今夏のクライマックスは、南アルプスの主峰北岳へ。標高3,193m、富士山に次ぐ全国第2位の高さを誇ります。
8月25日(金)早朝、山梨県南アルプス市の市営芦安温泉駐車場に車を停め、乗合タクシーで広河原に向かいます。(マイカー規制のため)
広河原のインフォメーションセンターです。週末ということもあって結構人がいます。
現在6時10分、広河原を出発します。山頂付近は厚い雲に覆われて見えません。吊橋を渡ります。
暫く大樺沢の沢沿いに登っていきます。
8時15分、大樺沢二俣に到着しました。
ここから、比較的傾斜の緩い(と思われる)右俣コースを進みます。実際は結構きついです。
ようやく稜線が見えてきました。
鳳凰三山が綺麗に見えます。来年登りたいところです。
富士山も顔を出しました。
北側には甲斐駒ケ岳も。
小太郎尾根分岐に到着しました。10時25分です。風が強くて寒いです。
天空の稜線ですね。北岳は見えませんが…
振り返るとこんな感じ。
北岳でしょうか。(いや違います。)
稜線を振り返ると…
11時5分、北岳肩の小屋に到着です。風と寒さと濃霧と寝不足で進行速度が低下しています。
最後の急登です。ルートを外さないよう慎重に足を進めます。
北岳山頂に到着しました。ジャスト12時です。6時間近くかかりました。
眺望は全く得られません。雨も降ってきました。
濃霧と強風、雨の中、13時前に北岳山荘に到着です。
予定より早く着いたので、同じく百名山の間ノ岳(標高3,190m、全国第3位)まで足を伸ばす計画でしたが、この天候ではムリみたいです。
しかし、夕刻にはこんな天気に。北岳が颯爽と姿を現しました。
そして、絵ハガキのような富士山まで…
明日の晴れを期待しながら早めに寝ます。今日は私の誕生日でした。
翌8月26日(土)、天候は?
やはりダメみたいです。
とても残念ですが、間ノ岳は次回までとっておきましょう。
5時40分、濃霧と強風と雨の中、北岳山荘を後にします。
主稜線を避けてトラバース道を下っていきます。晴れていれば高山植物が宝石箱のようなルートとのことです。
八本歯のコル付近、ハシゴ、クサリが続きます。滑らないように慎重に足を進めます。
バットレス(大岩壁)も全く見えません。
大樺沢の雪渓まで降りてきました。
9時50分、広河原に到着です。お疲れさまでした。
追伸
高い山は天候を十分予測して登るべきでしょう。とは言っても下と上では全然違ったりしますが。特に、濃霧、強風、雨の場合、体力的にはもちろん精神的な疲労度も大きくなります。今回は全て揃ってしまいましたが、これも今後の教訓としたいものです。
北岳、少し地味なNo.2ですが、標高差(約1,700m)もあり、玄人好みのするいぶし銀のような山ですね。
8月25日(金)早朝、山梨県南アルプス市の市営芦安温泉駐車場に車を停め、乗合タクシーで広河原に向かいます。(マイカー規制のため)
広河原のインフォメーションセンターです。週末ということもあって結構人がいます。
現在6時10分、広河原を出発します。山頂付近は厚い雲に覆われて見えません。吊橋を渡ります。
暫く大樺沢の沢沿いに登っていきます。
8時15分、大樺沢二俣に到着しました。
ここから、比較的傾斜の緩い(と思われる)右俣コースを進みます。実際は結構きついです。
ようやく稜線が見えてきました。
鳳凰三山が綺麗に見えます。来年登りたいところです。
富士山も顔を出しました。
北側には甲斐駒ケ岳も。
小太郎尾根分岐に到着しました。10時25分です。風が強くて寒いです。
天空の稜線ですね。北岳は見えませんが…
振り返るとこんな感じ。
北岳でしょうか。(いや違います。)
稜線を振り返ると…
11時5分、北岳肩の小屋に到着です。風と寒さと濃霧と寝不足で進行速度が低下しています。
最後の急登です。ルートを外さないよう慎重に足を進めます。
北岳山頂に到着しました。ジャスト12時です。6時間近くかかりました。
眺望は全く得られません。雨も降ってきました。
濃霧と強風、雨の中、13時前に北岳山荘に到着です。
予定より早く着いたので、同じく百名山の間ノ岳(標高3,190m、全国第3位)まで足を伸ばす計画でしたが、この天候ではムリみたいです。
しかし、夕刻にはこんな天気に。北岳が颯爽と姿を現しました。
そして、絵ハガキのような富士山まで…
明日の晴れを期待しながら早めに寝ます。今日は私の誕生日でした。
翌8月26日(土)、天候は?
やはりダメみたいです。
とても残念ですが、間ノ岳は次回までとっておきましょう。
5時40分、濃霧と強風と雨の中、北岳山荘を後にします。
主稜線を避けてトラバース道を下っていきます。晴れていれば高山植物が宝石箱のようなルートとのことです。
八本歯のコル付近、ハシゴ、クサリが続きます。滑らないように慎重に足を進めます。
バットレス(大岩壁)も全く見えません。
大樺沢の雪渓まで降りてきました。
9時50分、広河原に到着です。お疲れさまでした。
追伸
高い山は天候を十分予測して登るべきでしょう。とは言っても下と上では全然違ったりしますが。特に、濃霧、強風、雨の場合、体力的にはもちろん精神的な疲労度も大きくなります。今回は全て揃ってしまいましたが、これも今後の教訓としたいものです。
北岳、少し地味なNo.2ですが、標高差(約1,700m)もあり、玄人好みのするいぶし銀のような山ですね。