自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

なつたび_2010_6日目

【北紀行のリマスター版です ~ 実況版から写真・記事を差し替えです】
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前日の雨とは打って変わった晴天に気分良く目覚めます。 予定外ではありますが折角の好天なので地球岬なんぞで風景を楽しみに寄り道します。



さして期待していたわけではないのですが、噴火湾を挟んで函館方面までうっすら見えますし、こんなに綺麗なトコロだったという驚きは昨日から一気に回復した天気だけのせいではないようです。



このままホケーッとしていたい気持ちもありますが、気持ちを引き締めてキリキリと走り出す準備を始めます。 まあ、準備といってもナニをするワケでもなく、とりあえず気持ちを先に持って行くダケです(笑)



駐車場まで戻る途中でも「晴れてるって素晴らしい!」などと景色を眺めるのでナカナカスタートできません(笑)



走り出してもついつい嬉しくて昭和新山と有珠山とかの写真を撮るべく寄らなくてもよいSAに立ち寄ったりしてしまいます。



それでも高速は一気走りという感じで順調に走ったのですが、高速を下りた一般道はお盆渋滞です。 落部あたりから大沼までの区間でソコソコは流れているのですが、上下線とも途切れのないクルマの列が続いておりました。



再び乗った高速を下り、五稜郭へと廻りハセガワストアの焼きとり弁当を買うのですが、いわゆるコンビニの店内で焼き鳥を焼いてしまうというのはスゴイですよね(こちらも正確には焼き豚です)



さてさて、時間に余裕はあり焦ることもなかったのですが、いざ着いてみると結構ギリギリで乗り場に到着しまして青森行きのフェリーに乗船乗り込みました。
これで北海道編は終了ですが、行きの東北分を含め走行は丁度2000キロでガソリンもキッチリ100リッター消費しております。



青森までは4時間弱の航海ですが、まずは適当な席を見つけて早々にハセガワの焼きとり弁当(大)をいただきます。 よほどビールを飲もうかとも思いましたが安全第一なのでジッと我慢の子を演じます。



大振りの弁当箱に海苔を敷き詰め、こちらも大振りの焼きとり(豚精肉です)が4本並べられています。 ほどよい味付けのタレの染み込んだゴハンはなんとも美味しく、お供が日本茶でも十分に楽しくいただくことができました。



デッキに出て、いやはやこんなに好い天気なのに走れないのは残念と思いつつもゆったりと船旅を楽しみます。 といっても、早々に船室に戻り爆睡してしまうのですが…



1時間ほど熟睡した後は半分ボーっとしながら文庫本など読んでいるとほどなく青森に到着します。



酸ヶ湯で温泉に浸かろうか、それとも焼き干しラーメンでも食べようかなどと楽しく迷ったのですが、前日の雨のダメージが抜け切れていないのでフェリーから下りるとサクッと十和田市まで移動してホテルにチェックインします。
大浴場でゆっくりと風呂に浸かりながら最後の洗濯なんぞして夜に備えます。

でもって、B-1GP上位入賞を目指すバラ焼きをいただきに夜の街に繰り出します…が、ヒトがあまりいないなぁ…
一応のハシゴ計画を立てていて遠くから廻ろうと吉兆という馬肉系の店から訪問しようとしたのですが、ナビでは至近距離なのに何故か周囲が暗いのでおかしいなぁと思っていたら…ナントお盆休業でした(涙)



気を取り直して有名…まあ、ただの焼肉屋であるところの大昌園食堂で瓶ビールとバラ焼きを頼みます。



バラ焼きというのは、主として牛のバラ肉を玉葱と一緒に甘辛いタレを絡めて鉄板で焼くという食べ物なのですが、いきなりドサドサという感じで鉄板の上に具が乗せられます。
作り方案内みたいなのがテーブルの上にあったので、それに従いジュワジュワと調理していきます。



玉葱が色づき、肉も焼きしめたくらいがイイ感じらしく、焦げたタレも玉葱でこそげ取りしっかりと色をつけていきます。



たいした量ではないのですがお店の雰囲気にイマイチ乗れなかったので追加はナシにして突き出し代わりに頼んだキムチを投入、完食したところで一軒目を終了することにしました。



ということで、ハシゴ酒ならぬハシゴバラ焼きにチャレンジ(?)のためフラフラしていると食楽街三本木1995という屋台村が目に入ります。



で、そんな屋台村の入り口にあるバラ焼き大衆食堂司の元ヲネイサンの微笑みにつられて入店します。
コチラは十和田バラ焼きゼミナールのアンテナショップらしいのですが、2種類あるタレから先ほどいただいた伝統的甘辛味ではなく、生姜風味のゼミナール系のたれを選択します。



「玉葱を下に敷いて肉をタワーのように!」
という元ヲネイ(ワシより絶対に年下だが…)の指示に従って焼きしめていきます。



合間に自家製の胡瓜の漬け物や食べるラー油をかけた名産の豆腐などもいただくと、ビールから怪しいカクテルへと進みます。



意外に焼くのに手間取りましたが、焼き上がればノンビリとハイボールを飲みながら屋台っぽく他のお客さんとも歓談なぞいたしながらいただきます。 でも、このバラ焼きには白飯が合うのでしょうなぁ…



三重から来て東北を廻っているという若夫婦とお隣同士になり四方山と話がはずんだのはよいのですが、ダンナの方に「ヲジサン」「ヲジサン」と連呼されたのには少々メゲました。 いやいや、ヲジサンであるのを否定するのではないのですが、普段は「にいさん」と呼ばれることが多いのでねぇ(笑)
報復というわけではないのですが、ワシのことを「B1-GPの事前審査員」または「『るるぶ』の覆面調査員」のいずれかだと思いこませて帰っていただきました。

ほどよく以上に酔っぱらいホテルに帰ったのですが、携帯を充電していたらいつの間にか爆睡してました。 しかし、せめてこの時に天気予報を見ておけば翌日のショックも小さかったのでしょうがねぇ…

(続く…)

大昌園食堂焼肉 / 十和田市)

夜総合点★★★☆☆ 3.6


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コメント一覧

とも2
バラ焼き
> 特盛りサン

それは食への冒涜というものでしょう(笑)

しかし、確かにハギさんはよく定休日にぶち当たってますよね?
特盛りカツカレーさん
二件目のお店でこのままきゅうりと豆腐が投入された焼肉のビジュアルを期待したのですがさすがにそこまでは無かったようで>笑。
お休みというのは、この時期特有のもので仕方ないですね。
かくゆう私は、折角、行ったお店が定休日。
よくぶち当たります(;´Д`)。
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