信虎。

奥会津を中心に、綺麗事抜きにざっくばらん。

肖像

2013-07-31 19:10:40 | 日記


photo by nobutora_2008 from フォトフレンド for マイポケット
●カエル
攻撃1
防御5
魅力95




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●セミの抜け殻
攻撃0
防御1
魅力80


豪雨

2013-07-27 16:47:50 | 出向
恒例の週一の買い出し。
会津地域の天候は曇りのち雨となっていたが、午前9時ごろは青空の中に眩しい陽が差し込んでいた。
山間地域の奥会津の天候を読むことは非常に難しく、ここのところの天気予報もあてになってはいなかった。
よって、布団を干したまま出かけたのであった…

今日は金山(カネヤマ)町の沼沢湖へと向かう道中の集落を散策、この辺りの標高は500mくらいであり、カルデラの涼しい風とともに鳥の鳴き声が聞こえていた。

「おめえ、東京から来ただか?、そりゃあ大変だあな。」…金山町の特産品『金山・赤かぼちゃ』の畑を眺めながら、おばあちゃんは話す。

「500円で買ってきた赤かぼちゃの種を、台所の流しに置いておいたらネズミに喰われちまっただ。
赤かぼちゃの交配は蜂がやるんだが、近くにあった普通のかぼちゃと交配させちまったりして大変だあ。(笑)
高地で作っているから甘味も強くホクホクして旨くてな、『まだ出来ねえだか…?』と、電話が来るほど人気なんだあよ。」

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「この辺りさ熊が出るんだ、2年前だったかなあ…オラがワラビを採っていたら、熊の親子に出くわしただ。
母熊はそのまま山さ登って行っちまったが、小熊はそりゃあ愛(メゴ)かったぞ、縫いぐるみみてえだった…オラに近づいてきたが、ワラビを投げたら行っちまった。(笑)」

「昔は家に鍵を掛ける事なんて無かっただが、今は鍵を掛けねえと怖くて眠れねえ…特に、夜に車が通ると怖ええだよ、飛ばして通り過ぎるならいいんだが、ゆっくり走ってくるだよ。

俺「それは山菜泥棒ではないでしょうか…?、私も『根こそぎ奪っていく栃木ナンバーの山菜盗り。』の傍若無人な振る舞いには、怒りを感じております。」

「んだ、栃木の連中は本当にひでえ…看板に禁止と書いてあろうが持って行っちまうだ、楽しみにしていた山ブドウの皮まで剥いでいって、もう採れなくなっちまったあよ。
でもな、会津にも悪いのがおるだ…ある時、『ワラビを少し採っても良いですか?』と聞いてきただから、オラたちは『どうぞ、持ってってくんつえ。』と言って分けてやっただ。
それから一週間も続けてやって来ただよ!、そこでオラたちは『ワナ(自分)だけで、そんなに食いきれるはずがない…、いったい何をしてるだ?』と問い詰めただ。
そうしたらな、『郡山で転売していました。』と言うだ…だから皆怒って『もう二度と来るでねえぞ!』と怒鳴りつけてやった。
ところがまたやって来ただで、追っかけただが凄い速さで逃げてっただよ。(笑)、仕事は学校の先生だっていうだ。」

俺「そのように恩を仇で返す卑劣な馬鹿者が、子供たちに教えている立場だとは…世も末ですね。」

「んだ…ここも昔は30軒近い家があって子供も沢山居ただが…昔はワラビの収穫祭みたいなのがあってな、2~300人もの人が集まってそりゃあ賑やかだった…もう一度…。」
そう言ったおばあちゃんの眼差し…その遠い目を見ていると、いたたまれない気分になるのだった。

「ここでは、皆で支えあわなければ生きていくのは難しいだ…隣の家の玄関から返事がないような時は、皆で何とかするだよ。」

俺「お互いに助け合い、支えあって生きていく…それこそが人間の絆とも言うべきものではないでしょうか、この地域に私が惹かれるのも、そういったものなのかも知れません…。」

「んだ…ここではな、困っている人たちを見捨てるような事は絶対にねえだ、田舎の良いところはそこだあよ。」

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2時間ほどの散策を終え、宮下ダムを経て国道252に合流。

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買い出しを終えて帰路につく…雲行きに不安を感じて急いだのであるが、30分ばかり遅かった。
激しい雷雨が、無防備の我が布団をすでにメッタ打ちにしており、その光景を車の中から成す術無く見ているしかなかった。
被害は甚大だ、極めて甚大だ…当分は3シーズン用のシュラフで寝るよ。

梅雨

2013-07-22 17:00:30 | 日記
今日は坂下(バンゲ)警察署に赴いていた。
用件は2つ…自動車免許の住所変更と、もう一つは「試験。」の書類の申請。
会津地域は終始、雨と濃霧の中にあった。

オラホの只見線は今朝、復旧したぞ!
ようやった、ようやった。

続報

2013-07-21 20:05:40 | 日記
只見線の運行は来週までかかるかもね。

さっき重機がレールの上に陣取って(すぐ隣は崖で只見川)、重そうな土砂の袋詰めを持ち上げてたよ。
それなりに一生懸命やっているんだよ、只見線は…JRの姿勢(例えばダイヤや無人駅)だけを批判するのは筋違いであろう。


●只見
「本日は晴天なり…繰り返す…本日は…」

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只見線は

2013-07-21 08:01:20 | 日記
先日に降った大雨による土砂崩れで、不通となっている。

一昨日、大志(オオシ)の集落の手前のところ~駅でいえば、川口と中川の間~に警察とJRの人間が来ていたから、まあそんな事だろうと思った。
被害は軽微らしいけど、大事を取って今日も走らせないみたいだね…代わりにトラックのタイヤに車輪を着けたやつが1台、レールの上を試走していた。。
さっきも見たけど、妙な光景だったなあ…

金山町

2013-07-20 22:41:40 | 出向
今日は会津川口駅付近より国道400を南下、野尻(ノジリ)川沿いの集落の散策を行った。
…というよりは、買い出しに向かうまでのルートを国道252から大回りに変更したものであった。

●金山町…集落のお婆ちゃんの話によれば、野尻川は昭和44年に大規模な水害が起きたそうである…付近には重厚感溢れる曲がり屋根と土壁で建てられた古民家・蔵が健在。

おばあちゃん「萱の上にトタンを乗っけているので夏は涼しく冬は暖かいんだ、維持するのはそれなりに大変だけど、基礎はとても頑丈なんだよ。」

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別の家のおばあちゃんは言う、「昔は、上の田んぼや畑さ行くのにも随分と歩いたもんだな、今は道路や車・耕耘機…便利になった、便利になった。
だけど、昔のほうが楽しかった…今は原発や水害…いつも今年こそは良くなると思っているんだけんじょ、悪くなっていくばっかりだ。」


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おばあちゃん「こんにちは、うちの旦那は数年前に病気を患って…毎週1回、ケアセンターの担当者とお話するのが唯一の楽しみみたいだ。
戦争の頃の事ばっかり話しているよ、横須賀の海軍基地で終戦を迎えたんだ…もう60年も70年も前の話だっていうのにねえ。(笑)
うちは昭和40年代までは養蚕もやっていたんだよ…あの頃は一家総出で仕事をしていて本当に忙しかった、それからは百姓一筋。
今は悔しい事に体がいう事をきかなくなってねえ、田んぼは貸して作ってもらってるんだ。」

俺「でも、心で反発をお感じになっているという事は、まだまだお若い証拠じゃないですか!」

「ハハハハ、そうだねえ…みんなで集まって2時間くらいするお茶会も楽しいし、まだまだ頑張らないとねえ…孫たちは虫が嫌いだと言って、なかなか来てくれないけど。(笑)」


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「蔵はね、雪で酷く傷んでしまったんで潰してしまった…先祖が残してくれたものだから何とか修復したかったんだけれど…
木と萱で造られているから、薪が増えてしかたない。(笑)、あと2年分くらいあるねえ。」

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集落散策のあと、沼沢(ヌマザワ)湖に赴きくつろいだ。
そこから国道252へと出て、柳津(ヤナイヅ)町のスーパーにて買い出し…ここで1か月ほど前に知り合いになった、たこ焼き屋のお姉さんと再会。
大阪仕込みの旨いたこ焼きが魅力…のみならず、俺に色々とアドバイスや「心得。」を教えてくださる、とても優しいお姉さんである。

買い出しのあと、玉梨(タマナシ)の温泉に入って帰った。

参議院選挙

2013-07-17 22:25:00 | 日記
結局間に合わず、引っ越し前の住所という事で…不愉快な住民税~大嫌いだった街に納税を強要されているという~同様に、
参議院選挙も「東京の候補者から、選べ。」だとさ。


…よろしい、じゃあ選んでやる。

●ドクター中松
●唯一神・又吉イエス

この2人のどちらかに1票を入れてやるわ。
飛沫候補だからって、俺がふざけていると貴方達はお思いか…?

①ドクター中松…その頭脳で様々な発明をした『実績』がある。
②又吉イエス…言っている事は奇想天外&支離滅裂と思わん事もないが、誰にも頼る事なく長年1人で細々とやっている。『地味な努力』
繰り返される罵詈雑言の中にも、僅かばかりの茶目っ気と真面目さが見え隠れしている。



比例は白紙にしてやらあ…今現在、既成政党に所属している連中には魅力を感じる奴なんかいない。
俺が最も重要視しているのはな、お決まりの主張を繰り返すオウム人間や頭数合わせの人形ではなく、
独創性が体から溢れ出している様な人間かどうか、だ。

2013-07-16 22:20:40 | 司令部
「さて、少し早めの夏休みの件であるが、我らが領内、奥会津・岩代の集落散策のほかに、
18きっぷなどでも使って他国をぶらぶらしてみようかと思う…検討してみたまえ。」
「了解しました。」


・・・


「いかがなものですかな。」
●夜行快速・ムーンライトえちご…新潟(23:38)~新宿(5:10)…510円

「もはや、司令官は武蔵にご興味ない。」


「このような提案はいかがでしょうか?」
●快速・マリンブルー南房総…高崎(6:25)~安房鴨川(10:37)…510円

「君の提案は大胆でもあり、斬新でもあるが…海水浴シーズンという事を忘れておるようだな。」




「司令官、残念ながら結論はまとまりませんでした…申し訳ございません。」

今日一日

2013-07-11 22:17:30 | 日記
静かな朝…川霧の白い衣を纏う只見川を横目に眺めつつ作業場へ。
古株の茶色い鶏の群れに虐められていた、新入りの会津地鶏5羽のうちの1羽が、鶏小屋内にて殺害されていた、との報告あり。

曇り空の中、時折照り付ける強い日差し…ビニールハウス内にて、ミニトマトの苗をネットに沿って伸ばす為の誘引(固定)作業、小さなカエルが隠れていた。
只見川対岸の山からはカッコウの鳴き声、そしてヒグラシの何とも云えぬ声が聞こえてきた。
作業通路の頭上にある燕の巣では、今日も親鳥が餌運びに忙しく飛び回っていた…2羽のヒナは親鳥と変わらない位の大きさまで育っており、巣立ちもそう遠くないと思われる。

温泉から出てゆるりと3服したのち帰宅…夕食を食べた後、カエルの鳴き声を聞きながら「のぶとらブログ」を書く。

高級車のチラシ

2013-07-10 23:16:50 | 日記
一千万円ちかい金額の耕耘機が掲載されているチラシを見ながら、その諸元性能を会津弁で語る兄者たち…
その姿は、さながら田畑の荒くれ者といった感…奥会津の伊達者。


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温泉からの帰り道

2013-07-06 22:18:30 | 日記


歩いていると蛍が一匹、国道上を水平に飛んでいた…その流れる光は、おもちゃのレーザー光線のようであった。
雨上がりの夜、午後8時。

写真を見てみたが、終始悪天候であり光量が足りず滲みも酷く、お見せできるシロモノではありませんね。
俺の腕も低いが、カメラの性能だって相当低いと思うよ。

ま、冷蔵庫内の傷み出した不良在庫~キャベツ・マイタケ・玉ねぎ・ベーコン~、田子倉の先の廃道で滲む様な雨の下、滝を眺めながらの昼飯だった。

なんだかんだ言って

2013-07-06 16:21:25 | 出向
越後魚沼は金を持ってるよ...『魚沼産コシヒカリ』の持つブランド力は絶大だからな。
奥会津の米だって決して引けは取らないが、奥会津の人々は口数少なくしてまず相手を思いやる...その優しさが裏目に出ているのかもしれない。
越後人のほうが「商売上手。」と言う訳だ。

俺にはあまり関係ないが、ここらで車乗りとバイク乗りに一つ良いことを教えてやろう。
磐梯山周辺の有料道路...つまり、スカイ、ゴールド、レークが11月15日まで無料開放中らしいぜ。
え、知ってた...?
あっそ。

久しぶりに外でお湯沸かしたわ...写真は後で載っけるつもりだけど。
今は小出周辺におる。

会津蒲生

2013-07-06 10:17:42 | 出向
蒲生岳の麓の集落に、「ピーヒョロロ、ピー」というトンビの鳴き声と小鳥達の鳴き声、ブルドーザーのエンジン音が聞こえている。
これから、湧水を汲みに行くところだよ...六十里あたりで昼飯でも、と思ってね。

奥会津の人たちは情が深い...裏切る事など出来ないのは勿論、感謝の気持ちは3倍位にして返さなければなるまいて。

人間関係が希薄な武蔵...「迷惑かけてねえし俺の勝手だろ、関係ねえじゃん。」などとは違うのだ。
よく、「干渉しない、だから都会がいい。」などと言う人が多いが、俺は逆だね...金銭だけのドライな関係...なに気取ってんだよ、この平民が!ゲラゲラ