食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Mariage 書類の準備 ~アポスティーユ付き戸籍謄本~

2010年02月28日 | フランス・結婚式に向けて
いよいよ、結婚に必要な書類の作成に取り掛かり始めた


まずは、“結婚させて下さい”とMairie(市役所)に提出する為の書類を準備する。

これは、フランスにある、日本大使館で作成してくれるという事

で、大使館で必要な書類が、

・申請書 (当日、大使館でもらえる)

・アポスティーユ付き戸籍謄本

・結婚式をする市役所の必要書類リスト

・日本旅券(パスポート)

・手数料





“アポスティーユ付き戸籍謄本”を用意しなければ


まず、

①専業主婦でヒマしている妹に連絡。

 本籍地の市役所で、戸籍謄本を取ってきてもらった

②アポスティーユは、日本の外務省で押してくれるって事なので、外務省の住所を妹に教えて、郵送対応にしてもらう事に。

 この時、

『アポスティーユは必ず日本で発行してもらうこと。郵送または家族・友人を介しての申請も可能だが、代理人は申請理由を明らかにできなければならない。また郵送の場合、通常より時間がかかること、申請理由を説明した手紙および返送用封筒も同封すること』

という文を見て、私が書いた“手紙”を妹にメールで送信。


…と、ココで事件発生

妹が郵送した日から約3日後、私の元に、1通のメールが。

確認してみると、それは、外務省の方から。

内容は、

『1、外務省の専用の申込用紙が入っていない  2、委任状がない』

という事…


ええ、在日フランス大使館の情報だけで郵送して、外務省のホームページなんて、確認した事もなかった…

“手紙”とは、委任状の事だったのねぇ~

急いで、専用の申請書を印刷→記入→スキャナーでスキャン & 委任状作成 して、メールを頂いた方に返信しましたよ

翌日には、確認メールを頂き、その日が金曜日だったので、週明けの月曜日に返送しますとの事。

よかったぁ~


③外務省から、返送されて、到着したであろう日(木曜日)に妹に電話

 到着を確認して、フランスに郵送してもらう。

 万が一を考えて、追跡サービス付きでお願いした

④到着



ちょうど1週間だったかな?



書類が全部そろった所で、近いウチに、大使館に行ってきま~す


最近のニュース

2010年02月27日 | ちょっとした事・話
最近の出来事とか、世間の話題は、主にインターネットから入手している私


最近のフランスに関するニュースで、いくつか気になったものがあったので…



1つめは、“誘拐サービス開始”の記事

フランスの富裕層向けの“サービス”

バンジージャンプとか、ヒヤヒヤ系のお楽しみに飽きちゃった人の為に、人を誘拐して楽しんじゃおう というもの

本人は、いつ誘拐されるか、わくわくしながら待つという…


すでに、申し込みも割と来ているとか



2つめは、“フランスは住みやすい国第1位

これは、個人的には東京大好きなんで、その通り とは思わなかったけど、周りの人達はそう思ってるのかなぁ?

治安や、物価や、仕事や、対人関係や、その他もろもろの要素の結果との事。

まぁ、“パリ”じゃなくて、“フランス”だからね。

私も、フランスに住むなら、田舎が良いなぁ… と思うし

パリとか、大都市にカンタンに行ける田舎が良いなぁ




3つめ。

去年、2009年に免税手続きして、“いろんなものを買った国民1位が中国人”。

その前は、しばらくロシア人だったらしい。

ちなにみ、日本人は2009年、第3位

たしかに、去年、中国人よく見たなぁ

ニコンとかの大きい一眼タイプのデジカメ首から下げてるアジア人は、ほとんどそうだった。

中国って、景気が良いのかな?



最後に、これは、フランスだけじゃないんだけど、“EUの空港でストライキ多発中

シャルル・ド・ゴール空港の、管制官の皆さんがストしたり、航空会社のパイロットの皆さんだったり、客室乗務員さん達だったり…

旅行や、お仕事や、影響のある皆さん、タイヘンそう

私が帰る時は、何にもストとかに合いませんように…



以上、どうでもいいけど (いや、本当に) 気になったニュースでした


Brasserie 近所のブラッスリー 2

2010年02月26日 | 外食 レストランとか
お店のマダムにおいしいブラッスリーを教えてもらったので、行ってきた

夜に行ったんだけど、知らなかったら絶対行かないような細い路地にあった。


外観は、撮影したけど、手振れがひどかったから掲載NG…





平日の夜で、お客さんも少なかったせいか、スムーズに料理が出てきて良かった

なにせ、私たちは、食べるのがとっっても早い

あんまりアルコールを飲まないっていうのもあるけどね。


で、選んだのは、



キノコスープとラビオリの前菜と、



ロニョン(豚の腎臓)。

食べてる途中に、写真撮ってない事に気づいた…



たっぷりのキノコと、久しぶりのロニョンに大満足

ロニョンは、おいしいお店とそうじゃない所がはっきり分かれるけど、ココは良かった

お値段も良心的で、また来ようっと


どうでもいい事だけど…

2010年02月26日 | ちょっとした事・話
フランスで生活している中で、日本とは、様式が違うもの、事がたくさんあって。



例えば、横断歩道を渡っているとき。

自動車用の停止線がないので、自動車は横断歩道の直前で止まる。

未だに、渡っている時、直前まで止まらない車に轢かれるんじゃないかとドキドキする…



未だに慣れないことの1つに、“紙”がある。

語学学校に通っている私は、先生が黒板に書いたものを書き取るんだけど、その紙(ノート)に慣れない


日本で使ってたのはこんなの。



ちょっと見えずらいけど、横書きのレポート用紙かルーズリーフ。



フランスで買ったら、



こんな四角い升目か、



英語のノートに更に縦線が入ったものか。



線が多すぎて、書きにくい

日本みたいなシンプルなのが見当たらない…


一番シンプルなのは、

無地。 真っ白


フォーマルな時に使うそうで。

例えば、履歴書(C.V.)とかモチベーションの手紙(Lettre Motive)とか。



真っ白な紙の下に線の入った紙を敷いて、文が曲がらないようにする。

習字でこんなことしたなぁ



とにかく、メモ帳でも、何でも線が多すぎる…

日本に帰った時、いっぱい買って来よう


Boulangerie Marineau ブーランジュリー・マリノー ~ブーランジュリー~

2010年02月25日 | パン屋さん
近所には、おいしいパン屋さんがあまりない…

のと、散歩で、パリ市内をウロチョロするのが好きで、よく、遠くのパン屋さんに買いに行ったり。

(パンを買うために2時間歩いたり…)


今日買いに行ったのは、



Boulangerie Malineau ブーランジュリー・マリノーさん。

細い路地にあるお店には、



カワイイ看板が


製パン研究者のオーナーさんの作るパンは、とっても優等生なカンジ



この、おもちゃじゃないかっていう位キレイな仕上がり。



この写真、お店の近くにあった小さい広場のベンチで撮影

普通は、家に帰るまで撮影は我慢するんだけど、今日は、↓コレのせいで早く撮るしかなかった…。



一緒に買ったショソン・オ・ポム

ラッキーな事に、焼きたて、アツアツ

い~においが、漂ってきて、家に帰るまで待てなかった


このショソン・オ・ポム、



どれだけ織り込んであるんだろう…っていう位のパイ生地がステキ



撮影してる間、観光してるっぽい人達が横を通過。

『日本人、パンまで写真撮ってる』

って思われたかな…



Boulangerie Marineau ~ブーランジュリー・マリノー~
18 rue Vieille du Temple 75003 Paris
(私が行ったお店)


Brioche ブリオッシュ

2010年02月24日 | パン屋さん
ブリオッシュは、フランスの代表的なヴィエノワズリー(菓子パン)の1つ。

水の変わりに牛乳を使ったり、バターや卵をたっぷり使うので、昔は贅沢なパン だった。

私も大好き


オーソドックスなブリオッシュはもちろんおいしいけど、今日は、ブリオッシュの“変り種”を見つけたので






このあふれんばかりのレーズン



残念 切った所は、たまたまレーズンが少なかったけど、このレーズンの甘みがクセになる一品



もう1つは、



ブリオッシュ・フィッテ。

ブリオッシュ生地と、パイ生地のコラボレーション

これ、おいしすぎ

クイニーアマンに似てるけど、またちょっと違う。



最後は、コレ。



のし棒。

じゃなくて、ロンダン。

中身はこんな。



スライスして、トーストして、フォアグラに添えて…

なんともいえない


朝ごはんの代表格のブリオッシュ。

もちろん、普通のブリオッシュに、コンフィチュールをぬって食べるのも好き

もっと好きな組み合わせは、はちみつ


あ、ブリオッシュでも、形によって呼び方が変わる。

ブリオッシュ・ラ・テッド

ブリオッシュ・ムースリーヌ

…見たいにね。


ちなみに、南仏では、ガレット・デ・ロワのブリオッシュバージョン、ブリオッシュ・デ・ロワがあったり、いろいろな行事事に使われる事も。

私の結婚式にも…




飛行機のオープンチケットが!! 事件です…

2010年02月23日 | ちょっとした事・話
もともと、“まずは1年”でフランスに来たので、来る時、航空券は“1年有効のオープンチケット”を買った。

普通、往復便で航空チケットを買うけど、1ヶ月以上経って帰国する時は、専用の航空券を買わなければならない。

私が買ったのは、1年間有効で、買う時に、とりあえずの帰国日で予約して、後から復路の日程が変更出来るというもの

1回は、帰国日の変更がタダで出来るけど、2回目以降は変更料がかかる…。

まぁ、帰国日の変更なんてそんなにしないから、1回で十分


ただ、復路の日程が決められるのは“購入時から1年”で、買ったのは2月。

買った当時、帰国予定日は2月だった。

4月15日出発だった私は、4月15日帰国予定だから、必ず1度帰国日の変更をしないといけない。



ってワケで、フランスに来た



今日、

『余裕を持って、飛行機の出発時間とか見とこうかなぁ』 (私)

なんて思って、ネットを開いたら…

“出発日 2010年2月19日”

って…



チケットの日程変更するの忘れてたぁ~~~


どうしよう

どうしようも何も、もう日程過ぎてるからどうしようも出来ない…


なにが“余裕を持って”だよ~~

買う時に、不安だったんだよね…

それでなくても忘れっぽい私が、1年後の事なんて覚えてられるかどうか…

案の定だよ…


どうしようもないから、とりあえず、フランスー日本の往復便の値段を調べてみると…

フランス発4月、日本発6月で、720ユーロ + 167ユーロ(燃油代)。




これなら大丈夫そう


これを、どうやって彼に話すか…


Steak hache

2010年02月23日 | 食卓
今日は、久しぶりにあったかかった


で、“久しぶりな食べ物”何かないかなぁ と考えてたら…



ハンバーグ

フランス語では、『ステーク・アッシェ』 ひき肉のステーキ(直訳すると、みじん切りのステーキ) そのままですな



そう

フランスのハンバーグは、ひき肉を焼いただけ

玉ねぎも、パン粉も、何も入らない…


普通、作る時は、日本風に玉ねぎとか入れてるんだけど、今日は、フランス風に料理してみた(ただ焼いただけ)



野菜好きなので、付け合せはたっぷり




これはこれでおいしかったけど、やっぱり次は日本風にしよう


時が経つのは早いもので…

2010年02月22日 | ごあいさつ
気が付いたら、このブログを始めてすでに100日を越えているとのカウントが…

早っっっ



私がフランスに来てすでに10ヶ月が経ち…



もうすぐ、日本に一時帰国

もうすぐ、おいしいラーメンが食べれる


違うか…。



特に、ホームシックになる事も無く、白米が食べたくなる事も無く。

(うどんと、焼きそばと、ラーメンは食べたくなった)

何事も無く、こっちに馴染んだかなぁ


まだまだ、カルチャーショックはあるけどね


ホント、あっという間。

去年は、合計5回引越ししたし、今年はまた日本とフランス行ったり来たり。

そして、結婚式が控えてるし。

まぁ、今年もバタバタ忙しい1年になりそうだし、時間はあっという間に過ぎそう。



節目の数字を見ると、なんとなくいろんな事を考えるなぁ 

Mariage 披露宴の食事

2010年02月22日 | フランス・結婚式に向けて
招待客が決まった所で、仕出し屋さんも決定

(彼のお母さんが) いくつか問い合わせた中で、お値段と、対応が親切な所に決めた


検討した仕出し屋さん(トィレトゥール)は、2件だったんだけど、1件目は、

・前菜  (Entree)
・お魚料理 (Poisson)
・お肉料理 (viande)
・付け合せ (Garniture)
・チーズ (Fromage)

のコース1つのみ。お値段33ユーロ。

で、『デザート用意するなら自分で用意してください。でも、決めたら当店に知らせてください。ひどいのだと、当店の質も問われるので』

と言われた


ちょっと優しくない…


2件目は、3つのコース。

・前菜 (Entree)
・お魚料理 (Poisson)
・お肉料理 (viande)
・付け合せ (Garniture)
・チーズ (Fromage)
・デザート (Dessert)

で、24ユーロか29ユーロ (値段の違いは料理のグレード)

もう1つは、
・前菜 (Entree)
・お肉料理 (viande)
・付け合せ (Garniture)
・チーズ (Fromage)
・デザート (Dessert)

で、26ユーロ。


しかも、ココは、料理の組み合わせ自由で、例えば、24ユーロのコースの前菜と、29ユーロのお魚料理と、26ユーロのお肉料理と…みたいなのも可能で

さらに、希望の料理が無かったら相談も可能で

そしてなんと…

・テーブルクロス
・カトラリー(フォークとナイフとか)
・グラス1人に付き4つ(シャンパン、白ワイン、赤ワイン、お水用)
・テーブル装花(カンタンなもの)

も付いてくる


お店によっては、付属品は『ご自分で用意してください』って所もあるからとってもうれしい

こういうのって、別に頼むとお値段もかなり高くつくし…


迷う余地も無く、2件目に決定



で、私たちが決めたのは、

・アミューズ・ブーュ 3つのグラスのヴァリエーション
  3つのグラスそれぞれに異なったプチお料理が入っているもの。

・前菜 サラダをメインにした一品
  これは、ある3星レストランを参考に(同じレベルにはなれないけど)野菜でステキな一皿を…というイメージ。

・お肉料理 誰でも食べやすい子豚をチョイス

・チーズ 3種盛り

の4皿。

結婚式は、夏真っ盛りで、みんな食事の前のアペリティフから集まるので、“軽く、でも物足りなくならないように”をテーマ? に考えた

なので、いろんなコースの良いとこ取り


お店の皆さん、よろしくお願いします