「グランジュテ 私が飛んだ日~」を観ていたら、ベーグル店の店主の女性が出ていた。
その人は、会社で働いていたけれど、満足できず、他人が羨ましい毎日を過ごしていた。
あるとき、とあるベーグル店をみて、「こんなお店で働けたら、もう他人が羨ましくない」と考えて、仕事を辞めてニューヨークに渡ってベーグル作りを学び、店を出した。
店は大繁盛。しかし、店が人気店になったおかげで、自分は製造で手いっぱいの毎日。彼女はまた、自分が雇った店員が羨ましくなる。
「自分がやりたかったのは顔の見える楽しい接客なのに、今は独りでベーグルを作って、こんなんじゃない」彼女は店を移転させ、自分がやりたかった店をあらたにつくりだす・・・
そんな内容で、観ていた私の最初の感想は、「アクティブで素晴らしい女性だ」でも、「ベーグル店っていいな」でもなく、「この人はほかの人がすぐ羨ましくなる、なんだかコワイ性格の女性だな」ということだった。
この人は、他の人がすぐ妬ましくなる性格で、妬ましくなりたくない、という理由だけで、ここまでのことをやりとげている。その「妬ましい」パワー、いかばかりか。
しかし、このように個人的な想いだけで仕事を成功させるのは、女性ならでわの成功例ではないかと思うのだった。
たとえば、以前「がっちりアカデミー」という番組で、クリーニング屋の取締役の女性が出ていた。
彼女は専業主婦だったのだが、離婚を機に、働かなければならなくなった。一度も働いたことがないのでどうしようと思った結果、主婦としてアイロンがけができたので、クリーニング店でパートで働くことにした。
しかし子供がいるので長時間働けないため、会社に勝手に子供を連れてきて、託児ルームにしてしまう。
託児ルームを作ったおかげで、他の女性もこの会社で働きたいと思い、就業率がアップ。数々の主婦目線の指摘が会社の功績となり、パートから取締役にまで上り詰めた。
彼女の場合も、「子供いるから働けない・・子供連れてきちゃえ」と、個人的なことを強引に推し進め、結果、仕事の成功につながった。
「ホンマでっかTV」という番組で(←私は一日中テレビばかり見ている)、女性は利己主義、男性は利他主義・・という内容を話していた。何が利他でなにが利己かと言うことはまぁともかくとして、なんとなく、その言葉の言わんとすることが、上記の内容のテレビなどを見ていて、わかるような気もする。
藤原てい著「流れる星は生きている」でも、夫が困っているみんなのために団長になろうとすると、藤原ていは「あなたは私たちがどうなってもいいの?」と、自分たちのことだけを考えて、ヒステリックに拒否する。
おいおい、おまえは自分のことだけしか考えてないのかよ、と読んでてツッコミたくなったけれど、それもなんだか女性の「利己主義」が露呈しているような場面だなぁと思う。
女性の社会進出が進んで、女の人がたくさん活躍して、「私がこうしたいからするんだ」が増えてくると、「みんながそうしたいと思っているだろうから」という男性のいままでのサービスの提供よりも、よりニーズにこたえた結果が伴ってきそうではある。それはちょっと楽しみな社会のようだ。
その人は、会社で働いていたけれど、満足できず、他人が羨ましい毎日を過ごしていた。
あるとき、とあるベーグル店をみて、「こんなお店で働けたら、もう他人が羨ましくない」と考えて、仕事を辞めてニューヨークに渡ってベーグル作りを学び、店を出した。
店は大繁盛。しかし、店が人気店になったおかげで、自分は製造で手いっぱいの毎日。彼女はまた、自分が雇った店員が羨ましくなる。
「自分がやりたかったのは顔の見える楽しい接客なのに、今は独りでベーグルを作って、こんなんじゃない」彼女は店を移転させ、自分がやりたかった店をあらたにつくりだす・・・
そんな内容で、観ていた私の最初の感想は、「アクティブで素晴らしい女性だ」でも、「ベーグル店っていいな」でもなく、「この人はほかの人がすぐ羨ましくなる、なんだかコワイ性格の女性だな」ということだった。
この人は、他の人がすぐ妬ましくなる性格で、妬ましくなりたくない、という理由だけで、ここまでのことをやりとげている。その「妬ましい」パワー、いかばかりか。
しかし、このように個人的な想いだけで仕事を成功させるのは、女性ならでわの成功例ではないかと思うのだった。
たとえば、以前「がっちりアカデミー」という番組で、クリーニング屋の取締役の女性が出ていた。
彼女は専業主婦だったのだが、離婚を機に、働かなければならなくなった。一度も働いたことがないのでどうしようと思った結果、主婦としてアイロンがけができたので、クリーニング店でパートで働くことにした。
しかし子供がいるので長時間働けないため、会社に勝手に子供を連れてきて、託児ルームにしてしまう。
託児ルームを作ったおかげで、他の女性もこの会社で働きたいと思い、就業率がアップ。数々の主婦目線の指摘が会社の功績となり、パートから取締役にまで上り詰めた。
彼女の場合も、「子供いるから働けない・・子供連れてきちゃえ」と、個人的なことを強引に推し進め、結果、仕事の成功につながった。
「ホンマでっかTV」という番組で(←私は一日中テレビばかり見ている)、女性は利己主義、男性は利他主義・・という内容を話していた。何が利他でなにが利己かと言うことはまぁともかくとして、なんとなく、その言葉の言わんとすることが、上記の内容のテレビなどを見ていて、わかるような気もする。
藤原てい著「流れる星は生きている」でも、夫が困っているみんなのために団長になろうとすると、藤原ていは「あなたは私たちがどうなってもいいの?」と、自分たちのことだけを考えて、ヒステリックに拒否する。
おいおい、おまえは自分のことだけしか考えてないのかよ、と読んでてツッコミたくなったけれど、それもなんだか女性の「利己主義」が露呈しているような場面だなぁと思う。
女性の社会進出が進んで、女の人がたくさん活躍して、「私がこうしたいからするんだ」が増えてくると、「みんながそうしたいと思っているだろうから」という男性のいままでのサービスの提供よりも、よりニーズにこたえた結果が伴ってきそうではある。それはちょっと楽しみな社会のようだ。