自然派庭師の日々精進

~ 作庭衆 庭譚 ( にわたん ) ~ 広島県福山市 ~       ※熱いヤツ集まれ!!!

・・・

2011年04月24日 02時41分33秒 | 日記
ここ最近、いろんなことを考えさせられる。


自分ができること・・・できないこと・・・色んなことが入り混じり、フラストレーションがたまる。。。




もっと・・・もっと・・・



腹の底から込上げるものがある。。。




静かに、静かに、そいつを抑える。。。





もう限界のような気がする。。。




走り出すかもしれん。。。






煮えたぎった、ギラギラした瞳が眼を覚ましたかもしれん。。。






暴れ倒すかもしれん。






この感情のはけ口は、いつもの生活の中に溢れとる。。。




いくど。。。



いや~~~、、、

2011年04月19日 23時36分45秒 | 日記
なんせ、忙しい。。。


現場やら、打ち合わせやら、人と会って話したり、図面描いたり、段取りしたり。。。


あさってはまた別の現場をはさむ。


「m邸」もなかなかおわれんな~。。。

Mさん、すいません。。。

なかなか終わりませんが・・・楽しみにしてくださりありがとうございます・・・

今週日曜日、楽しみにしています。たっぷり呑みます!!!



ということで、忙しい毎日で、更新ままならん・・・



書く事はたくさんあるけど、、、また後日、ゆっくりと^^


がんばらにゃ~いけんわ~~~!!!

『春をとどける プロジェクト』について。。。

2011年04月08日 17時08分21秒 | 日記

先週、無事に東京 六本木「awabar」へ到着し、このプロジェクトはひとまず終わりました。


駆け付けてくれたみなさん、ありがとうございました。



今回のこの件に関しては、様々な意見がありました。


「こんな時期にサクラの枝なんて・・・」「いま欲しいのは物資だ・・・」「今はその時期じゃない・・・」など。。。


実は、オレもはじめは動くつもりはなかった。


まだまだやるべきことがあると思っていたから。。。


それは今でも変わらない。


ただ、このプロジェクトは、庭師の中でもとても純粋で、まっすぐな仲間が我慢しきれずはじめたことじゃった。


オレは、その仲間からはじめその話を聞いたとき、正直このままじゃまずいと思った。。。


それからすぐに彼はおれのところにやってきた。



被災した人たちを思う彼の純粋な顔を見たとき、おれは「もう止めれんな。。。」そう思った。



彼の熱量は半端なかった。


震災後、毎日毎日何が出来るのかを考え、いろんなところに行き、いろんな人の意見を聞き、それでも走り続ける彼を見たとき、オレの気持ちは彼への応援へと変わった。



その日、それを予測していたかのように、多くの庭師が福山「NIWATAN OFFICE」に集結した。




オレは、彼の熱量を奪ってはいけないと思った。


毎日毎日、増幅してくるその熱量を奪ってはいけないと・・・


ただ、このままの方向にいくとまずい。。。何とかベクトルを変えようと朝まで話をした。。。


正直、彼を止めるほうが簡単じゃった。

彼とは長い付き合いで、彼がどうすれば止まるかはわかっとった。

でも、それはオレがおもしろくなかった。

おもしろくないという言い方は不謹慎かもしれないが、彼はいつも問題を起こすが何か収穫を落としていく。

今回もそれを見たかった。。。


だから、オレは方向を変える為の話を彼とし続けた。



その時生まれたのが、このプロジェクトの骨格だった。



通常、プロジェクトは「企画書」ができてからそれに向けてみんなが準備しスタートする。



このプロジェクトは、その逆をいった。


まず動き始め、どうにもならない状況の中で、どんどん変化していった。


毎日毎日結果が変わっていった。



淘汰されたと思う。



毎日毎日朝まで語り続けて一歩進む。。。


そしてまた壁にぶち当たる。


その毎日を繰り返すうちに、周りをどんどん巻き込み、周りは一歩前の考えを信じ動く。。。


そんな日々の連続だった。。。



3/26に企画書が出来たときには、もうすでに、九州中のサクラを集めた「西海園芸 秀吉こと 山口陽介」が「塩の しおのじゅん」と共に福山に向かっていたのです。



塩の、大阪 コウゾウ(GREEN SPACE)、清水君(創都)、京都 実政さんの四人が動き始めたプロジェクト。。。


それに、多くの人々が加わり、沢山のヒントを与えてくれた。



それは、大きな渦に変わった。。。



様々な、意見があったかもしれません。



でも、おれらは庭師であると共に「人間」です。



教科書どおりの生き方をするつもりはない。





おれら一番大事に思うことは、人間の持つ「熱」。。。





彼らはとても暖かかった。。。


優しかった。。。




その彼らに、何もしてない奴らが文句を言う資格はない。


第三者に迷惑をかけることをしたわけじゃないんじゃけえ。




それは、関わった奴にしかわからない勉強と経験があった。。。



たくさん悩んだ。。。


喜びもあった。。。


苦しみも・・・




途中、教科書通りのことを言う奴もおった。。。




おれは

「だまっとけ!意見を持つのはいいけど、批判はするな。お前にこの気持ちはわからん。。。おれらが三日前に話した大昔の考えを当たり前のように意見するな!やってない奴はだまって見てろ!!!」

そう言ってやった。。。




いけないことも、いいことも「人間」だからやってしまう。



でも、今回の彼ら、そしてオレがやったことは、ほんまに真剣じゃった。



命がけじゃった。。。



批判も何もかもすべて受けるつもりじゃったけーな。。。




そんな気持ちじゃけー、とことん考えた。。。


もちろん、通常の仕事も休まずに。。。


とにかく、クタクタになった。。。




おれらがやりたかったことは、南から元気と希望で染めていく事。。。




ただ単に、東北の人にだけ届けたかったんじゃない。。。




自分の周り、仲間の周り、そして、その仲間の周りの周り・・・元気を伝染させること。。。




そして、それを東北のみんなに届ける事。。。



それ以外にない。。。




ただそんな単純な事で、オレららしさ、「庭師」らしさ、「庭師」にしかできない事を考える彼らをオレは誇らしく思った。。。



お金じゃない、物資じゃない、「サクラ」の花に希望を託す彼らの選択に、おれは「庭師の誇り」を感じた。




「そんなもんいらん。」と言われるかもしれん。。。



それを覚悟で命がけで闘った彼らはほんまに素晴らしい。。。



オレもその輪に入れた事を嬉しく思う。。。









関わってくれたみなさん、本当にありがとう。


みなさんに多くのヒントと気付きをもらいました。。。



それから、関東のよねちゃん、やまぎわくんにも、ありがとう。と、ごめんね。。。




次はみんなでもっとおっきな笑顔をもっていこうな。。。





新さん、よっちゃん、こんなカタチでこのプロジェクトは一時〆ますが、これでおわらんけーな^^





少しでも喜んでくれたら嬉しいな。。。





~『春をとどける プロジェクト』軌跡 ~

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