九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

調神社(さいたま市浦和区)

2011-01-05 18:03:20 | 神社参拝ー関東
 平成23年の今年はうさぎ年です。政治、経済、社会すべてが跳躍の年、飛躍の年となることを祈念して、全国でも珍しい狛犬ならぬ狛うさぎが迎えてくれる調神社(さいたま市浦和区)を掲載しました。

 調神社(つきじんじゃ)
<通称>調宮さま(つきのみやさま)
【鎮座地】〒330-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町3丁目17-25 旧武蔵国 足立郡
【御祭神】天照大神 (配祀)豐宇氣姫命 素盞嗚尊
【例祭】 1月19日 例祭
【旧社格等】県社
      式内社 武蔵国足立郡 調神社
【御由緒】
 ご参拝のしおり
当社は延喜式内の古社にして、古より朝廷及武門の崇敬篤く「調宮縁起」によれば、第九代開化天皇乙酉三月(一、七〇〇年前)所祭奉幣の社として創建され、第十代崇神天皇の勅使倭姫命が当国高鼻郷の岸の清らかな岡を選び調物を納める御倉を建てられ、武蔵野(武蔵、上総、下総、上野、下野国即ち関東一円)の初穂米、調集納蒼運搬所と定められる。
 延長五年左大臣菅原道眞参向、神社調ノ上延喜式内国祭として奉幣使来拝社と定められる(延喜の制国幣小社)寳亀二年辛亥六月廿日(一、二〇〇年前)宮内小輔従五位下中臣朝臣常恣勅使奉幣を賜う。(現在行われている例大祭の起源、明治初期の暦の改正により七月廿日に改む)
 (平成祭データ)

  由緒 畧記
当社は天照大御神、豊宇気姫命、素戔嗚尊の三柱を祭神とする、延喜式内の古社にして、古より朝廷及び武門の崇敬篤く調宮縁起によれば、第九代開化天皇乙酉三月所祭奉幣の社として創建され、第十代崇神天皇の勅命により神宮齋主倭姫命が参向此の清らかな地を選び神宮に献る調物を納める御倉を建てられ、武総野の初穂米調集納蒼運搬所と定められる。
 倭姫命の御伝により御倉より調物斉清の為、鳥居、門を取拂はれたる事が起因となり現今に到る。
  (社頭由緒掲示板より)

 参拝したのは早朝?7時30分頃、駐車場を探して境内の周囲を2~3回周ってみましたがありませんでした。しかたなく社前に路上駐車、参拝と撮影の所要時間はほんの数分、本殿も見つけることができませんでした。

 埼玉県の県庁所在地さいたま市浦和区(旧浦和市)にあります。JR浦和駅の南南西およそ500m、岸町3丁目の旧中山道に面して境内入口です。鳥居はありません。
 
 狛うさぎ 

  
 境内入口には狛犬のかわりに狛うさぎです。きつね、狼などもありますが、うさぎは珍しいものです。
 社名の「調」は租庸調の調。崇神天皇の時代に伊勢神宮の斎主・倭姫命が参向し、神宮に献る調を納めるための倉を建て、武蔵・総国の調の集積所と定めたと伝えられています。
 倭姫命の命により調の運搬の妨げとなる鳥居や門が取り払われたことから、現在でも鳥居がありません。
 調が月と同じ読みであることから月待信仰と結びつき、兎を神使とみなす兎信仰が行われるようになり、境内には多くのうさぎがみられます。

 手水舎 境内入って右にあります。
 通常、龍が一般的ですがここにも大きな白うさぎです。案内に「幸運開運の霊水、本殿玉垣内の井戸水(霊水)です。」とあります。
 
 拝殿
創建は開化天皇3年(紀元前156年)。銅板葺の荘厳な現在の社殿は総ケヤキの権現造りで1859年(安政6)の竣工です。

 拝殿の彫刻
江戸時代の匠の技がみごとです。彫刻には随所にうさぎがみられます。

 舞殿拝殿奥にあります。
参拝したのは平成21年丑年、大きな牛の絵馬が飾ってありました。うさぎ年の今年は初詣から多くの参拝客で賑わうことと思われます。

  拝殿から参道
 境内は欅、銀杏など大きな樹木が鬱蒼と茂ってます。境内東側は調公園になっていて、多くのベンチが置いてありました。

 参道から境内入口
社前は県道213号線(旧中山道)の狭い道路です。参拝時、通勤の車か多くの車が行き交っていました。
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5 コメント

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Unknown (蝶野みどり)
2011-01-06 08:44:50
狛うさぎ 初めてみました!noyamaさんのブログを見ていなかったら、私は一生見れなかったと思います。
狛猿といい…(笑)犬以外の動物達が全国で活躍中とは驚きでした。手水舎の大きな白うさぎは、まるで、不思議の国のアリスみたいです(笑)
眷属 (noyama)
2011-01-07 08:24:57
当社のウサギのように神様のお使いにもいろいろの動物がいます。

稲荷神社=キツネ、伊勢神宮=ニワトリ、春日大社=シカ、三峯神社=オオカミ
天満宮=ウシ、日吉神社=サル、八幡宮=ハト、熊野大社=カラス 出雲大社=ヘビ
 など多種多様です、これらのいわれを調べるのも面白そうです。
ちょっと補足 (どりあーど)
2011-08-10 07:59:19
さいたま市在住です。興味があって色々調べていて、ここもヒットしたのですが…。

本文中の「調が月と同じ読みである」が真実ならば「租庸調」は別の読み方になりますよね?
調べましたら、貢物…この辺りでは"調"=繊維製品を収める蔵があったところに社を建てたようです。で、近所の人(当時は文盲)は"みつぎもの"から"つき"…そして今では"つきのみや"を称されているようです。
また、「月待信仰」とはいうものの、これも読みからきた近所の人の思い込みで、過去にも一切月の神様は祭られてはいないそうです。よって、神職も「狛ウサギ」と言わず「ウサギの石像」と言っています。
http://ameblo.jp/mocchiy7232/entry-10651432106.html
参考にしてください。
さらに補足 (どりあーど)
2011-08-10 08:13:00
「調が月と同じ読みである」と確か由緒が気にも書いてありますが、元々は「調(ちょう)」で、文字が読めない民衆が"「調(みつぎ)」もの"と言っていたので、「調」を"つき"と読むようになった、をかなり省略したようですね。
今度行くときに神職さんに確認してみます。
ご教示ありがとうございます。 (noyama)
2011-08-11 16:01:31
どりあーど 様

 拙ブログにご来訪いただきありがとうございます、ご覧のとおり、個人の参拝記録です。

各社の由緒、いわれ、それらにまつわる言い伝えなどは諸説あり、探求するのも面白く、興味がつきません。

 今後とも宜しくお願いいたします。

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