①我が家の畑で福寿草とともに最初に咲いた花。
②昨日のキロロから見えた余市岳。思ったよりいい天気のなか、気持ちよく滑れました。
よぎょさんが旅立っていきました。
彼女とはブログを始めた頃からやりとりが始まったように思います。
彼女の書く文章はまっすぐで、あたたかさと聡明さがありました。
本や映画、旅が好きなところにも惹かれました。
「リレー・フォー・ライフ芦屋」に彼女も来てくれ、一緒に語らいながら歩くこともできました。
想像通りのあたたかく、優しく、明るく、聡明な、笑顔の素敵な人でした。
よぎょさんは多重がんの患者さんでした。
そして、Sさんもそうでした。
2つ目のがんは二人とも同じ部位で、前半の経過はかなり違うものの、タイプも似たものであったようです。
なので、Sさんの経過をそばで見ていて、よぎょさんの体調も相当悪いものなのではと思い、心配していました。
Sさんは、昨年秋に治療を一時やめたいと医師に伝えたところ、治療をしないのなら別の病院へ行くよう言われました。
Sさんはずっと同じ病院でみてもらいたいと思っていたようだったけれど、彼女はホスピス病棟のある病院をいくつか紹介してもらい、自ら足を運び、一番納得できた病院へ行くことを決めました。
よぎょさんも病院のことでは相当悩まれていたのではと思います。本当は彼女もずっと同じ病院でみてもらいたかったんだろうけれど、でも、その時どきにしっかり自分で考えて選択をしてきたことは彼女らしいし、すごいと思っています。
医療に救われたり、絶望したりしながらも、自分の頭でしっかり考え、選択し、前を向いて生きてきた二人。
私も彼女たちとともに今の医療ってこれでいいのかなと疑問に思ったり、時には怒りを感じたりもしてきました。
医療については、私一人の力でどうにかなるものでもないけれど、自分もその時々で自分の頭でしっかり考え、医師や周りの人たちと相談しながら、前へすすんでいきたいし、これからあるべき医療についてずっと考えていきたいし、時には当事者として声を上げていければと思っています。
よぎょさん、おつかれさま。ゆっくり休んでください。
出会えて、本当に良かったよ。