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脱北女性、帰国し宣伝ビデオに出演 韓国の日々は「生き地獄」

2017-07-19 15:11:49 | 日記
ソウル(CNN) 3年以上前に脱北して韓国のテレビ番組にも出演していた女性が、最近北朝鮮へ戻り、政府の公式サイトのビデオで韓国を批判していたことが19日までに分かった。

この女性は北朝鮮生まれのチョンヘソンさん。2014年に脱北し、韓国で暮らしていた。韓国では「イムジヒョン」と名乗り、脱北者らが北朝鮮の政治や文化について語る人気テレビ番組「牡丹峰(モランボン)クラブ」に数回出演していた。

しかし、北朝鮮政府の公式サイト「わが民族同士」で15日に公開されたビデオでは、同番組を「政治宣伝」と批判。「北朝鮮の悪口を言うよう命じられた」と主張している。

チョンさんは先月、韓国から北朝鮮へ戻ったとみられるが、その方法や状況は不明。韓国の首都ソウルで「心身ともにつらい思い」を経験し、今は平安南道の安州で両親と暮らしているという。

チョンさんは「番組がうまくできたら、映画に出て人気者になれると思っていた」と話す。番組への出演を強制されたと主張するが、制作した韓国の朝鮮放送はこれを否定している。韓国統一省が詳しい状況などを調べているという。

北朝鮮から韓国へ向かう過酷な道のりについては、これまで多くの脱北者がCNNに語ってきた。韓国入りを果たした後に待ち受けているのは、スパイでないことを確認する検査や韓国社会に適応するための教育プログラムだ。

それでも、生まれ育った環境とは大きく違う資本主義社会になかなか順応できず、絶望感や疎外感を抱いてしまう脱北者は多い。

脱北者支援機関のハナ財団が15年、1700人の脱北者を対象に実施した調査によると、自殺を考えたという人は2割を超え、韓国人の平均の3倍にも及んだ。

韓国統一省が北朝鮮メディアの報道として指摘したところによると、12年以降に北朝鮮へ戻った脱北者は25人。このうち5人はその後、再び韓国へ脱出している。

チョンさんは北朝鮮のビデオで「お腹いっぱい食べられて、たくさんお金がもうかるという幻想につられて」韓国を目指したものの、実際には富を得ることに取りつかれた国だったと振り返った。ソウルでの日々は「生き地獄」のようで、祖国や両親に思いをはせるたびに胸が痛んだという。

別の支援団体の責任者によると、北朝鮮へ戻る脱北者たちの中には「韓国での生活がつらすぎた」という人のほか、「脅迫を受けた」「家族に会いたかった」「家族に連れられて脱北したが、もともと故郷を離れたくなかった」などの理由を挙げる人もいる。

北朝鮮当局は、戻ってきた脱北者を政治宣伝のために重要な人物とみなして優遇し、公務員として雇うケースもある。まとまった金を持ち帰れば、朝鮮労働党員となることが認められる可能性もあるという。

チョンさんはビデオで「帰国したいと周囲に話すと、根拠もなく処刑されるぞと言われた」「私はそれでも戻って両親に会いたかった。たとえそれが死を意味したとしても」と強調している。

ま、朝鮮などクソさでは南も北も「目クソ鼻クソ」で大差ねー、ってことなんだろうな・・・

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