会津ソースカツ丼、喜多方ラーメン、カレー焼そばといった言葉が飛び交う中、ジッとしていても仕方ないのでとりあえず高速に乗ります。 あっ、今回は北関・磐越ぐるっとパスというのを事前購入しているので、エリア限定ではありますが、事実上の高速乗り放題なのです。
大まかには喜多方ラーメンをいただこうということで基本合意ができまして、とりあえず吾妻ＰＡに入りナビをセットすることにしました…ら、ついうっかりとＰＡ内にある会津屋に捕まってしまいます。
喜多方ラーメンの本筋ではないのは承知しておりますが、既に喜多方ラーメンモードに入っているワシらには看板の文字に抗う力はありませんでした（笑） バラバラと食券を買います中で、ワシは醤油ラーメンとたまごかけゴハンのセットを選びます。
他の皆さんはＢ-１サンがチャーシュー麺大盛りを頼んでおりますが、嬢様二人はフツーに並盛りの喜多方ラーメンです。 ラーメンの名前に「喜多方」がついていること自体が怪しいのですが、喜多方ラーメンの標準レベルはクリアしておりますので美味しくいただきます。 ワシのたまごかけゴハンは土湯温泉玉子を使っているのと、白飯が美味しく炊けていることもあり、ラーメンと合わせての総合点はソコソコでした。
「じゃあ次はカレー焼そばですね！」というなんの躊躇いのない明るい声に、「単品のラーメンだけにしとけばよかった…」と後悔したのはワシであります。 再び高速上のワシらを強い雨が襲います。 なんかゴハンを食べている時だけ雨が止んでるような気がします。
夕飯までの時間を気にしながらも、野口英世青春広場の中にありますトミーフードを目指しますが、ナント臨時休業ではありませんか（驚） しばし各自のスマホや携帯で検索をかけますが、ふと見るとお隣にある英世ラーメンという中華屋にカレー焼そばのメニューがあるではないですか（微）
コチラの店は会津カレー焼そばの会には加盟していないようですが、改めて見直すと悪い感じはありません。 しかも、彼の地でサンマーメンをメニューに見るとは意外でした。
とりあえずカレー焼そばを３つ頼みまして、嬢様二人は１つをシェアすることにされます。 しっかりと作られたソース焼そばに甘辛のスパイシーなカレーがたっぷりとかけられているジャンクさ満点の一品デス♪
似たような食べ物ははるか昔に横浜にあったクラチという店に同様なメニューがありました。 そして、ワシが学生の頃からのひっそりとした贅沢食である、カップ焼そばにレトルトカレーをかけたもの（残っていれば白飯添えもアリ）と同じといえば、同じですね（笑）
Ｂ-１サンは「前菜（餃子）→サラダ（ラーメン）→メイン（カレー焼そば）というコース料理を３時間かけて食べているようなものですなぁ…」などと言いつつ、なんなくクリアしますし、嬢様二人は各々がワシより強い胃力を持っているという疑惑がありますので、こちらもアッサリとクリアしていきます。 ワシといえば、後半は相当に厳しくなりましたが、どうにかクリアします。 ということで、使用前・使用後というか食前・食後というか…
さすがにお腹が一杯なので少しばかり会津若松の町を散策することにすると、なかなか心意気のある看板を発見します。 海辺の事故の影響は色濃く残っているのでしょうが、会津でも中通りでも浜通りのいずれの発信でもかまわないので、福島県には元気を出してほしいと思いますし、できる応援はしたいと思います。
さてさて、後はお宿へ向かうばかりですが、ナビが裏道を示しがちなのと予想外に距離があるので予定到着時間をかなりオーバーしてお宿に到着します。 すっかり待ちくたびれた宿主サン（５０代）がお出迎えデス♪
１週間ばかりかけて東日本巡回・鉄道写真撮影旅をされてきた宿主サンは早めに到着されての温泉三昧だったようです。 ワシらもそそくさと温泉に入りまして夕食に備えます。 だが…しかし…カレー焼そばが全然消化されておりません（汗）
夕食は郷土色の彩りもあるナカナカ立派なバイキングだったのですが、当然のようにワシは一巡でお終いとなったので少々もったいないことをいたしました。 ちなみに、左上から こづゆ → 刺身３点（鮪、鯛、烏賊） → 桜肉のすき焼き （下へ）→ 和牛ステーキ → じゅんさい → 漬け物 → 湯豆腐 といったトコロです。
話が弾んだ勢いもあるのでしょうが、他の皆様はソコソコに複数回のお代わりをされていたのは驚きです。 ワシも楽しくはいただきましたし、なにより大人数で食べるゴハンは美味しいものでした。
そんな楽しい食事タイムの話題に、他人様から見た時にワシらは何に見えるかという話になりました。 ２０代女子＋３０代女子＋４０代男子＋５０代男子Ｘ２の５名なのですが、まっ、ＫＮ嬢と５０代は親子で問題ないにしても、Ａ子嬢と夫婦は無理があるから、あっＢ-１ちゃんと組み合わせて等々…結局は零細企業の社員旅行となりました（爆）
その後は男子部屋に全員集合して、夜の更けるのも忘れて旅の話や食の話をモロモロといたします。 宿主サンは別格としても、最年少のＫＮ嬢ですら旅ネタを豊富に持っているので、話が途切れたり、飽きたりすることもなく楽しい時間が過ぎていきます。 そして、そんなこんなでミニ旅初日の夜が終了するのでした。
（続く…）
