私は普段ITの世界で仕事をしているがつくづく歪で駄目な業界だと思う! とにかくユーザ企業に大きな投資をさせるに値する導入成果を保証出来ないのです。
その原因は次のようなものでしょう。
1、この20年の日本企業規模の拡大に加えてIT領域自体も拡大したことによるシステム設計の急速な肥大化に担当SEの能力が追いつかず、原発と同じく能力の限界を超えた仕事になっている。
2、技術革新がハード/ネットワークに偏重し、肝心の企業業務系ソフトの設計技術は殆ど進歩せず、実は最先端のインフラ上で昔ながらの古い業務設計しか出来ていない。
3、そもそもIT成功の最大要素は「導入企業に最適なシステムデザイン」です! 特に従来の「ソフトの設計技術」だけでは「木を見て森を見ず」状態に陥りまず最適なシステムは出来ません。この基本設計からスタートする従来手法では失敗するという事をユーザ企業もIT業界も認識しておらず、従ってその肝心な人材(システムデザイナー)の育成環境が殆どありません。
4、更に云えばシステムを設計する従来のSEと基本構想や最適デザインを行う人(デザイナー)が同一で、例えればビルを建てるのに、建築デザイナー(建築士)に頼まず大工さんが自分で設計図面を挽いて施工するようなものなので、上手くいく筈がありません。システムデザイナーは開発技術以上に経営知識が必須で「経営のシステム化のプロ」でなければならないのです!
欧米はもちろん中韓にも大きく遅れを採る日本のITは「現場の責任者がIT(情報システム)となると自分の仕事では無い」という馬鹿げた思いを持つ事です!そして下から上を見るのではなく上からシステムを見、考えられる人材の育成が大事です!私は偶然、日立製作所の本社で新規事業を立ち上げた経験と情報システムの企画を実行した経験から経営とITの両方の視野を持つことが出来ましたが、現実的にはこの「システムデザイン」の領域を学べる学校を作りそこで「システムデザイナー」を大量に育成する必要があります!昔、このような学校を創立する事を真剣にトライしましたが大きな投資と環境設定が困難で断念しましたがシステムデザイナーに成りたい方には今でもノウハウを伝授したいと思っています!
いずれにせよこの分野の遅れが今日のITの欠陥であり不況の主要因と云っても過言ではありません!
詳しく知りたい方はこのブログの上部の「フォトアルバム」をクリックして拙著「省脳化システムリデザイン」の紹介文をご覧ください。
その原因は次のようなものでしょう。
1、この20年の日本企業規模の拡大に加えてIT領域自体も拡大したことによるシステム設計の急速な肥大化に担当SEの能力が追いつかず、原発と同じく能力の限界を超えた仕事になっている。
2、技術革新がハード/ネットワークに偏重し、肝心の企業業務系ソフトの設計技術は殆ど進歩せず、実は最先端のインフラ上で昔ながらの古い業務設計しか出来ていない。
3、そもそもIT成功の最大要素は「導入企業に最適なシステムデザイン」です! 特に従来の「ソフトの設計技術」だけでは「木を見て森を見ず」状態に陥りまず最適なシステムは出来ません。この基本設計からスタートする従来手法では失敗するという事をユーザ企業もIT業界も認識しておらず、従ってその肝心な人材(システムデザイナー)の育成環境が殆どありません。
4、更に云えばシステムを設計する従来のSEと基本構想や最適デザインを行う人(デザイナー)が同一で、例えればビルを建てるのに、建築デザイナー(建築士)に頼まず大工さんが自分で設計図面を挽いて施工するようなものなので、上手くいく筈がありません。システムデザイナーは開発技術以上に経営知識が必須で「経営のシステム化のプロ」でなければならないのです!
欧米はもちろん中韓にも大きく遅れを採る日本のITは「現場の責任者がIT(情報システム)となると自分の仕事では無い」という馬鹿げた思いを持つ事です!そして下から上を見るのではなく上からシステムを見、考えられる人材の育成が大事です!私は偶然、日立製作所の本社で新規事業を立ち上げた経験と情報システムの企画を実行した経験から経営とITの両方の視野を持つことが出来ましたが、現実的にはこの「システムデザイン」の領域を学べる学校を作りそこで「システムデザイナー」を大量に育成する必要があります!昔、このような学校を創立する事を真剣にトライしましたが大きな投資と環境設定が困難で断念しましたがシステムデザイナーに成りたい方には今でもノウハウを伝授したいと思っています!
いずれにせよこの分野の遅れが今日のITの欠陥であり不況の主要因と云っても過言ではありません!
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