結婚する為に、市役所に提出する書類は、日本よりも多い
出生証明書
独身証明書
習慣証明書
その他に、『健康診断を受けてください』との事で、病院の予約をすることに。
普通の健康診断じゃなくて、子供が生めるかどうかを確認する検診との事。
子供が生めないと結婚できないわけじゃなくて、新郎新婦がお互いに隠してないか、後々問題にならないようにする為…みたいな。
はぁ、国が違えば、こんな事もあるのねぇ
で、彼が、病院に予約の電話をすると…
『その法律は、1年半前に撤廃になりましたよ』(病院の人)
…えぇ~
『でも、市役所で、それ用の紙ももらってきました』(彼)
『でも、なくなってるんで』(病院の人)
『でも…』(彼)
『どうしてもやりたいなら構いませんけど』(病院の人)
『じゃあ、もう一度確認してみます』(彼)
…と…
すぐに、彼は、市役所に電話をして、確認すると、
『はい、その健康診断は必要ないです。1年半前になくなりましたから』(市役所の人)
なんじゃそりゃ~
『でも、僕の母が、そちらで専用の提出用紙をもらってきたのですが』(彼)
『それ渡した人が間違ってたんですねぇ』(市役所の人)
そんなぁ~
フランスでは、“係りの人によって言う事が違うから気を付けて”ってよく言われたり、いろんな所に書いてあったりするけど…。
これかぁ~
2人で絶句した…。
実は、この前にも、1つ事件があって。
市役所の式の日の予約は済んでるんだけど、必要な書類の提出は、当人2人が出向かなきゃならなくて。
それが、式の最低1ヶ月前には提出しなきゃいけない。
その後、3週間位で、婚姻公示証明書と、無反対証明書なるものがもらえる。
でも、早すぎてもダメで、最長3ヶ月前
と、彼のお母さんは言われてきた、と私達に報告。
私は、ビザのために、私が帰国する前に婚姻公示証明書と、無反対証明書が必要で
逆算すると間に合わない
どうしよう
市役所での式と披露宴を別の日にするか…とか考えてて、彼が、
『トクベツに何とかならないか市役所に聞いてみる』
と、市役所に電話すると、
『そんな事無いですよ~』(市役所の人)
と………
なんでしょうね。
フランスは、市役所で結婚式を挙げないと正式に結婚した事にならないんだけど、各市役所で必要な書類が違うから、○○さんが言ってたよ、はあてにならないし。
同じ市役所内でも、人によって言う事が違ったり。
『こんな事なら日本で結婚しちゃってた方が良かったかも』
なんて、彼はグチってる…
ま、めげずにがんばりますかぁ