九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

宗像大社・沖津宮現地大祭-2011(福岡県宗像市)Part2

2011-05-29 17:02:48 | 神社参拝ー福岡

 前日の続き、沖津宮現地大祭、下山、離島、です。

09:20 沖津宮現地大祭 
 予定より早く祭典が始まりました。神事から各団体の玉串奉天、宮司の挨拶まで滞りなく完了しました。

09:42 沖ノ島の説明
 祭典の後、神職により沖ノ島の祭祀遺跡、動植物、野鳥などの紹介、日露戦争の日本海海戦などの説明が行われました。 
 
  オオタニワタリ 
 社殿の直ぐ上にあります、福岡県の絶滅危惧Ⅰ類に指定され大変貴重なもののようです。

 野鳥はオオミズナギドリの繁殖地で、社殿の裏手、参道脇などに多くの巣穴が見られるとのことでしたが、小生は見つけることができませんでした。今回足場が悪く参道から社殿までと行動が制限されていたこともあり、探索はできませんでした。
 祭典の最中、かなり近くで鳥のさえずりが聞こえましたが、小生の知識では名前はわかりませんでした。鳥の鳴き声はこの時だけでした。

09:58 昇殿参拝 
 祭典終了後、一般の参拝者にも拝殿への昇殿が許され、列に並び玉串奉天をしました。
 しばらく社殿の裏手などに回って祭祀跡等探索しましたが、足元が悪く思うように行動できませんでした。

10:24 下山開始 
 参道は、二百数十人が踏みしめた後でぬかるんで、靴底に泥が溜まり、急な階段を一歩一歩慎重に下りました。

10:36 直会 
 港では下山した皆さんが波止場で、弁当をひろげたり、大島の皆さんによりふるまわれる、さかなの煮付け、あらだきのだし汁をめんつゆにしたそうめん等を楽しんでいます。このそうめんはやや甘めの味付けでとうがらしの効いたピリカラの絶品です。
 昨年、味をしめた小生も早速、頂戴しました。やはりこのご馳走にはビール(こちらは有料400円)もかかせません。 
     
食事の後、周辺を散策し、海鳥などを探索しましたが海岸にも、茂みなどにも見つけることができませんでした。確認できたのは港の上空を舞っていた多くのトビのみ。

11:57 沖ノ島灯台
 出港前に一の岳頂上付近には霧が出て灯台も霞んできました。

12:03 沖ノ島出港
 予定より早く離島することになり、若干心残りの気分です。

12:06 沖ノ島一周 
 港を出ると時計回りに一周してくださり、波に侵食された岩肌などの景観を存分に堪能しました。

  

  

  

12:20 沖ノ島離島
 いよいよ、小屋島、御門の間を抜けて最後のお別れを告げて大島を目指します。

13:40 大島港入港
 大島までの途中は波も穏やかで、昨夜、諸般の事情により熟睡できなかったこともあり、船室ですっかり昼寝をしました。

14:20 大島港出港
 定刻(14:40)より早く今沖ノ島から帰ったばかりの旅客船「しおかぜ」で大島港を出港しました。

14:35 神湊に到着しました。

15:07 東郷神社 
 海軍記念日のこの日、昨年同様、福津市(旧津屋崎町。)の東郷平八郎元帥をお祀りした、例大祭の行われる東郷神社とに立ち寄りました。

 今回、かねてより念願の沖ノ島に渡島し、沖津宮現地大祭に参拝でき、久しぶりに充実した達成感で一杯です。
昨年貴重な情報をいただいたFさん、島の民宿「つわせ」の皆さん、その他島の皆さん、宗像大社関係者の皆さんの暖かいおもてなしに感謝感激で、すばらしい思い出となりました。

今回いただいた御朱印
   
 沖津宮の遥拝所のない御朱印に大満足。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
神聖な空気 (蝶野みどり)
2011-05-30 16:08:58
沖津宮現地大祭 参拝お疲れ様で御座いました。

26日からの様子が書かれていて、こちらまで参拝させていただいているようでドキドキしました。読んで行くと、感動の言葉がたくさん溜まり、コメントが長くなるなあ…。と心配をするくらいでしたが、祭祀遺跡の巨石を見たら、頭・心が真っ白になり言葉など全て消えてしまいました。太古の人々から現代の限られた人がこの島を守り続けて下さる事に感謝です。noyamaさん掲載してくださりありがとう御座います。参拝できない人には宝物です。
返信する
RKBテレビ、「豆ごはん」 (noyama)
2011-05-31 05:56:52
 記事にも記載していますが、当日RKBとTNCの2社が同行取材していました。RKBのクルーとは5/26大島に渡る旅客船「しおかぜ」で一緒になりました。
 放送は毎週木曜日よる7時から放送中の「豆ごはん」という番組でいまのところ6月30日(木)を予定しているとのことです。是非ご覧ください。
返信する
楽しみです (蝶野みどり)
2011-05-31 08:41:02
情報ありがとうございます。
1ヶ月位先ですね。待ちどうしいです。
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ご迷惑かけました (厠 雲石斎)
2011-06-05 05:33:11
お久しぶりです。宿で同室となり≪寝不足の諸般の事情≫をつくった長崎の者です。誠に申し訳ありませんでした。
ブログ楽しく拝見しました。沖津宮に初めて渡島した感動がよみがえるようです。
Fさんをはじめ皆さんのもの凄い朱印に感化されましたので、私もまずは地元の社寺に参詣して朱印を受けたいと思います。
また、お邪魔します。
返信する
楽しい思い出をありがとうございました。 (noyama)
2011-06-06 06:27:44
厠 雲石斎 様

 先日は大変お世話になり、楽しいひと時をありがとうございました。

 長崎は壱岐、対馬以外では、長崎市の諏訪神社周辺の数社の参拝でもっと各地を訪ねたいと思っています。

 御朱印は各神社仏閣の固有の御朱印張の収集も記念になり楽しみの一つです。
 小生の御朱印張です、つぎからご覧ください。
 http://nobyama.com/gosyuin.html

 今後ともよろしくお願いいたします。
返信する
こんにちは (御津垣)
2011-07-02 11:25:39
この記事は、掲載されてすぐに読んでおりましたが、
厠 雲石斎さんのコメントを見たので、
今更ながらコメントを。。。ペコリ

宿では、色々お話を聞かせて頂き、有難うございました。
今後ともよろしくお願い致します。


ちなみに解散後ですが、お話したとおりに翌日は、宝満山に。
しかし雨。ということで、キャンセル。
大宰府天満宮→高良大社・奥宮→佐賀神社→長崎諏訪神社に参拝。

その翌日は、天気の改善に淡い期待をし、英彦山に。
だが、台風による雨風は昨日より三割増し!!
仕方なしに奉幣殿までで諦めて下山。
しかし、鳥居まで下りたところで地元のお爺さんに「大丈夫だから」と
強制連行され、無事(?)に登拝できました。
ちなみにこの日は開山祭。
一番遠い人間ということで登山者代表で玉串奉奠をしてきました。


以上ご報告でした。では、また来年 中津宮で?
返信する
大変お世話になりました。 (noyama)
2011-07-03 17:44:04
御津垣 様

かねてよりの念願の沖島、渡島無事に出来、感謝いたしております。

 当ブログご覧のとおり、最近鳥見のとりこになっていまして、昨日、今日と早朝から(鳥より早起き)鳥見に出掛けてきました。返信が遅くなりました。

 英彦山での体験良かったですね、この英彦山には今、アカショウビン、サンコウチョウなど野鳥の宝庫でもあり、小生も通っていますが、なかなか出会えません、麓から高いところに移動しているようで、奉幣殿からさらに上まで登らないといけないようですが、カメラを担いではなかなか思うようにいけません。

 筑前大島の民宿「つわせ」で拝見した、御朱印張、富士山山頂、鳥海山、等々小生ではとても自信がありません。貴兄の健脚、全くうらやましく思っています。
 今年こそ、富山立山の雄山神社峰本社には登拝すべく、日程を検討中です。全国一宮の残り東北6県も状況を見ながらあきらめず完遂しようと思っています。

 今後とも、宜しくお願いいたします。
返信する
今年も (御津垣)
2012-05-29 16:39:49
こんにちは。

今年も現地大祭に参列してきました。
天気にも恵まれよい祭典となりました。

ただ、今年からは撮影に制限がつき、一の鳥居以降は
撮影禁止となってしまいました。


また、灯台へ登ることも完全に禁止になりました。
雨でぬかるみ危ないというより道が痩せることと、
ヤマビル被害、遭難防止が多分理由と思っております。


以上ご連絡まででした。
返信する
現地報告ありがとうございます。 (noyama)
2012-05-29 21:28:17
御津垣 様

今年は好天に恵まれ、小生も行けば良かったと若干悔やんでいました。
 ただ撮影禁止は時代に逆行するようで残念です。世界遺産登録もあるので他に倣ったのでしょうか、意図がわかりません。

 小生は年齢制限の70歳の古希のお礼に参拝したいと思っています。

 今後とも宜しくお願いいたします。
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