FAR SKY (遠い空) 世の中の本質を自分なりに・・・

遠い空には何が見えるのだろう。若者には輝く未来が。関西弁おっさんにはオネーチャンの優しい笑顔。遠いあの空はどこに行った。

昔の政治家と今の政治家(1) イクメン政治家

2016年02月13日 19時06分32秒 | 日記


議員辞職した宮崎さんはきっと外に妾を何人も囲ったり、料亭に入りびたりで業界と密談を繰り返したりする言ってみれば昔の政治家だったのだろう。ところがシンゾーの女性活用社会に乗っかろうとして国会をイクメン休みをして、その暇な時間を育児ではなく不倫を多数の女性と繰り返していたのだから議員辞職は当然で嫁はんに「恥を知りなさい!」と罵られてもしかたない。彼の経歴を見てみると、かなり浮ついている。早稲田で一番の○○と言われる商学部から一流保険会社に就職したのは良いが、その後2~3年で転々と職を変えている。キャリアーアップと言えば聞こえは良いが、私にはどうも怪しく感じる。その後何故か自民党宏池会の元領袖の加藤紘一の娘をひっかけて彼女の旦那になる。初めから政界入りを狙ったのかどうか知らないが、絶対に何か裏がある気配がする。やはりというか彼らは数年で離婚する。それからなんの関係もない京都3区から立候補。民主党没落というツキもあり、民主党泉候補を僅差で破り見事!当選。当選理由は民主党ではなく自民党だから、とさ。それからその後同じ二階派の同僚議員と結婚する。そして今回の一件でその女性議員から離婚を言い渡された。まあ、こんなんが衆議院議員なんだからあきれる。
しかし、国会議員に体を張って緊密な関係に進んでゆく芸能界というのも恐ろしい社会である。金と権力志向の男女が織りなすドロドロした人間模様が国会周辺にはいまだに存在する。
これが戦後間もない時代なら、嫁はんをシバキ倒して、金をばら撒いて選挙に勝ち「国民の信頼を得た!」と胸を張っただろうが、TVで見たインタビューではそんな図太さはみじんも見られない。政治家生命が終わったTV出演だった。
一方、泉健太議員。比例復活の議員だが、今度京都3区から補選に立つようだ。まあ、当選しますわな。
昔。少しばかり彼と会話する機会があった。京都に逆単身赴任していた時だ。
とある日曜日に伏見の竜馬通りを私がぶらぶらしていると、丁度、選挙運動期間中で、民主党候補が旗を立て「モモタロウ」いうのをやっていた。でも、その行列に手を振る人はなく、竜馬通りを歩く人々はみな無関心で、商店街の人たちも迷惑そうな顔で行列を見ていた。
私は道端でぼんやりその行列を見ていると、ひとりの青年が商店街の人たちに気軽に声をかけている。「元気やったかあ?」「なんか、困ったことはない?」…
なんや、この人は?この店のおじいの息子か?と思った。
この息子が私を見つけると「支持を訴えてもなかなか手ごたえは少ないです。」と弱気な事を言う。「いいや、みんな見てますよ。」と慰めを私が彼に言うと、「がんばります!」と力強く答えた。



やがてモモタロウは歩みを止め、候補者の演説に入った。そのあと、この童顔のお兄ちゃんが応援演説をした。内容はすっかり忘れたが、さっきまでの心配顔は消えてなくなり、頼もしい地元選出の代議士の顔になっていた。この選挙で民主党は政権を奪取した。その時の民主党には国民の期待と、それに応えうる新鮮さがあった。



京都選出の前原、福山、泉。そして高槻の辻元。こいつらが橋下維新とタッグを組めば、ひょっとすると政界に何かが生まれるかもしれない。



生まれるかな?


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