【和歌山・橋本市】橋本駅周辺、ほんまち通り商店街をゆく

　橋本駅近辺にかなり古い町並みが残されていると聞き及び、和歌山市から路線バスで１時間半かけて橋本市まで先週出掛けて参りました。
　JR和歌山線と国道２４号（大和街道）に挟まれた一帯が香ばしいようで、地図を片手にウロウロ。

　和歌山の雑賀崎に匹敵する狭い＆急坂の路地。




古い町らしく、あちこちで道が分岐しておりまして、ちょっとした探検が楽しめます。



橋本駅をあとに、駅前通りを左折して路地に入り込んでみますと、
古い医院の看板も！恐ろしく古そうです。




昔ながらの商店も点在していました。


宿場町らしく、いい感じの木造建築も点在。


高低差を利用した木造の３階建！なかなかの威容です。



ほんまち通りという、大和街道から一本裏に入った商店街。
かつてはかなりのお店があったんだろうなと思わせる一角。
　アーチはそれなりに年代物のようです。


ほんまち通りをゆらゆら




　再開発は始まっているようで、営業しているお店は少ない。。




香ばしい感じの雑貨屋さん。台所のデパートというフレーズと、明朝体風味の活字体がイイですね。


一時こういう感じの街灯が流行った気がしますが、円盤のような独特のフォルムが今や香ばしアイテムに。



　かつてはこのテント、晴天時はたたんで雨天時は広げるという運用であったそうですが、今や開け閉めする人も無く、荒れるに任せるのが寂しい。
　奥にすすむにつれ、空き地が目立ちます。


　橋本川の堤防から本町どおりを望む。
かなり再開発でクリアランスされているようで、文化財かなにかの建物が曳家で後方へ移動していました。
　もうちょっと早く来て居れば。。。という思いと同時に、もう１年も遅ければ完全に跡形もなくなってたかもしれません。。。


ほんまち通りを抜け、橋本川をわたった対岸にも古い建物がありました。