・ワークショップに参加してただいた方々、ありがとうございました。

まだ、どうやったらダンサーと、演奏でセッションしている時のあの息の合う感覚(分かりますよね!)をつかめるのか思案しています。
Britt-Mariに「抑揚の少ないBoda polska、または早めのRattvik polskaを弾いて」と言われて、意図があまりつかめないまま弾き始めました。
そしたら、Britt-Mariのダンスに合わせていると、私の弾くポルスカがどんどん弾いたことのないテンポになって変わっていって…自分でもちょっと驚きました。
もうちょっとやったらつかめたのかなーという感じで終了。
そして先日、復習会をしたのですが、ワルツの伴奏をした時、踊っている人たちから音の無い「無言のワルツ・リズム」がどどーんっと押し寄せてきました!
こりゃ面白い!!
後すこし。もうすこし。つかめそうで、後ちょっと。

さてさて、実は私はコントラバスハルパを注文しているんです。
その話をいつも書こう、書こうと思っているのですが、書けないうちに、お知らせの日ばかり近づいてしまいます。

という訳で、今回はお知らせだけ。
明日、5/14(日)、万博公園のロハスフェスタで、久々に岡崎さんとデュオで演奏します。
そして、ひろみさん、ちあきさんのダンスも一緒に☆
11:30-と、14:30-の2回です。

5/22、森の幼稚園でダンス&コンサート 親子、兄弟参加、楽しみです。
最後の締めはロングダンスで♪

5/27、北欧の森音楽会 
会場:リバーサイド茶倉
〒515-1411 三重県松阪市飯南町粥見1084−1 
三重での演奏は初めてなのですが、会場はすごく気持ちよさそうです!
今回はソロ演奏です。
良く考えると一人で演奏というのは、レクチャーコンサートだったり、ライブ中に1曲とかで、完全にソロというのはめったにない!
(レクチャーコンサートは前後の絡み、ストーリーから意外に選曲が厳しいのです)
なんでも好きな曲を弾いていいってスバラシイ!
今までボツになった曲特集をやろうか、ロックテイスト特集でGO!GO!と妄想したり。
(変わった曲だから今回パスとか、イベントにそぐわないからNGとか、この曲いいよね!と聞いたら「普通」と返されたからNGとか(泣)、
私の好み以外の理由で弾けなかった曲が色々とあるんです)
まあ、でも妄想にとどめておいて、やっぱり屋外なのでさわやかな曲がいいのかも。
晴れるといいなあ。色んな方とお会いできるのが楽しみです。
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伝統舞踊VS伝統音楽 II

2017-03-13 12:46:53 | ポルスカについて
※たくさんの方に読んでいただきありがとうございます!あらためて、誤解のないよう加筆しました。(ブルーの箇所です。4/19)

記事を書こうとブログにログインしたら、昨日は1000人近い人がアクセスしていました(1000回じゃなくて)。
目新しい出来事も記事も、一般受けすることも何もないのに不思議!こんなこと初めて!
たまに有料のアクセス解析しませんか?って見れることがあるんですが、見てみると訪問者上位はロボットなんですよねー
ものすごい数のロボットが押し寄せたんでしょうか。
もしや、あなたもロボット

先日、初めてレコーディングというものを経験しました。
昔、東京でレコーディングしたことがあるのですが「なんて素敵な空間」という以外は単にライブ演奏をしただけのような感じでした。
今回は、作曲された曲で楽譜アリ、パート別、重ね録りあり、で、いわゆるレコーディングというものの初めての経験です!
クリックが聞こえるような演奏だ」という会話を聞いたことがありますが、やっと意味が分かりました。
後の編集のために、ヘッドセットからメトロノームのようにクリック音を聞きながら演奏することがあって、つまり「クリックが聞こえるような」=「まぁ!なんと正確な!」
という意味だったんですねー。

さて、最近は「Spel och dans」といって「演奏してその曲で実際に踊るワークショップ」を継続して開催しています。
それで、一つの質問を受けました。

スウェーデンの伝統音楽はダンス音楽だから、ダンスの伴奏がうまい=演奏がうまい」ってこと
上手な演奏をするためには、ダンスの伴奏が上手でないといけない」よね
※スウェーデンの伝統音楽はダンス曲が大半、という大前提があります。

「質問」というよりもはや「確認」に近かったのですが、ひょっとしてそう思っている人って実は多い??
もしや、私が誤解させている

そこで、この話題について、はっきりと書いておこうと思います。
昔このブログで「伝統舞踊VS伝統音楽」という記事を書きました(なぜかカテゴリーを「スウェーデン生活」に分類していて、探すのに苦労しました!)。

当時は、熱き友人を尻目に、答えのでない難しい問題だと書いていました。
でも、それ以降、色んな人と話したり、色々と考える中で、自分の中では結論が出ています。

ダンスの伴奏と、伝統音楽の演奏、これは二つの異なるカテゴリーです。
求められるものが全く違います。
一方がうまくても、もう一方がうまいとは限らないのです。
一方に慣れている人は、もう一方にも慣れる努力が必要です。
著名なミュージシャンもそうで、ダンスの伴奏がうまくて有名な人もいれば、聴かせる演奏で有名な人もいます。(環境的に機会に恵まれ、どちらも上手という人たちも大勢います

この話は、この3つに尽きると思うのです。

1.ダンスのための音楽だからダンスを理解しないと弾けない。
※演奏は、ダンサーとのコミュニケーションで成り立つ。

2.聞かせる演奏をする場合、聞いて楽しい、聞いて心地よいと思わせる魅力的な何かが欲しい。
※演奏は、ミュージシャン同士や客席とのコミュニケーション。

3.ダンスの伴奏の場合、個性的な表現を前面に出しすぎると踊りにくい。

1があるから誤解をまねくのだと思います。もう少し説明すると、

1.リズムやメロディにオリジナリティを出したい時に、単に「脱線しちゃった」のか、「革新的」なのか。
気持ちのよいグルーブ感を強調したい時に、「奇妙」なのか「最高にノってる」のか。
これはダンスのこと、丸裸にした時の骨格、そうしたものが見えていないと出来ないことだと思います。
演奏で、”メロディだけなぞった超高速ポルスカが可笑しい”というのもこれです。

2.説得力のある演奏というのは、自然とゆらぎます。
緊張感を高めて次の瞬間にパっと解放したい、そんな時どう弾くと良いでしょう?
単調な♪タカタカタカタカというリズムが続くとき、過去の名手たちはどうやって揺らして遊んだでしょうか?
装飾を複雑に美しく聞かせるための緩急が得意な名手もいます(Pekkos Gustafとか)。

※ただし、スウェーデンの伝統音楽のほとんどがダンス音楽、実用的な目的をもった音楽です。
(愛情、悲しみや、崇高な何かを表現する芸術というよりも。)
つまり、「感情をこめてたっぷり」「大げさ」に弾くことはありません。
実用性を損なわない範囲で個性を出して遊ぶ演奏、という意味です。自分で書いておきながらややこしい!


3.ダンサーと演奏者はお互いをよく聞いて、見て、リズムを揺らしたり、お互い影響しあう中で楽しみます。
ただ、予想外の緩急があったり極端だったりすると、踊りにくくダンサーの足がとまってしまいます。
(上級者や演出の場合は別です)
以前、ワルツでリピートして初めに戻る時に、ゆったり、ためて弾くことが多い曲があって、踊りやすさを聞いてみたところ、
「慣れている人だったら、面白いな、と思うけど、普通の人なら踊りにくい。可能なら普通に弾いてほしい。」
という回答でした。

実際、私が経験したダンスの伴奏についてですが、
変なこと弾かないようにと、習った通りの演奏を思い出して(つまり緩急あります)それを忠実に再現して弾こうとするのですが、それではリズムが揺らぎ過ぎて踊りにくいと言われてしまいます。えー!そう習ったのにー!なんて言わず、習ったものを一旦、忘れる努力をして(耳で覚える伝承音楽なので意外に難しい)、リズムや緩急の特徴をなだらかにするように考えながら弾きます。
だからといって、メトロノームにあわせたような弾き方をすると、つまらない演奏になるから奥が深いのです
これは、ダンスの伴奏にまだ慣れていない私には、まだまだ課題です。

結局のところ、
<ダンスの伴奏>
ダンサーが踊りやすいテンポやアクセントを意識して弾く。

<聞かせる演奏>
本質を理解した上で表現したり、著名な奏者の個性を真似る(伝承音楽なので「聞いて真似る」ことは重要です)。

昔のブログ記事で書かなかった結論ですが
「演奏には2種類の弾き方があるので、どちらか一方のみという制限を受けると辛い。奏者にはどちらも必要。」
というのが今の私の意見です。(ダンスの伴奏に慣れていくうちに新たな発見をするかもしれません。)

オマケ
音楽と言葉は似ているな、と思います。
ニュース等で客観性を出すにはどう話したらいいか。
聞いてほしいと訴えかけるには、どうしたらいいか。
色々とありますよね。
ピアニストで指揮者のバーレンボイムの話し方というのに、私はとっても考えさせられます。
こちらのYoutube動画
動画の中で質問を受けるのですが、そんなに興味をひく話題と私は思えなかったのですが、バレンボイムの回答に引き込まれてしまうからです。
最初は考えながらゆっくりと、次第に早口で熱く。
心から出た言葉と感じるからでしょうか。
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ノーベル賞パーティ(ビス・カレの曲)の動画をみました

2017-02-08 16:47:58 | お知らせ
先日は、伊丹アイフォニックホール主催の文化サロン「トーク&コンサート」にお越しくださった皆様ありがとうございました。
・ニッケルハルパの歴史
・タイプの違うニッケルハルパの紹介
・制作風景
・ポルスカの話 などなど
そして、ハープ奏者の奈未さんをむかえて。
奈未さんのハープの伴奏で弾くと、音がキラキラしはじめてとっても華やぎます。
無事終了してホッとしました。
そして、いつも時間や内容の配分で話せなかった部分がやっと初めて話せました!
Wallonbruk(Vallonbruk)の話。これがあってはじめて、Byss-Kalleの移民の話や、グスタフ三世の乾杯の曲とかがちゃんと伝えられます。
興味ある方は、1600年代から続くウップランド地方北部の産業(製鉄)についての本を読んでみてください。

年明けから、色々と予定や雑用が続いていて、今日は絶対自分のために時間を使うって決めていました。
今作ってもらっているコントラバスハルパの色をメールで聞かれていたので返事をして、さっそく本屋へ。
ちなみに、返事は「色はおまかせしまーす」です。どんな風になるか楽しみです。

イマドキの、雑貨コーナーがある本屋で本が少なく目新しいものがなかったのが残念。そして、併設のカフェでお昼ご飯。
カツサンド、スープ、紅茶。なんか嬉しいです。
考えると一人で外でご飯を食べるのは久しぶり。
最近は、外で一人で食べるくらいなら、と駅の隅でこっそりクラッカーをかじっていました
ほっこりほくほく帰ってきて、冷蔵庫をみると先月で期限切れになった発酵バターが。
もったいない!と、イチゴジャム入りのマフィンを作りました。良い香りです。

さて、次は、ハーディングダモーレの野間さんとのデュオライブです。会場はステキな絵本カフェ・ホロホロさんです。
スウェーデンでのセッション風にリラックススタイルで。でも、曲は手加減なしです。
2/19(日) 絵本カフェ・ホロホロ イベントページ

3/4はSpel och dansです。4月の来日講師に向け、引き続きダーラナ地方やります。
前回のSchottisは皆さん結構踊れてました初めての方もぜひ!

先日、たまたまByss-Calleの有名なポルスカを弾いている動画をみました。
2011年のノーベル賞のパーティで演奏されていたんですね。知りませんでした。
演奏はJunekvintetten。特にfolkのグループではないようですが、こういう演奏を聴くと新鮮です。
そして、こんなパーティにいきたーーーーい!!たべたーーーーーい!!
Polska efter "Byss-Kalle", Nobelfesten 2011
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だから世界はおもしろい

2016-12-21 22:55:59 | 番外編

いつもコテコテのスウェーデンの伝統音楽の話を書いていますが、今日は雑談です。お時間ある方はどうぞおつきあください。

前から、時間ができたら読みたかった本を読んだり、レッグウォーマー編んだり、ダラダラと好きなことをして過ごそうと決めていました。

服も作りたくって。間に合えば↓このライブで来たいなと思いますがまだ型紙も作ってないし、そんなに時間をとれるかな?


1月7日(大阪)8日(金沢) 「北欧の教室vol.8」 ハープの奈未さん、ハーディングダモーレの野間さん、そしてニッケルハルパで「北欧伝統音楽の美しさ」をテーマにスペシャル・トリオ結成です。https://tackk.com/hokuonokyoshitsu8


読書のほうですが、スウェーデンの作家ヨハン・テオリンが書いたミステリを2冊読んでみました。

フィクションはあまり好きじゃないのですが、垣間見えるスウェーデン文化や価値観の違いなどを期待して。(権利を侵害せず写真がのせられるのでamazonアフィリエイトを利用しています)

期待通り、とても良い本でした。さすが受賞するよなー!という読み応えがありました。面白いと言ってもいいのか、というほど遺族の喪失感を描き切っていて読んでいて辛くなりますが、それだけではない人間の力強さ、逞しさも感じます。今思うとその逞しさがスウェーデンの国民性なのかもしれません。時間があれば「春」と「夏」も読んでみたいです。

2冊目の「冬」も喪失感や暗く寒い北欧を描いていて、でもストーリーに動きがあり、クリスマスの様子、吹雪など描かれていてぐいぐい引き込まれました。

それにしても、なんで日本の冬はこんなに秋晴れのように明るいのでしょう。この本のようにどんよりと薄暗い、雰囲気のあるスウェーデンの冬のほうが好きです。

そしてこちらの一冊。たまたま図書館でみつけました。スウェーデン人が書いた絵本で、サーミの女の子の生活の話。細部までかかれた絵が素晴らしい!

内容も、オブラートに包まず(トナカイの骨の髄とか)そのままの生活が描かれています。文化を知るための本格的な本といえるかもしれません。欲しいな~と思って探すと、もう中古しかないようです。興味のある方、ぜひ図書館で探してみてください。

中古しかないといえば、「おばけのラーバン」も好きで、これはスウェーデン語、日本語どちらも持っているのですが、これも中古しかありません。

絵本って、元々、部数が少ないので売り切れると増刷されず入手困難になることって意外に多い気がします。

 

入手困難といえば、便利な世の中とは言え買うのが難しいものって、他にも色々ありますよね。

これも最近手にした本で「作家のお菓子」。今は亡き作家達が愛したお菓子を紹介するだけの本なんですがお菓子好きには意外に楽しい本でした。そして、水木しげるさんがよくつまんでいた「ハッカ餅」。食べてみたーい!でも、ローカルでしか手に入らないようです。残念。

もう一つ、入手困難なものにスウェーデンのCDがあります。

最近はダウンロードのデジタルミュージックに置き換わりつつありますが、伝統音楽に関してはブックレットを読まないと気が済まないのです。CDを見つけたらできるだけ買うようにしています。ところが、先日、スウェーデンでもかなりレアなGigaレーベルのCD、amazonをみていたら突然、中古が出ていて買ってしまいました。東京から届いたのですが、誰かが日本で手放したんだな~と思うと、遠くに仲間がいるような気がしてしまいます(気に入らなかったから手放したんでしょうが)。どなかた分からないけど、Kungs LeviのCD、うちで大事にしますよ~。

話題はころころと変わりますが、ポリフォニーを調べていて、たまたまキーワードにひっかかってジョージア(旧名称グルジア)の伝統曲の動画を見つけました。結婚式やパーティなどで歌われるような曲がたくさんあって、無形文化財に登録されているんだそうです。

そして、この、たまたま見つけた動画ですが、なんなんでしょう、このインパクト。

イスラム風かと思うとそうでもなく、意外に明るい。そして画面右の二人。あの無表情がなんか良い。再生しはじめたら最後まで釘付けです。

やっぱり世界って面白い。やっぱり音楽って面白い。それも日常の中にあるから面白い。

Acapella Georgian Polyphonic Singing

それでは、皆さま、良いお年を。

 

 

 

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北欧の音色とは。

2016-11-21 17:31:14 | おススメCD~Swedish folk

皆さま、お元気ですか?私の近辺では最近、胃腸炎が流行っています。

ところで、先日買い物をして、レジでエコバックを出そうと取り出したら、パンツでした。驚愕です

階段にバッグを置いて、その一段上に畳んだ洗濯物を置いたのを思いだしました。荷崩れしたのでしょう・・・。皆さまも、お気を付けください。

さて10月は色んなところでお世話になりました。三田の北欧の音楽祭、そしてヨセフィーナ&ヨーナスのアテンドで長野、十津川村の玉置神社の奉納演奏と、足を運んでいただいた方々、本当にありがとうございます!

三田ではスウェーデンで会って以来の懐かしい方にも再会できて本当に良かったです。

長野では心のこもったおもてなしを私までいただきました。諏訪大社は手水舎はなんと温泉!ヨセフィーナ達と過ごした時のエピソードもまたちょこちょこと出していきたいと思います。

そして玉置神社は「行きたくても行けない、縁があった人だけがいける」と言われている神社なんだそうです。社務所は江戸時代の当時のまま今も使われていて中の屏風も圧巻!山道をゆく神輿や弓神楽も神秘的でした。標高1000m級で寒く、でも吸い込む空気がさわやか!最後のコンビニは到着2時間前くらいと、何から何まで秘境ですね。本当にすごいところでしたー。一緒に行った、のま夫妻が、ノルウェーのフィヨルドをドライブした時みたいー!と言っていました。その時の面白いエピソードも聞けました(今度本人に聞いてみてください)。


お知らせです。もう1週間きっていますが、11/27(日)の午後から、北欧のダンスと演奏の両方を練習できるワークショップです。3回目になりますが毎回1回完結なので、初めて参加される方も歓迎です。楽器はしないけどダンスだけやってみたい方も大歓迎です。今回はワルツです。初めての方でも踊れると思いますよ!スウェーデンのスウィング感のあるワルツをぜひ一緒に楽しみましょう。

来年の4月に、スウェーデンよりBritt-Marieというダンスの先生が来日し、このワークショップで教えてくれる予定です。今までもこうした来日講師の指導はありましたが、特定のクラブや経験者向けの催しが多いです。ですので、広く参加者を募るオープンなワークショップはとても貴重な機会です。4月のBritt-Marie来日に向けて一緒に練習しましょう!

リンクはこちら。https://tackk.com/swedishworkshop


最近はまっているアルバムは、Jonas&JosefinaのDag och Nattです。オリジナル曲が多いと苦手だと公言していましたが、これはあまりにも心地よく大好きです夜明けから深夜まで音から色が見えてきそうです。この動画Hemkomstenは時間も忘れて気聞いてしまいます。ため息ものの美しさ…

"Hemkomsten" Jonas Åkerlund och Josefina Paulson

さて今回テーマは「北欧の音色」です。

ここでは弦楽器についてです。そして、個々人のことではなく、「一般にイメージする北欧の音色」という話題です。

最近、アメリカやEU圏などの外国人が演奏する北欧トラッドを聞く機会が増えました。増えるほど、聞くほど、違いを感じます。外国人か、北欧の人か、北欧の人でもクラシック・メインにしている人かで、全然違う音色です。良い、悪いではないですし、バックグランドが違えば方言のように演奏にも出るもの。そういう多様性は個性的で面白いです。

でも、その違いは何か?何が、その音色は北欧とは違うと感じさせるのか?この違いが分かると、技術的なこと、意図した音色が出せないといった音色作りの助けになるんじゃないかと思うのです。

そこで、常日頃のこの疑問、先月、来日していたヨーナス&ヨセフィーナに聞いてみました。"スウェーデン人だな、そうじゃないな、と音色で分かるよね?なんでだと思う?"と。二人とも最初は「うん、うん、そうだ、確かにそうだ。」と大きくうなずき、そして理由を聞くと「そんなこと、考えたこともないし、聞かれたこともない。」と、二人とも真剣に考えこんでしまいました。

その時でた意見で、一つは「柔らかさ」です。

北欧フォーク以外では(バイオリンで)ボーイングはもっと柔らかく、左手の指板を押さえる指も柔らかい。でも北欧フォークではコツコツ聞こえるくらい鋭く叩くように押さえる、と。確かに、艶やかで滑らかな音色だと異国の印象があります(私が言うのも変ですね)。例えば、「スウェーデン人でバロックもフォークもやる〇〇〇(誤解をまねくので名前を伏せます)の音を聞いてスウェーデン人かどうか分からない。なぜか?」 ここでも話の結論は「柔らかさじゃないか」ということでした。でも、ヨーナスの音色はとても北欧的ですが柔らかい繊細な音です。柔らかさだけでは説明しきれていない気がします。すっきりしたような、しないような。

でも、あまり細部を考え始めると人による考え方の違いにぶつかります。

例えば、ある人は「スウェーデン人ってガシガシ弾く」と言いました。アグレッシブに弾く「スタイル」という意味ではダンス音楽ですしそうだと思いますが、私の「ガシガシ」の印象は「荒々しい、野太い音」で、違う気がします。、私の感じる北欧の音は、エコ指向の自然派のような感じです。田舎っぽい素朴さとか、都会の作りこんだ艶やかさではなく。すっぴんでもキレイみたいな。(変な例えですね)。もしくはスウェーデンのダンスが「瞑想のよう」と言われるので、「哲学的な音」というとしっくりきますがどんな音だかさっぱり伝わりませんよね。

元々私が思っていた北欧の音色は、「澄んだ響き」です。大昔から北欧フォークの人たちは無意識に求めていると思うのです。ニッケルハルパやスウェディッシュ・ヴィオラダモーレ、ノルウェーのハーディングフェーレにしても、昔から共鳴弦をつけるのが好きな人たちです。そこには「柔らかさ」よりも「透明感」「豊かな響き」「残響」に対するあこがれを感じるのです。※「木のぬくもりのある音」と言う人もいます。表現が違っても、北欧的かどうか音を聞いて答える時は意見が一致するので不思議です。

そして、スウェーデンでは昔から納屋で集まって弾いたり(結構な広さです)、屋外のステンマがあったり、大きめの空間や自然の中で楽器をよく響かせる機会が多かったせいでしょうか。外も静かなせいか、音が吸収されて小さくなるという感じがあまりしません。それで、フィオール(バイオリン)に対しても同じで、楽器をよく響かせる、よくボディを鳴らすような弾き方をするのかなと。弓も小さく使うより大きく使います。

この北欧らしい音色についての質問を以前、ハーディングダモーレ奏者の野間さんにもしたことがあります。その時に野間さんが言っていたのは一つには「気候」の関係があるのでは、と。湿度の高い、低いで鳴り方が違うから、という話でした。なるほど、一理あると思います。

ヨセフィーナ達に「気候相違説」をぶつけてみると、首をひねります。でもね、ヨセフィーナ、日本に来て最初のライブで湿気で固まった鍵盤を削ったでしょう。ドライバーにナイフにやすり、鉛筆…と探して走り回ったじゃない!「この湿度がボーイングに(音色に)何の関係もないってことはないでしょう!」と思うのです。それも一時滞在先ならまだ腕が記憶しているけど、仮に日本に10年住んで弾き続ければ音の出し方は変わるんじゃないでしょうか。

であればもっと自然に力を抜けるような、練習に向いた場所が必要ということですね。早速、自宅のそれぞれのポイントで響きをチェック!

1.ダイニングリビングと一続きの空間。 →普通。

2.床の間の前(床の間の天井は高いので) →悪くないかも?いや、床の間の壁に近づきすぎて反響がきつい。

3.玄関(天井が高く、靴を脱ぐところは固いコンクリート、且つ低い。)→よく響く!でも、近所への音もれが気になる。

4.お風呂(狭い空間で逆によく響くかと)→楽しい~!教会の響き!?いやいや、反響がわんわんなって耳が痛い…

5.壁をまだつけてない2部屋と廊下が一緒になった空間(家具もほとんどない)→部屋の端に立って中央に向かって弾くとすごく自然。

ということで、我が家は3と5が、腕の力がいい具合に抜けて弾けることが分かりました。でも、普段の練習には問題が…。3も5も冷房と暖房がありません。春と秋の限定期間のみですね。でも10月はクーラーがいる暑さで11月は暖房いる寒さで、一体、日本の秋はいつなんでしょうね

さらに、この話、もう一つ加えて

1.「フィドルから始めたニッケルハルパ奏者の音色」

2.「ニッケルハルパ奏者が弾くフィドルの音色」

これも特徴的です。1は、そういう人が実際に多いから聞いたことある方も多いでしょう。でも、2はあまり普通には聞く機会がないですよね。現地でセッションしていると楽器を持ち替えて弾き始めることが多く、その時に気づきます。(※ヨセフィーナは、上記1,2どちらも関係なく器用に弾きこなす奏者だと思います。)2はどんな音かというと、パスパスした輪郭のはっきりしない音になりがちです。これは共鳴弦を鳴らすために抜く力加減が癖づいているせいかもしれません。力を抜くのが肝心といいつつフィドルのほうがしっかり弾くということでしょうか。

先日、音楽関係じゃない人から「ニッケルハルパで今後どうしたいのか?もっとライブをしたいのか?日本で普及させたいと思っているのか?」と聞かれました。なかなか、私の思いを理解してもらえないのですが(理解しにくいだろうと思います)、私の思いはただ純粋に「本気でこの道を極めたい」。遊びとか息抜きと思ったこともなく、でも普及とか具体的なこともあまり頭にありません。すると「じゃあ、究めるとは音楽で食べていきたいという意味?」と聞き返されました。お金は大事ですが(笑)、それとこれももあまり関係ありません。「じゃあ、何がしたいの!?」最後によくこう聞かれるのです。留学の時もそうでした。「目的は何!?」と。目的は「極めたい」。それでは世間的にはダメなようです・・・。

人による音色の違いという個性は結局のところ残りますが、それでも、私の極めたい音は、芯の芯まで「北欧の音色」です。

理想の音色、自分が思う北欧の音色、人それぞれ異なると思います。皆さんも自分の求める究極の音に近づけますよう!!

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ポルスカ、曲名のミステリー

2016-08-18 23:19:04 | ポルスカについて

今日のお題、慣れている人にはミステリアスではないのですが。

ところで、最近、深海の奥深くにひそんでいたのに、こんなに出てきていいのか?とソワソワしています。ありがたいことです。でも、「最近一体どうしたの!?」と聞く人もいるくらい。でも、出てきたからには、楽しみます!来年の今頃はまた潜っていることでしょう・・・ブクブク.。o○


お知らせ

  • 8/27(土) 「北欧の音楽祭」に向け、練習会(三田、郷の音ホール)※北欧の曲を弾くのが初めての方向け。そとフェス楽しみましょう!!
  • 9/3(土) ハーディングダモーレの野間さんとデュオ・ライブです。茨木のDBarにて、19時~、2500円+ドリンク別。以前ならドレークスキップ、五弦ヴィオラの野間さんです!と紹介したでしょう。Malungで腰を落ち着けて学んだディープな北欧の音色にソロ活動も注目です!そんな方と一緒にできて光栄ですハーディングダモーレの音色はフィドルとも違う、ハーディングフェーレとも違う、不思議に空気に溶けていく音でした。ガット弦を使っているそうで、その柔らかさも感じます。野間さんは南部よりもダーラナの曲が好きなのだそう。リハではお互いの共通曲を探し・・・これ知ってる?合戦。面白かったです☆要予約:nyckelharpa@folkishproject.comまで。そしてリハ中、なんでか南部の曲を教えてもらいました(ライブの曲とは関係なく) 聞いたことあるなーと思ったら有名な曲のようです。Pigopolskan efter Pehr Hörberg
  • 9/17(土) 枚方ワールドミュージックフェス 様々なアーティストライブが目白押しです。私は、投げ銭ライブ10分&スウェーデンのお話し50分です。投げ銭のほうは、その後にするお話しの宣伝を兼ねているので短いソロ演奏の予定です。お話しは、スウェーデンのこと、伝統音楽、ニッケルハルパの歴史、制作の様子など!
  • 9/21(水) 演奏&ダンスワークショップ 「弾いて、そして踊る」第2回です。スウェーデンの伝統音楽を、「聞く、弾く、踊る」。それぞれに楽しみがありますが、どれもが一部であり、全てではない。切り離せない一つのことを一つのワークショップにしました。ダンス初心者でも大丈夫です。三田の北欧の音楽祭、アルスペル曲からもやります。場所は、都島スポーツセンター(最寄りは、JR桜ノ宮駅 or 地下鉄谷町線、都島駅)18時~演奏、19時~ダンス、20時~演奏&ダンス nyckelharpa@folkishproject.comまで。 
  • 10/2(日) 北欧の音楽祭 三田市、郷の音ホール。中のライブイベント、外の参加イベント、ワークショップやマーケットも。私は主に外フェスをうろついています!

最近、北欧の音楽祭に向けて、少しだけお手伝いさせてもらっています。その関係で以前、ニッケルハルパのJosefinaの動画セリフを訳したのですが、意外に難しかった!翻訳って経験はありますが、仕様書、契約書、報告書、資料、過去の判例…など、楽しめる読み物ではない文書を訳す実務翻訳がほとんどなのです。だから、セリフの翻訳は実は初めて。えーっと、何語に訳そう最初からキーボードの指が止まってしまいました。

私は筑豊弁と博多弁が混ざった言葉を話します(最近はアクセントが関西風と言われます。だって関西に住んで10年以上)。だから関東の話し言葉は分からないのです。「~じゃん」は横浜と言うけどホントかどうか知らないし、「~だわ」って妙じゃないか東京の従妹に聞いてみようと一瞬思ったけどやめました。そんなことしてたら「なんか、言い回しも文法も変です!アナタ、ニホンジン、ウソ!」なんて言われそう!

そこで、ふと思ったんです。海外セレブ記事で使われる日本語。「私、ハッピーだわ」みたいな言い回し、よくみかけますが、20代のイマドキの女性の言葉として不自然に思えるのです。そしたら、やっぱり。その不自然な違和感は正解でした。「~だわ」「~かしら」など翻訳で使われる女言葉は明治時代の女学生の言葉なんだそうです。この女言葉は翻訳の世界で生き続けているという話なのですが(中村桃子さんによる記事)、私からすれば、翻訳者なんて自宅でPCに向かう人がほとんどで、地方在住者が私みたいにリアル東京弁が分からないから無難にドラマ風言葉をあてるっていう例もあるんじゃないでしょうか。

ちなみに、役割語(金水敏さんによる説明)というのもあって、博士語「わしは~じゃ。そんなもんは知らん。」という上方風の言葉、忍者の「拙者は~でござる。」、そして、田舎者には疑似東北弁をあてるのだとか(西日本の方言ではなく)。

これと似た話で、スウェーデンの小説で田舎者が登場すると、ノルウェー風の訛りをしゃべらせることがあると書いてある本を見ました。言葉って生きてるだけに奥深い。

さて、やっと本題!スウェーデンの曲の名前の話

ここ最近「スウェーデンの曲、名前が覚えられなーい!」とか、「efter~ (誰々にちなんだ)って、自分が弾いて教えたら、efter(自分)になるってこと?」と聞かれることがチラホラ。聞かれて、考えてしまいました。そんな視点で見たことがなくて。スウェーデンでも曲名のことで話題になったことがなく、同じ言語、文化的に当たり前と思っている背景を共有しているからじゃないでしょうか。そこで日本人から見た、曲名のこと、私の経験上のまとめ程度ですが、順を追って書いてみます。

  • 曲名の基本1 「曲の種類、その曲を伝えた人、地名」

「Polska efter Viksta Lasse, Vendel, Uppland」とあれば、「ウップランド地方、ヴェンデルの、ヴィクスタラッセが伝えたポルスカ」で、これが曲名です。同じ人の曲だと、同じタイトルが続きます。人名のミステリー、という話題もありますがやめておきます(Viksta LasseのVikstaは地名とか、OlleとOlofは別人じゃないよ、とか。)

  • 曲名の基本2 efter~は、1「誰のバージョンかを示す」または、2「教えてくれた人を表す」

1.efter~は「誰々にちなんだ」と訳せます。「その人が作った曲」、「その人が地元の曲を弾いていた」、どちらもありえますが、つまりその人が弾いていたバージョンです。同じ曲で、efter~の後に色んな人がいる時は、それぞれの人によるバージョン違いということです。じゃあ、誰でも弾いたら、efterの後にその人の名前をつけられるのか?という問いには、もちろんNo!です。その時代、その土地で有名とか、または最近話題のミュージシャンとかであれば、その人のバージョンだと言われます。口伝による音楽では、多数の人が認めて初めて定着するものだと思います。

2.言葉通りの使い方で、「誰々に教わった」という時にもefter~と言いますがこの時は曲名でないことに注意です(私は曲名ではないと思っています)。見てなんとなく分かります。efterの後が、古い奏者ではなく、活躍中の人の名前だったりするからです。「あの時のワークショップで習ったあの曲」という仲間内で回す楽譜で補足として使うことが多く、雰囲気でも察知できます。

  • 曲名の基本3 やっぱり似てる!番号!1、2、3!

やっぱり曲名が同じだと紛らわしいのです。なので、nr.1、nr.2、と番号をふっていきます。でも、これも口伝音楽なので・・・人によって何番がどの曲とか違ってたりします。仕方ないか。a-moll、d-mollと、曲名にkey(調)まで加えて識別することも多々。

  • 曲名の基本4 曲も似てるでしょ!

メロディがそっくりだと、姉妹、syster-(システル)とつけることも。systerpolska nr1、systerpolska nr2。ちょっとカッコいい感じのvariantもあります。「○○ポルスカ、ヴァリアント」と書いてあると、「○○ポルスカのバージョン違い」という意味です。

  • 曲名の基本5 そりゃ、歌だわ!

Randig kjortel(ストライプのスカート)とか、意味のある曲名の時は、歌(歌詞がある曲)が元になっていることが多いです。多いというだけで必ずではありません。(歌の場合は、歌詞から曲名をつけるのが普通) それと、誰かが作ったオリジナル曲もタイトルをつけますね。

  • 曲名の基本6 そんなの意味ないし!

曲名があると歌の確率が高いと言いましたが、実は、大した意味がない曲名も多いです。口伝だから人の言うことって所詮・・・ですね!

例えば、「Julafton valsクリスマスイブのワルツ」クリスマスに弾いたらいい感じ?いいえ、関係ないのです。エリック・サルストレムが、クリスマスイブに(日本でいうなら家族だけで大晦日や元旦を過ごしている時に)電話がかかってきて「あのワルツなんだっけ?ほら、ラーララ♪っていうアレ。」こんな時にそんな電話するか?!ということで、クリスマスイブのワルツと呼ぶようになったんだそうです。これは、元はエリックのお父さんの名前をつけたVals efter Anders Sahlströmと呼ばれていた曲です。他にも、アニメの出だしに似ているからとアニメのタイトルをくっつけたとか、なぜそう呼ばれるのかさえ分からないというものもあります。じゃあ、Storpolska(storは、大きいという意味)も意味がないの?と思う方、残念でした。このstor-がつくときは、言葉通り、でっかいのです。通常、Aメロ、Bメロの構成が、Cメロまである(またはそれ以上)のポルスカのことを指します。

  • 曲名の基本7 意外に大事なav

av~(人の名前)この時は、英語でいうby~です。その人が作った曲です。このavを軽く見ていると、ややこしいことになりかねません。

例えば、Julottan av Mats Wallman、「マッツ・ヴァルマンが作ったユーロッタン」という有名なクリスマスのポルスカがありますが、これがなぜかダーラナ地方の伝統曲として一部広まっているようなのです。Matsは現役で活躍するフォークミュージシャンなので、かわいそう・・・(本人はどうでも良いと思ってるかもしれないけど)。avは、きちんと注目したい箇所です。

  • 曲名の基本8 番号は謎の手がかり

曲名に番号がある時は、Byss-Calleビスカレの有名な#25、#32であれば、Byss-calleの52曲ある譜面集の番号だったり、Einar Övergaadが書き記した譜面集の番号だったりします。ちなみに、曲名ではありませんが、SvLはSvenska låtarという地方ごとに編纂された楽譜集のことで、Einar ÖvergaadならEÖと略され、CDやネットで拾った譜面に補足があることも。この楽譜集は、奏者の生い立ちとその人の曲(楽譜)の両方が掲載されています。

  • 曲名の基本のまとめ やっぱりややこしい?

じゃあ、どうやって曲名が覚えられるのか、と聞かれれば、やっぱり色んな地方をランダムにいいとこどりすると覚えにくいものです。一つの地方、一つの楽器に絞って音源を聞くと、繰り返し同じ名前が出てくるので覚えられるのです。その人をネットで調べてみましょう。その地方を代表する人だと分かるはずです。そして似た名前があれば、その人のお父さんだったり、誰と誰は演奏仲間とか、それを少しずつ広げていきます。

  • まとめのまとめ スウェーデンって合理的

スウェーデンはとても合理的な考え方をする国だという印象があります。観光本など眺めても、社名や店名でイメージ優先のネーミングよりも、地名や人の名前をシンプルに使うことが多いです。デュオやグループ名も(名づけることもありますが)、本人の名前だけというケースが多いなと感じます。曲名に関しても、隣のノルウェーはきちんと曲に名前がついたものが多く(個人の印象ですが)、比べれば、スウェーデンは曲の由来や資料情報がそのままタイトルになることが多いと思うのです。時々、よく曲のこと知っているね!と言われますが、単に曲名から調べて分かった、というのは案外多いんですよ!

追伸:スヴェン・アルベックの論文で背中を押してくださった皆様へ!

夏の課題図書だ!と改めて読み始めました。類似する日本語の論文を先に読まないと、用語や引用など素地としての知識が不足しているなと痛感しています。一旦、このまま読み進めますが、皆さんに内容紹介しようと思えば、他のものも読んでから・・・。まだ先になると思います。気長にお待ちくださいませ!!

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ポルスカを感じるワークショップ

2016-06-18 21:55:17 | ポルスカについて

今日は堺市で恒例のリズムパラダイスに行ってきました。ロングダンスでタンバリン博士の田島さんに少し入ってもらい、終わらないでー!っていういい感じになりました。ロングダンスで使った曲は”Opp au ud å au”というとってもシンプルな歌。別名"Opp och ut och gå", ”Näs Ingars polska", "Slängpolska efter Brunn"色んな呼び方、いろんなバージョンがあります。音が少なくてすごくシンプルなのにビートを聞かせるとかっこよくなり、飾りを沢山いれると上品にもなる、優れものメロディですよー。皆さんもお試しあれ~。KeyはDかGで、ニッケルハルパならCでドローンたっぷりで弾くと楽しくってとまりません!

Falun folkmusik festivalの古い映像(文字リンクだけ貼ってます。4:50辺り)ですがいい感じですよー。

もう一つは、下に埋め込んだ動画。大御所、Johan HedinとPelleの優雅な演奏にうっとり。これも元は同じ曲です。

Upp å ut å gå, polska efter Karl Andersson

ところでここ最近、バイオリン初級レッスンの付き添いをしています。付き添いといっても待っているだけで、その間、前回の記事に書いたSven Ahlbackの論文を読んだり(みごとに寝落ちします夏の課題図書に決定!?)。そして、気持ちよ~く、うたたね寝していると、先生のあるお言葉でハッと目が覚めました。

「休符のところを、ウンウンって心の中で数えてねー。足でトントンって数えたらあかんでぇ~。足でしかリズムが取れない大人になっちゃうからね!」

パリーン!ってグラスが割れる音がしました(幻聴)。ムンクの叫びも見えました(幻覚

そんな大人、ここにいます!無表情、無関心を装いましたが、血圧が乱降下しました。いけませんねー。いやいや、何がいけないのでしょう。考えると何がbetterで何がbestなのか分からなくなってしまいます。

ちなみに、ポルスカは「タン タンタン タンタン タンタン…」が延々と続きます。そして、それを足でとっています。「でも最後は、タンタンタンって均等になるよね」と言われたことがあります。でしょ?ポルスカを弾く人だけに分かる「あるある」です。

ダンスの「あるある」は、ポルスカをまわっていると、段々まわっている感覚がなくなって前に進んでいるだけという不思議な感覚になること。そして、深い深い瞑想の世界へ・・・そんな感じです。静かで不思議で止まらない。

そんなポルスカをもっと体感しませんか?

  • 9月17日 ひらかたワールドミュージックフェス  -このフェスは世界中のワールドミュージックが楽しめます。私が担当する講座は、ニッケルハルパ制作の過程や歴史の話、スウェーデンの伝統音楽の話を演奏も少し交えながらスライドの写真を使ったりお話しを聞いていただく内容です。ニッケルハルパを触ってみたい方は終了後にコーナー設けているのでぜひ!

7/6のワークショップ(演奏&ダンス)について

ポルスカを「弾いて踊って感じる」ためのものです。そして「北欧の音楽祭」で、当日、自由参加で皆で弾く機会があるのですが、その時の曲もやりましょう!というものです。曲は簡単なのでお気軽に参加ください。ダンスのほうは、すぐには踊れないかも?3拍で1回転するのは、自転車を初めて乗る時のように練習というより最初のコツをすぐに飲みこむかどうかで個人差があるのです。でも、1輪車曲芸みたいに特別な人だけが踊れる特殊なダンスではありません。スウェーデンのおじいちゃん、おばあちゃん、普通の人たちが今も昔も踊っているものなのです。美しいターンを極めるには何年もかかるけど、楽しく踊るだけなら十分!試してみたいなーという方、一緒にリズムを感じましょう!

そうそう、10/2に北欧の音楽祭(スペルマンス・ステンマ)があるのですが、「フォークミュージック・フェス(民俗音楽祭)」と「スペルマン・ステンマ(演奏家の集まり)」どう違うの?と時々きかれます。

どちらも「参加型の伝統音楽のお祭」です。弾きたい人はあちこちで弾いたりワークショップがあればダンスもできるし、ライブもあります。聞くだけでもOKです。北欧を旅する機会があればぜひのぞいてみてください♪

それで、二つがどう違うのか、私の個人的な印象ですが・・・。

フォークフェス」は、よりショー的でステージにお金もかかっていて、その分、交通の便のよい集客しやすい立地が多いです。その分、ピクニック気分というよりライブに行く感じになり、行動に制約がつくこともあります。一言でいうと、参加型ライブ・イベント。民俗衣装を着ている人を見るとパフォーマンスする人かな?と思ってしまいます。

ステンマ」も規模が大きいとステージ・プログラムは同じくらい充実しますが、森と草原広がる場所での開催や地域の伝統行事と一体になったものが多く、大自然の中、朝まで弾いたり、テントはってご飯つくったり、自由きまま。「ステンマ」という言葉は音楽は関係なく単に「集まり」という意味で、プロもアマチュアも関係なく伝統音楽を楽しむために人が集まったという感じです。聞いて楽しむだけもOK。そして民俗衣装を着ている人を見ると、地域の人かな?という感じで自然に溶け込んでいます。

そして、10月にある北欧の音楽祭では、アルスペル曲のリストアップを私が担当しています。当日もウロウロしているので探してみてくださいねー♪

スウェーデンで、「フォーク・フェス」「ステンマ」いずれも、アルスペル曲allspel låtarというのが発表されます。これはアル(皆で)スペル(弾く)曲というい意味。やはり共通のレパートリーがあってこそ楽しめるものですよね。必ず事前に告知されるものなのです。近いうちにそのリストも公表予定です。

その曲をリストアップしていて、そういえば「スウェーデンの曲名ってどうやって覚えるの?」「覚えられない!」とよく言われるなーとふと思いました。例えば「~にちなんだ曲(efter-)」というだけでも文字通りだけではない意味があって。長くなったので、曲名の謎については次回書きます!

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メロディは楽譜を超える?

2016-05-21 15:44:40 | ポルスカについて

先月はハープのなみさん、フィドルのみどりさんと、私にはもったいないような方と一緒に演奏させていただきました!そして、その後は楽器を持ってきた方とのセッションタイム!今年で一番楽しい日でした。なんで、皆で弾くとこんなに楽しいんでしょう!?はしゃいでいると終電を逃してしまいました・・・。

そして、ここ数年ギター(男性)と弾く機会のほうが多かったせいか、私が野性的だからか、力強いとか逞しい演奏と言われることが多かったのですが。ハープの音色ってなんて乙女!そして、みどりさんの伸びやかなフィドルの音色に合わせると、借りてきた猫、じゃなくて借りてきた虎みたいです。私も少しは女子だったことを思い出しました。床を蹴るなんて、とんでもございませんわ、という気分で演奏させていただきました。あ~音楽って不思議。人を操りますね。

色んなお知らせは最後に掲載しています。

さてさて、最近、大きな課題を見つけました。今日は堅い話です。曲を探していたときのこと。

Polska från Barsebäckって知っていますか?古くて上品なメロディ、フランス人が好むようでEU圏で人気というイメージがあります。

※ちなみに、スウェーデン語-rs-は「シュ」という発音です。例、Andersはアンデシュ、Barsebäckならバーシュベックです。

Slangpolska fran Barsebäck / Špecialni godalkarski orkester

この曲、E(ミ)で終わります。では、この曲の調はなんだと思いますか?普通ならE(フリジアン)と答えるでしょう。でも、よーくメロディを聞いてください。Folkwikiというスウェーデンの伝統曲を集めたサイトではA-moll(Am)と分類しています。そして、その楽譜の下に面白い会話が載っていました。

-この曲は、本当にAmなのか?Eフリジアンじゃないのか?

-(要約)モダリティ(教会旋法などのこと。これは、調(key)という概念と異なります)に、100%の正解はない。試しに、Eのドローン(ベース音)、Aのドローンメロディに合わせて歌ってみて、どちらがメロディに合うと思うか。こういうスウェーデンのモダリティについてもっと知りたければ、Sven Ahlbäckの論文を読んでみて。

という内容です。モードとキーについて、深く考えたことないのですが、そういえば、レッスンでスコーネの古い曲を教えていたときにおかしなことがありました。Amの曲だと思っているのに、伴奏をつけるとDmで最後までいってしまうというループに陥ったことが。どうしてそうなったかちゃんと分析できていません。

もう一つ、私がライブでもよくひくPolonais efter Magnus Theorinという曲があります。これは後半は転調するので前半だけでいうと、シで終わるのでh-mollのようです。でも、弾くときはDのドローンで弾いています。いくつか音源を聞いたことがありますが、明るい伴奏がつくのでそういう認識の曲のようです。そう弾くととっても明るくさわやかなメロディになり、私のお気に入り曲の一つなのです。(folkwikiの楽譜もD)でも、「100%正解はない」という言葉通り、h-mollのマイナー調で伴奏しても、暗くてかっこいい感じにしたければそれで良いのでしょう。でも、これもSvenの論文でいう、モダル・ミュージックの話なのかはっきりしません。

スウェーデンでは、「シ」と「シb」は、それぞれ「H、ホー」「B、ベー」と明確に区別します。全て「B」で通すと、通じません。)

この議論に登場するスベン・アルベックSven Ahlbäckは、著名な伝統音楽のミュージシャンです。研究者でもあります。そのSvenの論文を読んで、きちんと話を理解するべきなのでしょうね。

ネットで探すと、すぐにヒットしました。「Melody beyond notes」というタイトルです。メロディは楽譜を超える。なんとも意味深な。

早速ダウンロードして印刷しようとすると…550ページほどあります。そんなに!?でも、読んでおかないと…。紙をけちって2分割の両面で印刷してみました。あぁ、ちっちゃくて図が見えない。ますます読む気力が。

誰かー!完読できるよう背中を押してください

お知らせ

6/18 堺市 リズムパラダイス ※ダンス講師ひろみさんと、未就学児でも踊れるスウェーデンのダンスを。ダンス&演奏のデモも。

6/25 箕面市 リシュオル祭 ※アトリエ・リシュオルで、ハープ、フィドル、ニッケルハルパのハウス・ライブ。終了後、箕面川に蛍を見に行きます。そのあと、セッションタイムもあるので、楽器持参でご参加ください。冒頭のチラシがそれです。チラシの背景は、私がスウェーデンにいた時、駅までの道のりでパチリと写したもの。のどかです。

7/6(仮) 日時と場所は追ってお知らせします。楽譜を使わないスウェーデンスタイルで、ポルスカを覚えませんか?前半は音楽ワークショップ、後半はダンス講師ひろみさんによる、ポルスカ・ダンスのワークショップ、最後に曲とダンスを合わせます。

そしてこれは、10月2日、三田の郷の音で開催される、北欧の音楽祭(スペルマンス・ステンマ)のプレイベントです。楽器をもって弾きたい人は弾き、聞きたい人は聞く、踊りたい人も、音楽を通して気ままにすごす北欧流のイベントです。国内外アーティストライブも!これについても、また次回紹介します。

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お知らせ

2016-03-24 14:37:10 | お知らせ

この冬、初めて会った方に写真を撮って良いかと聞れたので「ええー、なんで私なんかと!?」と言ってしまいました。楽器を持ってる時なら撮影タイムになるのですが、手ぶらだったので。でも、答えようもないアホなことを言ってしまったと思ったのですが

「だって、出没がレアだから、撮っとかなきゃと思って!」

とのこと。それはそれは。オタクな私としては「レア」発言にちょっぴり嬉しくなったのでした。

それで「出没レア」状態を維持したほうが良いんじゃないかと思いつつ静かにしていようと思ったのですが、暖かくなったのでちょっとだけ出没することにします。

3/27(日) 万博公園  EXPOアーティスト「森の音楽会」 ギターは浦川裕介さんです。

4/30(土) 茨木 DBar 2500円ワンドリンク付 19:30~(19時オープン) ハープのなみさん、フィドルのみどりさんとの初共演です!

万博公園の中の、自然文化園 春の泉でやるのですが、石垣が良い雰囲気です。これで桜が咲いていたら、ほんわか暖かい日だったら、とっても気持ちよく演奏できそう。

最近、バイオリン教本1巻というのをまじまじと見る機会がありました。そしたら、「こんな風に立ってはいけない」という足の写真がいくつか。

ふむふむ・・・見ていると、私、全部やってます!!

悪い例は、片足に重心をのせない、膝を曲げない、足を開き過ぎ、等々。ボーイングに影響するからだそうです。きっと私の演奏を見た、クラシック・バイオリン出身の方は驚愕することでしょう!ひょっとしてニッケルハルパだから笑顔で許してくれているのでしょうかー。

ボーイングに影響するという点で考えてみると、重心を片足にのせたり、膝を曲げるというのは、例えばポルスカのタイミングと合っている訳で、つまりこれをしない演奏というのはポルスカのリズムの影響が少ないボーイングという逆の見方ができるかもしれませんね。呼吸の仕方一つとっても、ワルツとポルスカを弾き分けられますし、体の隅々の全てがその人の音を作り出しているのですね。

さて、日本ではヴェーセンで知名度のあるウロフ(ウロヴ)ですが、私はこういうリラックスした演奏が好きです。

細部をばちっと、かちっと決めるより、音やメロディが自由で生き生きします。そして演奏する人の気持ちや、メロディが持つ美しさは、やっぱりシンプルなほど引き立つと思いません?

Gås-Anders 200 År "Maskin"

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