くるま走ってたの!

小田急線を中心とした鉄道写真と電車に関する色々な話題、カメラの話、などなど、ゆるーく書き散らしています。

裏面照射型CMOSセンサー搭載サイバーショット

2009-08-07 00:57:24 | カメラについての雑記帳
やはりまずはコンデジから。
ソニー、ついにスチルデジカメにもExmor Rを載せてきました。

約2倍※1の感度向上で暗い室内や夜景もノイズの少ない高画質撮影が可能
世界初※2裏面照射型CMOSセンサー搭載のデジタルスチルカメラ
“サイバーショット” “Wシリーズ” “Tシリーズ”発売


このプレスリリースを読む限り、正直なところちょっと期待外れなところが...(笑)
期待が大きかったぶん「大騒ぎした割に高感度性能の改善幅がたった2倍かよ?」という印象なのです。
とはいえ先に発売されているハンディカム HDR-XR500Vの画質を見る限り、ExmorRの実力的にはもっと上なのではないかと私は勝手に期待しております。これは撮影サンプルを見ればはっきりするんですけれど、残念ながら今日時点ではメーカーサイトにもサンプルは公開されていません。やっぱりノイズ処理が難しくて発売直前まで改善を重ねないとダメなんでしょうか。
ただ、仮に2倍の改善に止まっていたとしても、一般的に高感度に弱い極小素子のコンデジには願ったり叶ったりの素子特性です、期待は大きい。従来のソニーのコンデジの高感度画質は決して上等とは言えないですしね(笑)。
とにかく早く製品版の実写画像を見たいです。

そしてやはり気になるのは、一眼レフへの搭載がどうなるか。αはもちろん、ニコン機への搭載もあって然るべき話です。
普通に考えたらまだしばらく時間がかかるだろうと予想できますが、案外と開発が進んでいたり...しませんでしょうか? 常識的には「まだ先」でも、このご時世ですから思い切った方向に舵を切る可能性は十分ありそうな気がします。
記者会見ではこんな事を言っていますが。

> 35mmフルサイズやAPS-Cサイズといった画素ピッチに余裕のあるセンサーでは、裏
> 面照射型にしても大幅な感度向上は見込めないのではないか

はい、それは私程度のシロウトでも分かります。
でも裏面照射型CMOSのメリットは高感度だけではない筈です。
低消費電力、高速処理、低発熱などなど、一眼レフに搭載する理由はいくらでもあります...裏面照射に限らずCMOS一般に当てはまる話ではありますが。

現状で、後発の割に意外と豊富なαのラインナップで欠けているのは、高速連写型のボディ。そこにExmor R搭載の新型機を投入して来たり...なんて素人の妄想は自由だからなぁ(笑)。
ソニーはどこかのしみったれたメーカーとは違うと思うので、α700後継機でいきなりExmor R搭載!なんてサプライズを期待したいけど、それはさすがにムチャか。

...で、キャノンさんよ、そろそろ目を覚ましたらどうだい?(怒)
EOSの高感度性能、ヤバいでしょう明らかに?
カスみたいなEOSボディ群にあっても「ここだけは負けない」と確信をもって言える、キャノンのお家芸とも言える内製CMOS&DIGICの高感度性能な訳ですが。
いまのところ余所に対して一歩リードを守っているものの、このままExmor Rが進化を続けたらソニー&ニコンにブチ抜かれるんじゃないのかい?
画質面のアドバンテージを食い潰してしまう前に、そろそろちゃんとしたボディ作ろうよ、なぁ?
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