ブログ「カナダde日本語」様がエントリー『孫正義氏の生い立ち』で、”「今すぐ馬菅と交代して、日本の指揮をとってもらいたい人が、孫正義氏だ。その生い立ちを知れば知るほど、孫氏への尊敬の念が深くなる。」”と書いています。
同感ですね。
ブログ「カナダde日本語」様がエントリー『孫正義氏の生い立ち』で、ソフトバンクの新30年ビジョン発表会を紹介し、ブログ「Kinmiya's Scrapbook」様の『孫正義氏の生い立ち』を紹介し、
”「日本は、このような頭脳が化石化した人々を社会のトップから排除しないと、新しく生まれ変わることはできない。私たちが今、日本のトップに求めているのは、孫氏のように、実体験から、貧しい人々や日本で差別を受けてきた人々の気持ちが手に取るようにわかる人ではないか。そして、私欲まみれの今の政治家と違って、自分の財産をなげうってでも被災者に貢献しようとする暖かい気持ちをもったごく普通の心を持った人なのだ。
今すぐ馬菅と交代して、日本の指揮をとってもらいたい人が、孫正義氏だ。その生い立ちを知れば知るほど、孫氏への尊敬の念が深くなる。」
と所感を述べております。同感ですね。
孫正義氏の「生い立ち」については、ノンフィクション作家の佐野眞一氏が「週刊ポスト」に『あんぽん 孫正義伝』に連載し、3月25日号の最終回で、従来のサクセスストリーを、
”「われわれ日本人が孫の半生から一番汲み取らなければならない在日の苦い物語がすっぽり抜け落ちている。孫の額には子供の頃、石をぶつけられた傷跡が今も残る」”
と在日問題を見て見ぬふりしたり、孫氏へ差別的なメールはみっともないとし、
”「それは、日本人はやはり尻の穴の小さな島国根性民族だったのか、世界中からバカにされるだけだからである。
孫正義はやはり、この祖母にこの孫あり、この父にしてこの子ありという三代の在日の物語の中を逞しく生き抜いてきたのである」
と結んでいます。
当方は、孫正義氏が創業初期に付き合いがあり、ブログで孫正義氏を最初に取り上げたのは、本ブログ「上杉隆氏:旧体制の新聞協会・記者クラブを問う!・・・ツイッターは有効な発信手段」で、
”「当方は、孫正義社長が、創業半年後、麹町のマンション地下で、社長自らTシャッツ姿で、ゲームソソフト(当時はカセットテープ)を荷造り発送作業している時代に紹介されお会いした事があります。
会社名の「ソフトバンク」は、自社発行(仕入れ販売)の流通ソフトを一括にまとめた総合雑誌名「ソフトバンク」に由来し、確か、創刊号は「記載情報に不正確な部分」があるとし、社運をかけて刷り直しましたね。
当時は、パソコンの流通OSが世の中に出始め、マニヤがその流通OSで、ゲームソフトらを制作し始めた頃で、孫正義社長からは「レコードプレイヤーは家電メーカーが製品化し、レコードは音楽プロダクションが制作しており、コンピュータの世界もメーカー専用OS世界から、流通OSが世界になり、ハードとソフトが分離するオープンの世界になる」と熱弁を拝聴した記憶があります。」”
と書き、
”「記者クラブ、記者会見の閉鎖性の問題も、周辺環境(ネット世界が出現、市民が発信手段を持ち、情報の選択幅が拡充)が変り、メディアも環境に柔軟に対応し続ける事(オープン指向)しか延命できないと思いますね。」”
と、世の中、オープン指向が時代の潮流と書きました。
孫正義氏の事業観については、本ブログ「孫正義社長の事業観は、日本再生への手引き」で、
”「当方は、当時、在職していたのは某大企業で、創業半年程度のソフトバンク(当時は日本ソフトバンク)と比較すれば、「月とスッポン」でしたが、孫社長は面白い人物と思い、担当役員との面談を画策するために、まずは、孫社長に上司を会わせた時、孫社長は、初対面の上司に向かって、
”「某大手企業は、何故、ベンチャーに負けているのですか?その理由は?」”
と問われ、上司は、言葉に詰まり、「マイコンは新規分野で、不得意なので」と回答したら、
孫社長から、
”「某大手企業は、ベンチャーと比較し、あらゆる面で、優位にいます。
社歴、総合技術力、資金力、社会的信用力、信用力により人材確保、宣伝力ら、あらゆる面で優位にいるのに、ベンチャーに負けているのは、あなた自身(初対面の上司)に問題がある。」”
と言及され、
”「それは、無難な仕事観で、真剣さが無いことです。
失敗を恐れ、競合他社が手掛けているから、当社も手掛けるべきという、安直さにあることで、某大企業の名前でビジネスしているからです。
あなた(上司)の守備範囲は、ベンチャーと同じと思いで、取り組めば、ベンチャーに負けないのです。」”
というニュアンスの会話を覚えています。
孫社長とは、初対面の時から、面白い人物と印象で、話を聞き、「できる人物」と思い、将来、ソフトバンクは、社会に影響力を持つ大企業になると直感しましたね。」”
と、孫社長を革新的・挑戦的・行動的な異才と思いましたね。
孫正義氏の事業ビジョンについては、本ブログ「板垣英憲氏:政治家は孫正義社長を事業観(経営原理と計画立案)を見習うべきと!・・・同感!」で、板垣英憲氏がブログ『日本の政治家は、ソフトバンクの孫正義社長の「事業五十年計画」「孫の二乗の法則」をしっかり学ぶべきだ』で、日本の政治家は国家経営の観点からソフトバンクの孫正義社長の事業観(独自の経営原理と計画立案)を学ぶべきと書いており、同感と思い、日本の再生は、孫正義氏、原丈人氏のような現業で活躍する人材が国家経営に参画する事を切望すると書きました。
当方は、硬直化した日本の再生には、本ブログ「日本の再生は、異才の人物に賭けるしかない(雑感)」で、
”「「老化体質」「自閉気質」に陥った硬直化した日本社会には、孫正義社長のような異才の人間に委ねるしかないのではないかと思いますね
海外での遊学の体験をしており、固定観念がなく、挑戦的であり、革新的の人間に国家の再建を委ねたいですね。」”
と、孫正義社長のような異才に、日本再生を委ねたいと書きました。
この度の原発事故があり、脱原子力として諸々の「再生可能エネルギー」が話題となっていますが、当方は、本ブログ『TBS「夢の扉」:日本の底力を再認識・・・日本再生は、やはり「人」』で書いた「ミドリムシ」が面白いと思っています。
TBS「夢の扉」で、取り上げた「ミドリムシの秘めた力で地球を救いたい 出雲 充」の番組紹介を転載すると、
”「直径0.1ミリの微生物・ミドリムシを、世界で初めて、屋外で大量培養する技術を開発。
そのミドリムシで、世界の様々な問題を解決しようとしている、ベンチャー企業の社長がいます。(株)ユーグレナの出雲充さんです。
ミドリムシは様々の能力を秘めていて、出雲さんは、このミドリムシを使い、世界の食料危機、地球温暖化問題へのアプローチ、さらにはミドリムシから航空燃料を作り出し、エネルギー問題の解決などを図ろうとしています。
そんな出雲さんのミドリムシを使った地球救済のための、奮闘の日々に密着します。
マイゴール
2018年までに、ミドリムシで航空燃料の実用化とCO2を削減し、地球を救いたい。」”と。
番組では、ミドリムシの効用に、ミドリムシのCO2吸収する光合成の機能を使い、火力発電所のCO2吸収の実験を紹介し、更に、バイオエネルギーとして、航空燃料の実用化に向けて模型ヘリコプターを飛ばす実験を紹介していました。
老人性骨粗鬆症に陥った日本社会には、過去の延長線上の常識的な固定観念では破壊も創造もできず、孫正義氏らの異色・異端の人間に日本の再生を委ねたいと思っています。
「追記」
板垣英憲氏のブログ『ソフトバンク孫正義社長は、東日本大震災被災者に向けて大事業成功の果実から100億円を寄付!』