香ばしい町並みブログ ~昭和レトロな町並み~

当ブログでは日本各地にある「どこか懐かしく、ノスタルジーを感じさせる」昭和レトロな町並みや建物をご紹介していきます

【和歌山県・和歌山市】ザ・加太2008 その1

2014年05月16日 00時39分55秒 | 和歌山県(和歌山市・紀北地方)
(2008年5月撮影)

 南海和歌山市駅から南海加太線に乗りまして、終点の加太へ。
加太と書いて「かだ」と呼びます。三重県には加太(かぶと)という鉄道マニアには有名であった
関西本線の峠の信号場がありますが、全く別の場所。
 
 こちらが南海和歌山市駅。和歌山市の最盛期に建てられたこともあって威容を誇る。
昭和47年(1972)に南海が当時のお金で27億円を投じて竣工した駅ビルであります。
JRも1時間に1-2本乗り入れてますが、もっぱら南海の駅です。

高島屋和歌山店も入居していますが、残念ながら本年8月で閉店。
 もともと和歌山市は旧住友金属の企業城下町でもあったのですが、長らく不況で人口も減少傾向でして、
駅前もここ20年で本屋なども撤退してしまい寂しい限り。

 最盛期の1980年代半ばから1990年代半ばまで和歌山市民であった当方にとって、訪れるたびに
店が閉まっていくのは何とも寂しい限りなのであります。。。


和歌山の人は、和歌山市駅のことを「市駅(しえき)」とシにアクセントを置いて呼びます。
駅前は昭和テイストムンムン。小鯛雀寿司は和歌山市の特産品。小さな鯛の押しずしであります。


 加太線で加太へと向かいます。加太までは25分の旅


磯ノ浦までは住宅地の中を通りますが、磯ノ浦駅を出ますと海が車窓から見える。


 ほどなく住宅地も途切れ、列車は山間へと入ります。


 どんどん山が深くなってまいります。加太は漁師町なのですが、もともとは別の町村で昭和33年に
和歌山市に合併。昔からの住民の方が多く、地域の絆が強いそうです。


和歌山市駅から25分で加太駅に到着。駅舎は明治45年の開業当時のもの。有人駅であります。


名所案内もイイ感じ。


木造の瀟洒な駅舎、土産物屋、大きく伸びた木、駅前の佇まいがいい。実にいい。


土産物店もちょっといい感じに香ばしい。




駅前には小学生の作った看板が。どうやら加太にはお宝スポットがあるようです(笑)


 とりあえずは、観光スポットである淡島神社へ向けて加太の散策をスタートいたします。期待してやってください。


香ばしマップ順次更新しております。散策のご参考にどうぞ


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2 コメント

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Unknown (hiro)
2014-05-16 20:33:57
最初に和歌山市駅に降りて駅舎を見た時、あまりにも立派で驚いた覚えがあります!
JR和歌山駅よりもインパクトありました。
駅前の寂れ方も結構好きですね・笑

加太は駅周辺しか散策してませんので、楽しみにしております。
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Unknown (管理人)
2014-05-18 02:23:35
平成24年度の和歌山県が調査した1日の乗降客数によりますと、和歌山駅3万7千人、市駅2万(うちJRは3千)とほぼ市駅は半分。市駅は平成2(1990)からほぼ半減。

 和歌山駅は同期で12%減程度で、市駅の落ち込みはかなり激しいようです。

 和歌山駅と市駅のだいたい中間に位置するぶらくり丁もここ5、6年でさらに落ち込みが激しく、高島屋も閉店してしまうので、いよいよ和歌山駅一極集中しそうですね。

 市駅はデカイんですが、ほとんどオフィスビルと銀行なので、一般人が用があるのは改札口と高島屋と地下街くらいしかありません(笑)
 駅前商店街は30年前とにぎやかさもあまり変わりませんが(バブル当時でも静かでした)、駅前はかつてはそこそこの書店が2軒、CDショップ、英国屋喫茶店もあり、いつも賑わってたんですがねえ。。
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