いつもカバンに2冊の本を

刺激を受ける本を探し続ける終わりのない旅をしています。
みなさんに共感してもらえる素敵な一冊が見つかれば嬉しいです。

これ、凄く共感できます。

2016-06-25 14:30:04 | 読書

複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考 石田章洋



レビュープラスさんの献本に応募し、提供いただいた一冊です。

読んでいる途中で、素直に”そうだよね”と共感できる本は珍しいです。
さらにアイデアを創造するヒントをもらえそうだと思いながら読むことができました。

本書のポイント、問題解決的アイデア(「インクルーシブなアイデア」と表現されています)の生み出し方です。

ステップは次の4つ
・高次の目的を決めて飛び立つ
・目的に従って材料を集める
・異なる分野の材料をつなげる
・手放して「ひらめき」とともに帰ってくる

もっと単純に書くと
・高い志を持って(利己的な動機ではなく、社会のために)
・ゴールを意識して情報収集
・対象を一般化して全く関係ないものと共通点でつなぐ(例:野球、サッカー、バレーボール = 球技、団体競技、スポーツ)
・うんうん考えた後、ふとした瞬間に解決策がひらめく(「煮詰まった状態とは解決策が生まれる直前の状態」と表現しています)

私自身も同じような経験をしています。
目的を頭の片隅に置いて(例えば事務処理を効率化したい)、情報を集めている(マニュアルを読んでいる)と、突然、うまい解決策が頭に浮かぶことがあります。(それが、別のどこかで目にしたことの応用だったりします。)

ついでに、「強制的に書け」、「締め切りを決めろ」といった具体的な作業手順にも共感です。

直接的には書いてなかったと思いますが、考えれば、考えただけ面白いアイデアが出てくるというのが著者の実感ではと予想します。
(逆をいうと、答えを出そうともがかない人にはアイデアは降りてこない。)

著者はテレビ番組の企画や構成を考える構成作家とのこと。
(ご存知ですか?)
「世界ふしぎ発見」が代表作のようで、やたらと登場します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
関東の水不足は解消したのでしょうか。
報道でダムの映像が流れなくなったので、気にしなくてもよい程度に戻ったのではと楽観視しています。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

想像力不足で追いつけず

2016-06-19 04:28:26 | 読書

「筋肉」よりも「骨」を使え! 甲野善紀、松村卓



これは難しい。
表紙画像を見ていただくと「大増刷9万部!」とありますが、信じられません。
ざっくりしていて、感覚的で「骨を使え!」と言われても、具体的にどうしたらいいものか不明です。

例えば、

・・・足の裏から雷のような電流がブワーッと身体に走るようにするんです。上から下ではなく、下から上に放電させるんですが、そうすると身体の重さが活きて、相手が簡単に崩れてしまう。

ブワーって言われても。

・・・相手を突き飛ばそうと前に出る瞬間、逆に身を引いてその場を譲るような体勢をとると、かえって力が出せる。相手のほうが簡単に突き飛ばされてしまうというものですね。
 ・・・速く前に進んでいきたいのなら、逆に後ろに速く引くようにするということなんですが、この感覚、わかる人にはすぐわかる。

私には、どうにもわかりません。

筋肉なんて鍛えても仕方がない。
運動は、体の色んな部位が連携して初めて可能になっている。
だから一部分を鍛えるなんて無意味だし、それがケガの元。
自然体が一番。無理に考えないことが大切。
といった話だと思います。

健康本かと思えばそうでもないし、誰でも使えそうなメソッドにも思えないし。
どのあたりの人が主な購買層なんでしょうか。
(格闘家?スポーツする人?どちらにしてもビジネスマンや主婦より小さい市場の気がしますが。)

対談をするのは武道家の甲野氏と元陸上短距離選手(現スポーツトレーナー)の松村氏。
松村氏は男子陸上の桐生選手(日本人初の100m9秒台が期待される)の指導者の一人のようです。

松村氏いわく、桐生選手は独特の体の柔らかさを持っており、上のような感覚的指導をよく理解する「わかる人」だと。
ただ、本書が出た(2014年5月)と時を同じくしてケガ。
2015年5月に太ももの肉離れで戦線離脱をしているようで。
おや?ケガをしないが売りではなかったか?と思っていたら。

nikkansports.com(2014年6月9日の記事)では、「骨ストレッチと決別・・・」との記事もあり。
ん?

要は、万能な運動法はまだ見つからず。
骨を使うという理論も、1運動テクニックでしかないということかなと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
アラフォーとなり、体の疲れが抜けにくくなったことを自覚し出しています。
月から金が私の勤務日ですが、金曜日の疲れのたまり度がひどいです。
くたびれ切って、イライラしています。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

適度な刺激が心地よくなってきたかも

2016-06-04 05:41:03 | 読書

世界への扉を開く“考える人 大前研一他


レビュープラスさんの献本に応募し、提供いただいた一冊です。

読後の感想ですが、第1章と2~4章がまったく別の本のようです。
1章は大前さんの講演や書籍からの記事の紹介、2章以降は国際バカロレアという教育制度の概要紹介、教育制度改革、関係者の苦労話が綴られています。
この2つの話をつなぐポイントが見えづらく、ともすると、別の書籍でもよかったのではとすら思えてきます。(後半は教育に携わる人向けでしょうか。)
一応「多様性を認める」というのがポイントだったように思ってます。

とはいえ、リクルーター活動で大前さんの著書のフレーズを勝手に引用させてもらうなど、それなりにお世話になっている私ですので、1章に関しては素直に楽しめました。

知識量で生きていける時代は終わった。(コンピューターにとって代わられる。)
今からは、考える人のみが重宝される時代だ。
だから思考力を磨け。当たり前のようにテレビで語られていることを疑って、思考力、質問力を鍛えよう。

そんなことが書かれていたように思います。

さすがだなと感服です。

 私が三十年にもわたり、コンサルタントとして第一線で活躍し続けていられるのは、いつ、どんな企業から相談を受けても、必ず的確な問題解決策、あるいはそのためのアプローチを提言できるノウハウをもっているからだ。
 数千を超える企業の経営分析を経て獲得したこのノウハウは、あらゆる国家、業界、どんな規模の会社でも通用するのではないか、と感じている。

そんな大前さんに近づけるでしょうか。
思考力を磨く方法が紹介されています。

自分で一つテーマを決め、半日くらいを使ってそれについて徹底的に調べる。
その際は学校で習った知識は忘れ、徹底的に「これはなぜか?」と突き詰めていく。
最後に、調べたことをワード一枚程度にまとめる。

大前さんはこれを三百六十五日行っているのだそうです。

これからも時々は、適度な刺激を求めて、同著者の書籍を読むべきだなと感じさせてくれた一冊でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
久しぶりの更新となりました。
北海道の小学生が無事でよかったと心から思います。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

大局観からライフハックまで。

2016-03-13 06:35:46 | 読書

部下を定時に帰す仕事術 佐々木常夫



経営計画策定から、ビジネスメール送付技術まで。
仕事を早く回すためのテクニックが非常に幅広くカバーされています。
当然、人事管理の話など、管理者としてのあり方も指導してもらえます。

管理職でもない私にはやや早いかと思える場面もありましたが、前述したとおり、スケジュール管理(手帳の使い方)、報連相、ファイルの名前の付け方、もっと細かい話でカラオケに誘われたら?なんてケーススタディまで、誰が手にしても著者の仕事術が学べる作りになっています。

ただ、後半は、これは過去に読んだ本か?と思えるくらい別の著書と重なる部分があり。
同一の作者が書くものだから当然という気がしますが。
それを踏まえると、以下の条件に合致する方にピッタリの本かと。
・著者に興味がある
・著者の主張、仕事術を復習をしたい
・でも、同じ本を繰り返し読むのが嫌い

かなり狭き門ですね。

私は著者信奉者ですので、いい話が聞けたと思っています。

印象的な一言を。

プアなイノベーションより優れたイミテーション

一人でゼロから考える仕事なんてないし、考えている時間がムダ。
前例が必ずある。
前任の検討結果を生かし、そこに自分の知恵を追加することで非凡な成果を出す。
そんな仕事術、時短術が必要だよと。

ここにもムダなことをしないという基本姿勢が貫かれています。

著者のおかれた環境上、「早く帰る」(それは本当に必要な仕事?最短で答えにたどり着ける?)という明確なテーマが常に第一にあったことと思われます。
共に働く部署の方には非常に分かりやすいメッセージだったのでしょうね。
上に立つ人が、1つブレない軸を持っていることは、部下社員の働きやすさにつながるだろうと感じる今日この頃です。

このぶれない軸のせいで(おかげで?)、「あれ、読んだことある?」となるのだと肯定的に捉えています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アレグラをアレジオンに変えてみようかと思っています。
マニアックな話ですみません。

今日も比較的寒いようですね。
みなさんよいお休みを。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

応援よろしくお願いします。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ちょっと気を遣ってしまいます

2016-03-12 14:56:52 | 読書

0点主義 新しい知的生産の技術57 荒俣宏



私は小学生のときにモテることをあきらめた。
化け物じみたあだ名をつけられた。
僕は、怪人なのだ、と開き直ることに決めた。

読んでいて、ときどき暗い気持ちにさせられます。
もっとも著者の場合、しっかり成功しておられるからここまで書けるのでしょうが。

0点主義=ブルーオーシャン戦略というのがぴったりでしょうか。
誰も興味を持たない分野を開拓者精神で切り開くんだ。
人気市場で戦えば競争が激化し、新たな成果を勝ち取ることは難しい。
変わった視点でものを見る、誰も目を向けないものに注目し、追求する。
そこに成功のタネが隠れている”こと”がある。
自分が面白ければ、それが続けられるんだ。

大得意なものをやり続けると、長い人生の中で大きな波が1回はやってくる。
これはいいことを聞いたと思っっていたのですが。

同ページに、「人生好不調の波」というグラフ(イメージ)があり。
そのグラフが最大の盛り上がりを見せるのが「50代から60代」
逆に、グラフの谷(マイナス時代)は「30代から40代」

これはつらい。
成功が遅すぎませんか。
やっぱり、「30代から40代」で成果を手にしたい。

ということで、我が子には「サッカー」より「セパタクロー」を。
「英語」よりは「シチリア語」を。
より早く、マニアックな方に目が向くよう働きかけをしてみたいと思いますが、
何より本人の好きという気持ちが大事のようですから。

ちなみに著者の主張では、ご自身はオタクではないと。

オタクはOFF(趣味)の世界だけで生き、自分の知恵を仕事につなげていないように感じるからだ。

最近よく聞く「YouTuber」は”オタクではない”との主張だと理解すればよいのかと。

著者といえば、やはりうんちくという印象をお持ちの方が多いのでは。

世の中には「正論」や「定説」というものがあって、クイズでも正解とされるのはそういう定説なのである。・・・私は、異説、奇説をできるだけ紹介して、勉強の裾野の広さを伝えたい・・・

なんて高い志をお持ちなんでしょうか。

本作品も、うんちくがあれこれ詰め込まれ飽きのこない作りになっています。
さすが本業が”作家”なだけのことはあると再認識です。(一応、著者紹介では「作家」という肩書が先頭に書かれています。)

期待を裏切らない一冊でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
また、寒い冬に逆戻りですね。
一度たたもうかと思ったコタツをまた引っ張り出しました。
みなさま、よい週末を。

最後までお読みいただきありがとうございます。

応援よろしくお願いします。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加