飛んで火に入る

3日後の星期五(シンチーウー)、金曜日に帰国します。
納棺には立ち会えませんが、通夜と告別式には
参列できそうです。
とくに地震のせいではありませんが、
今火葬場は結構混んでいて順番待ちだそうです。

でも、・・・・
計画停電はまだしも・・・
放射能が飛散しているところに
わざわざ向かっていくのは・・・
飛んで火に入るって感じです。

太太からは、
「通常の20倍だけど健康に心配無しというけれど…
雨でも降って頭に浴びたら弱った毛根はイチコロかもよ!」
というストレートなジョークが
飛んできました。
クソッ、笑えない・・・

それと、気象庁の
Ｍ７．０以上（震度５以上）の余震が起こる確率を、
１８日までの３日間で４０％で据え置いた。
という発表。
それも・・・
（飛行機で）飛んで火に入る・・・
です。

新しいスーパー家楽福

一番近い川向うのスーパーも内装を変えて
垢ぬけてきました。
でも、店員のダベリんぐはあいかわらずです。
そして、これから発展するだろう前進路沿いに
あたらしいスーパーができました。
　
家楽福(ジャラフー)
カルフールです。
前からこの広い広場一帯を長い間工事していたのですが
一部分が終わったようです。
まだ工事中の部分もあります。

ここはなにになるんでしょ

さて、中に入ると、欧尚とは違い、
地下へ行くエスカレータです。

それを２回、つまり地下２階に売り場がありました。

中は、いままでよくいく２つのスーパー、
欧尚や大潤発とおなじように
電気、衣料、文具、生活雑貨、そして食料品
の総合スーパーです。
品そろえは、・・・他とあまり変わりません。
そして、期待していた
カゴメの野菜生活は
ありませんでした。

地下1階と地下2階には、飲食店が少ないですが
併設されており
なんと、
回転すし
もありました。
新鮮さの観点から
こちらでは、ちょっと入るのに勇気がいるなア

でも、おそらく今までの２つのスーパーよりも
近いので、これからはここに行くことが
増えそうです。

幸福＋不幸＝ゼロ

太太の大切な人が逝った
ちょっと前に脳溢血で倒れ、入院していたが
ずっと血圧が高く心配だったのですが、
ちょうど地震の日に容態が急変し、
そのまま・・・

太太は、3年前に母をなくし、
そして今年・・・
ついに弟と2人きりになってしまいました。

私の両親は、病気がちですが
まだまだ元気です。
どちらかというと、4人の両親の中で
元気だった順に・・・
のような気がします。

23年前に太太と結婚して、
思い返せば、太太のお母さんがなくなる前の年辺りから
私は中国に縁ができ、
それから2年後、本格的に単身で赴任していますが
太太にとっては、身勝手なだんなです。
「やりたいことができた。とめるな。」
「もう決めたんでしょ、とめてもムダでしょ」
そんな会話の後に、飛び出してきてしまいました。

それから丸2年・・・
私のほうはやりたいことがやれて幸せですが・・・
太太のほうは・・・

まえに、エネルギー保存則を記事にしましたが・・・
一つの家庭の中で、
幸福＋不幸＝０という公式があり
誰かが幸福だと他は不幸になるのかもしれません
私が幸せな分、太太は不幸を一身に背負ってしまったのか

パスポートが戻る日が分かり、
帰国の日程が決まりました。
どんな顔で、なんと言って・・・
太太に会えばいいのでしょうか・・・