ママ、もっと自信をもって 中川李枝子
レビュープラスさんの献本に応募し、提供いただいた一冊です。
ご存知でしたか?
「ぐりとぐら」の作者が、トトロのオープニングテーマの作詞をしていたなんて。
「となりの トットロ、トット~ロ♪ 」の方じゃなく、「あるこ~♪ あるこ~♪」 の方です。
(現在も宮崎さんとの親交がおありの様子です。)
著者の書く物語の傍らには、いつも妹さん(大村百合子さん)の絵があったようで。
本書の中ではそのことには詳しくは触れられていませんが。
(今回も挿絵で優しいタッチの懐かしい絵を見ることができます。)
「ぐりとぐら」のストーリーを覚えていないものの、絵のみしっかり覚えている私からすれば、妹さんの力が絶大?
と思わずにはいられませんが・・・。
ただ、やはり数え切れないほどの絵本や唄を残しておられる実績は普通ではないのだと想像します。
子育てなんて、のんびり楽しめばいいのよ。
放っておけば子どもは勝手に大きくなりますって。
ご自身の保育士としての経験を踏まえて、おおらかに語ってくれます。
著者は24時間365日人の子を預かっても平気なくらい子どもが大好き。
日本一の保育士になると決めておられたそうです。
保育士+絵本作家の組み合わせが相乗効果を生んだのだと思えます。
私にも2人の子どもがいます。
本書でテーマとなっているような幼児期はすでに卒業し、2人ともいつの間にか小学生に。
長男と次男は、手の掛け方がまったく違います。
一度経験してしまうと、まさに著者と同じ感覚です。
子どもなんて勝手に大きくなってくれる。
次男の幼児期は、のんびり一緒に笑って、泣いて、余裕をもって接していたと思っています。
(「ママ」と違って、男は余計にのん気なのかもしれませんね。)
しかし、大きくなればなったで、勉強しない、片付けない、・・・本を読まない。
次から次へと悩みが生まれてきます。
自分の子供時代を振り返ると過剰な要求だということは認識しつつも。
あれこれお小言です。
のんびり、楽しく、子どもの可能性を信じて。
見守ってあげることができるように。
”おじいちゃん”のような父親を目指さないと。そんなことを感じさせてもらった1冊です。
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人生初の「山の日」です。
せめて、富士山の高さを覚えなおすくらいはしたいと思っています。
応援よろしくお願いします。
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