外は 雨ですね
激しい風雨ですが 耳を澄ませば
暖かな雨に打たれ 静かに草木の芽が伸びて行く音が 聴こえるような気がします
そんな夜は この絵本
おさると ぼうしうり
エズフィール・スロボドキーナ 作 松岡 享子 訳
福音館書店
帽子売りの行商人が 頭の上に売り物の帽子をのせ
「 ぼうし ぼうし ひとつ50円 」と 売り歩いています
でも その日は 朝から一つも売れません
長いこと歩いた帽子売りは 大きな木の下でひと休みすることにしました
頭の上の帽子を動かさないように そっと木にもたれ 眠りました
ところが 目が覚めると 帽子が無くなっていました
木の上を見上げると たくさんのおさるがいて
それぞれが カラフルな帽子を被っています
帽子売りは サルに向かって 指をつきつけながら
「 返せ 」と 怒鳴ります
ところが サルたちは 帽子売りに向かって 指をつきつけ
「 ツー ツー 」と 言うだけ・・・
さあ 怒った 帽子売りは なおも サルに迫りますが
帽子を取り戻せません
とうとう 帽子売りは・・・
後は 読んでのお楽しみ!
昔からある絵本ですが 何度読んでも 面白い
時代は変わっても 子どもたちは引き込まれて行きます
お正月に ゴン太(孫2)が パパに読んでもらっていましたね