トライブ 新しい“組織”の未来形 セス・ゴーディン
「トライブ」と言われてピンときますでしょうか。
正解は、「種族、部族、…族」。
正解を見て「あ~」と少々悔しさを味わったのが、久しぶりの感覚で、新鮮でした。
訳者が勝間さんであり、「はじめに」で勝間さん自身が本書に惚れ込んで、出版社を説得。
翻訳版出版にこぎつけたといきさつを書いています。
トライブとは
何らかの共通の興味を持ち、互いにコミュニケーション手段が「ある」ことでつながっている集団
gooブログユーザの皆さんは、まさに本書でいうトライブの一員なんだと思います。
本書では、あなた自身がトライブを率いるリーダーになるべきだ。
現代社会では、環境はすべて整っている。だから今日にでもトライブを率いて活躍をするんだ。何を恐れているんだ。
リーダーは周りの人を惹きつけるんだ(マネジメントするなんて思わなくていい。)。
情熱を傾け、自分の意思を貫き通すんだ。
「異端者」たれ。
と訴えかけます。
現状を打ち破る人間になることをためらうのは、信念が足りないからだ
・・・限界を超えなければ変化をもたらせない・・・
と、かなり熱いです。
大抵の人がしているのは、
変化に逆らい、残業してでも現状を守ろうとする仕事だ。
一方で、トライブを率いる人は、
現状に挑み、物事を推し進め、信念を前に進める人たちだ。
そうありたいなと思いつつ、どこか他人事と感じてしまう自分がおり。
会社に当てはめるのであれば、管理者レベルの人向けの本なのかなと思えます。
私自身は、トライブを率いる人ではなく、トライブの一員の中で”少々気になる存在”を目指す。
そんなテーマの方が心躍るのかもしれないな、なんて考えた一冊でした。
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もうすぐ夏休み。
今年「やりたいこと」を考えると、ワクワクが止まりません。
大抵は、こなせないまま冬休みに持ち越されますが。
応援よろしくお願いします。
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