曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

2代目ダイハツ・コペンを見て思ったこと

2014-06-30 23:48:41 | クルマ
ダイハツ・コペンの2代目が発表された。
まだ情報が少ないので、本当に適当なんだけど、公式サイトや開発者インタビューを読んで、とりあえずの感想。


シミュレータで作ってみた黄色いコペン。屋根の開閉を選べるのがいいと思った。

まず、ロゴがiOS/Androidの写真アプリ「VSCO Cam」に似てると思った。並べるとそうでもないんだけど。



この画像を作るときに、VSCOにAndroid版が出てることを初めて知った。さっそくXPERIA Zにインストールした。iOS版は前から使ってるんだけど、Hipstamaticがあるので、あまり出番はない。

デザインの第一印象は、トヨタのキーンルックデザインだなということ。あのエイのような、顔が突っ張ってるやつね。目つきは最近のトヨタの吊り目系だし、ていうか、トヨタと同じプロジェクターライトのパーツ使ってるように見えるし、フロントフェンダー前のフォグランプが入るところのダミーのエアインテークの形状が、内側に曲がってるところなんか、トヨタ86のちっこい版みたい。初代のかわいらしさは、ほとんどない。

つーか、デザインに初代へのリスペクトが全く感じられない。別にいいんだけど。

最初からリトラクタブルハードトップなのは素晴らしいと思う。僕はクルマは移動するプライベートルームだと思っているので、中で着替えできないとだめ。屋根がないとだめ。僕が屋根を開ける季節が限られる北海道生まれだからかもしれない。

ウリの着せ替えが、どんなものなのか今の公式サイトではよくわからない。現時点では「ローブ」だけだから、まだできないんだと思うけど。

できるようになった場合、左右で違うデザインとかもありなんだろうか。左右はダメでも、前後で違うパーツ、例えば前はスポーティで、後ろ半分はSUVチックとかも可能なんだろうか。そもそも、着せ替えは国土交通省的にどうなのだろうか。まさか改造車にはならないと思うが、ディーラーオプションの付け替えという扱いなのだろうか。

まだ「ローブ」しかないけど、ホンダのS660が出てくる前に、とりあえず先行して出しておく見切り発車っぽい感じがしなくもない。

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「軍師官兵衛」第26回「長政初陣」の感想

2014-06-30 00:01:21 | 大河ドラマ
長政だけ月代を剃っているのは何故なんだ。父さんも剃ってないのに。トップコート(松坂桃李の事務所)はOKだが、ジャニーズはNGだったとか?


血気に逸る長政を、善助やもこみちが、やたら余裕を感じさせる態度で諌める。ついこの間までやりたがり行きたがりだったくせに。そう言えば、連中の服装が急に立派になった。もこみちは口ひげ生やしてるし。


高松城は「無駄な戦を避ける」方針なのに、冠山城は力押し。その冠山城攻めが長政の初陣となった。わーわー叫んで一人で突撃してやられそうになり、もこみちに救われた。父さんの初陣も似たような感じだった。

だが長政は、お前は猪武者だと父さんにガッツリ叱られた。父さんは、嫌なものを見るような目をしていた。松坂桃李という岡田准一を超える爽やか野郎の登場で、官兵衛は爽やかキャラを演じる必要がなくなり、ちょっと黒くなったように感じる。

もこみちを長政に付けたのは、もこみちの熱すぎる戦いぶりを見れば、逆に冷静になれるだろうという配慮だと僕は思ったが、全然違った。一人じゃないってことを知らせたかったらしい。

織田本隊のほうは、あっさり武田家を滅亡させていた。そのまま恵林寺に潜伏している六角某の首のために、快川和尚もろとも寺を焼却。快川は光秀の師匠にあたる。彼の心の針が、またぐいっと謀反側に振れた。

安国寺恵瓊と官兵衛の密会が怪しくて良かった。腹黒い史実の官兵衛がそこにはいた。このドラマでは初めてかも。

その官兵衛と、なぜか小早川隆景が「道はひとつではない」と主張した。それはそうなんだが、二人とも今までは割りと硬直した戦略でやって来たような気がするぞ。

宇梶の清水宗治が、妙にまっすぐな目をした、天晴れな武士だった。あと三週間くらいで腹を切ることになると思うが、宇梶的にはやりがいのある役なのでは。今日は全シーン同じ甲冑姿だったので、まとめて2~3日で撮影とかなのかもしれんが。

ジオラマまで作ってシミュレーションし、高松城水攻めの工事が始まった。背景はCGっぽかったが、工事現場の俯瞰のシーンは、この始まって以来の多数のエキストラを使っていて、なかなか壮観だった。戦のシーンもそういう作りにしてほしいものだ。



鳥取城の兵糧攻めが、先週ナレーションだけで処理されたため、高松城水攻めが初めての奇策みたいな言われ方をされてたのは、なんだかなーと思った。

来週は、いよいよ光秀の「敵は本能寺にあり!」が聞けるらしい。

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「リバースエッジ 大川端探偵社」第11話の感想

2014-06-28 02:39:39 | テレビ・映画

今回は難解だった。

依頼者はメグミちゃん曰く「キモイ女」。依頼は、水上バスで通勤中に毎日見かける恐ろしく速い市民ランナーの調査。

そのランナー・間宮が滝藤賢一。テレビ中継のフルマラソンと同時にスタートして2時間を切る。現在の男子の世界記録は、ウィルソン・キプサング(ケニア)の2時間3分23秒である。信じようとしない探偵社のメンバーだったが、もののけか人間か見極めたいということで、依頼を受けた。

村木が調査をしてみると、間宮は毎朝10キロを25分台で走っていた。1万メートルの世界記録はケネニサ・ベケレ(エチオピア)の26分17秒である。フィクションなのでアレだが、間宮のスピードは本物だった。

滝藤賢一が実際に走っている…んだと思うが、かなり速い。撮影の為にフォームの指導とかはあったと思うけど、素人じゃない感じ。だが、調べると彼の特技は和太鼓で、ランニングではなかった。ものすごく役作りに拘る人らしいので、今回の撮影のために練習したのかも。

しかし、往復500メートルのコースを行ったり来たりするのはどうなんだろう。折り返しのところでスピードが落ちるし、雨の日は滑りやすそうだった。それでも世界記録より速いタイムが出るんだから、相当速いんだな。設定として。

どうでもいいけど、間宮が走る隅田川沿いのホームレスのテント街は、映画「容疑者Xの献身」にも出てきた。

間宮の自宅ポストを調べて、ドーピングをしていることが判明。大会に出られない理由も判明。人間が動物より走るのが遅いのが許せないので、ドーピングしまくって記録を追い求めているらしい。顔を歪ませ、目を剥いて唾を飛ばしながらまくし立てる間宮は実に不気味だった。滝藤氏らしく、ちょっとやり過ぎの感はあったが。


熊本マラソンで、また同時スタートを切った直後、間宮が心臓発作らしきもので倒れて死亡。のたうち回るのだが、これもやり過ぎかつ迫真の演技。それを双眼鏡で見ていた依頼者が身を乗り出しすぎて落下。頭から血を流して、こちらも死亡…。


間宮が死ぬだけなら、過度のドーピング、肉体改造、整形は良くないぜっていう話かなと思うが、依頼者まで死ぬと分からなくなってくる。魅せられた者もタブーを犯した者と同罪。ってことかな…。依頼者に報告するときの村木の嫌悪感に満ちた口調といい、上から死体を見下ろす村木の冷たい目といい、監督が心底ドーピングを嫌っていることはわかった。


メグミちゃんの胸が「天然」だというくだりが伏線になってるんだな。メグミちゃんは基本的に正義なので。

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自分たちのサッカーとは何だったのか

2014-06-26 07:40:00 | スポーツ
普段は6時に起きるのだが、昨日は5時半に起きてコロンビア戦を見た。3-1になったところで見るのやめたけど。

コートジボワール戦の後、長谷部が「自分たちのサッカーを表現できなかったのが悔しい」と言った。勝ち負けよりも自分たちのサッカーにこだわるコメントにカチンと来て、僕は下のようなツイートをしてしまった。



この「自分たちのサッカー(キリッ」に反感を覚えた人は多いようで、過去の大会での登場回数を集計したコラムまで書かれた。なかなか面白いです。


「自分たちのサッカー」は、いつから日本代表の口癖になったのか


叩いておいてなんだが、自分たちのサッカーなるものが何なのか、僕は分かるような気がしなくもないのだ。

それは「練習してきた自分たちのスタイル」だろう。トルシエのときはフラット3。オシムのときは考えながら走るサッカー。そしてザックジャパンは速くて正確なパス回しで主導権を握る攻撃的サッカー。

選手たちは、紅白戦やミニゲーム形式で、それぞれの時代に掲げられたスタイルでプレイする練習をしてきたのだろう。こうやれば点を取れる、こうやれば失点を防げると指導されて。

しけし、コラムの筆者も書いているように、サッカーは相手がある競技だ。特にワールドカップは、どこにあるのかも知らない国の、体格や肌の色が違う訳のわからない連中と戦わなくてはならない。本気で攻めてくる何もかもが自分たちとは違うやつらと戦ったら、練習してきた形でプレイするなんてなかなかできない。

だから、「自分たちのサッカーができなかった」という発言は、「練習してきたことができなかった」ということなのだろう。練習してきたことができなきゃ負けるに決まってる。それでは何も言ってないのと同じである。

そうじゃなくて、こっちは、どうして練習してきたことを出せなかったのかを聞きたいのだ。さっきまでピッチに立っていた者でないと分からない、もっと具体的な敗因を。

まず最初に「今の気持ち」を訊くマスコミにも、もちろん問題がある。特に「負けられない戦いが、そこにはある」などという「凄いチームが大決戦に挑む」みたいなコピーを、相手が何処だろうと何とかの一つ覚えのように掲げ続けるテレビ朝日には。

今日からの4年間は、相手に合わせて柔軟に対応できるサッカーを「自分たちのサッカー」としてモノにできるように練習してください。

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ワープステーション江戸に行ってから時代劇の見かたがちょっと変わった

2014-06-23 22:57:11 | 写真
「軍師官兵衛」の感想シリーズで、僕はしきりに牛久のワープステーション」について言及している。2013年の冬に見学して、時代劇のからくりみたいなのを知ってしまった気分になったからなのだが、冷静にググってみると、あそこは牛久ではなくつくばみらい市「ワープステーション江戸」なのだった。

ワープステーション江戸

僕が行った時は、大河ドラマ「八重の桜」の撮影中…のオフの日で、綾瀬はるかに偶然会ったりすることはなかった。というか、僕を含めて5~6人の見学者がいるだけで、人の気配が非常に少ないさびしいところだった。


公式サイトによると「江戸城大手門」だそうだが、どう見ても「官兵衛」25回に登場した姫路城の大手門。昨日の記事の写真と見比べていただきたい。隅櫓が同じである。


ワープステーションには何種類かの街並みがあるのだが、その中でも真ん中くらいの時代のやつ。官兵衛でも使われている可能性が高い。


家屋の中。いろんなパターンで調度品を置いて、いろんな角度から撮って違う家屋に見せかけたりするのであろう。


「八重の桜」で八重が火縄銃を持って走った銃眼の白壁。だが、横から見ると石垣は張りぼてである。中は空洞。


公式には「櫓門(戦国時代)」とある。多分、官兵衛でもいろんな、いろんな城として使われたと思われる。が、このときは「平清盛」の撮影が終わった後、打ち捨てられた門、だと思う。たぶん。


ワープステーションの中では一番新しい時代用の街並み。「江戸町屋ゾーン」というらしい。

というわけで、このような施設を見に行ってしまったため、「軍師官兵衛」を見ながら「この城はあの門を右から撮ったんだな」「この城はあの櫓門を左から撮ったんだな」などと、いちいち考えてしまうのである。

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