くるま走ってたの!

小田急線を中心とした鉄道写真と電車に関する色々な話題、カメラの話、などなど、ゆるーく書き散らしています。

うるせぇエビフライぶつけんぞ!

2017-11-16 22:00:00 | カメラについての雑記帳
仕事で、Inter BEE 2017というプロフェッショナル向けの放送機器の展示会に行ったのですが。
レンズメーカーのシグマが出展していて、ブースに巨大なレンズを展示していました。

その名も、APO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DG。
2ちゃん界隈では俗称「エビフライ」。
CP+などでも大人気らしいですが、私は今回初めて実物を見ました。

有名な画像を1枚。

ネタだと思いたい、クレイジーなサイズ感...というか手持ちしてしまう人はもっとクレイジーかもしれない。

私は別に買う気がある訳でもなく(当たり前)、バイヤーでもないただの見物客なのでちょっと気が引けたのですが、開場間もない空いている時間帯に立ち寄って触らせてもらいました。
完全な冷やかしにも関わらず、快く触らせてくれたシグマの説明員の方に感謝。


見よ、この圧倒的存在感!!
デカいなぁ!
そうと知らなければレンズとは思えないカタチ。
REDのデジタルシネマカメラに装着された状態なのですが、REDが小さく見えます(笑)。
三脚も凄い立派...なにせレンズ単体で15kgもあるそうですから、半端なヤツじゃ務まらない。


前玉を撮りたかったのですが巧く撮れませんでした。
フィルタ径は何mmなんだろう、超高そう。
取っ手とフック?が尋常でない雰囲気を醸し出していますね、素敵。


操作部。
ボディ側から見て、手前がフォーカスリング、奥がズームリング。
ズームは電動ズームなので操作はちょっと独特。
ただし安物デジカメの電動ズームのような変なクセがある訳ではないので、慣れでどうにでもなるでしょう。

ピントもモーター駆動らしいですが、今回はコンディションの関係かMFでの展示。
試しにマニュアルでピントを合わせてみましたが、難しーい!!!
500mm F2.8は、私も経験したF4.5を明らかに上回る激浅の被写界深度!
シビアすぎてマニュアル撮影は無理なんじゃないのかと思いました(笑)。

どんな用途で売れているのかと訊ねてみたところ、鳥やネイチャーフォト、天体撮影?などが主な用途らしく、国内よりも海外で売れているそうです。
なるほどー、どうりで線路沿いでは見かけないわけだ(そういう問題じゃない気がする)。

それにしても凄まじいレンズです。
良い意味で、シグマらしいクレイジーなレンズで、大好き。
ただし欲しくはないです、買える買えないは別にしても(笑)。
私は超望遠レンズが大好物で、これまで様々な長玉を見てきました。
800mmクラスまでの普通の(?)レンズはどれも「欲しいなー」と思ってしまうのですが、今回のこのシグマ200-500mm F2.8は別。
ちょっと世界が異なるというか、あまりにも異形の巨大光学額物体すぎです、理解の外でした。

でもでも、一度だけこれで小田急線を撮ってみたいかもしれない...一度だけでいいですけど(笑)。

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