海老蔵、闘病中の麻央さんは「治ってほしいし、治ると信じている」

歌舞伎俳優の市川海老蔵（３８）が５日、大阪・ＭＢＳテレビ「ちちんぷいぷい」（関西ローカル）で西靖アナウンサーと対談し、妻・小林麻央さん（３４）が６月に乳がんを公表して半年が経過した「今」について語った。

　京都・先斗町で「吉例顔見世興行」に出演している海老蔵は、９月から地方での公演が続いている。「それが一番つらい。帰りたいです」と家族を思いやった。ただ、親交のある西アナが相手とあってフランクに話し「代わりにやってくんない？　私が帰りたい」と冗談も交えるなど、終始笑顔で悲壮感はなかった。

　麻央さんが闘病中だが「ケロッとしてますよ」と自分自身のフラットな精神状態を説明。「治ってほしいし、治ると信じている。私は仕事をして、その姿が妻の元気につながればうれしい。子供たちが、歌舞伎役者になりたいなと憧れてくれたらうれしい。そういうスタンス。芝居に集中できないとかは、ない」ときっぱり。ポジティブに向き合っている様子だった。

　子育てについて持論も展開。「かわいがるのと愛情をかけるのは違う。愛情をかけるのは１５０％するべきだが、かわいがり過ぎるのは、よくない。たまには突き放さないといけない。それが愛」とし、長男の勸玄くんには「そのうち役者としてもっと厳しくなるから」と、より厳しい愛を注いでいることを打ち明けた。

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