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武蔵野市より。税理士挑戦26回。特定社会保険労務士。不動産資格四冠。マイナンバー資格五冠。東京マラソン完走3回。66歳。

警視庁科学捜査官 難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル 服藤恵三著 文藝春秋

2024-05-08 00:00:00 | 政治・経済・社会情勢
警視庁科学捜査官 難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル 服藤恵三著 文藝春秋

ひょんなことから著者の服藤恵三氏を知り、本書を読む機会を得ました。ある会場で、「最高検察庁検察運営全般に関する……………………参与 技術戦略アドバイザー・医学博士」という4行に渡る長い肩書きの名刺を頂きました。名前も「服藤=はらふじ」と読むみたいで自宅に帰り検索するとネット上に、本書や警視庁での略歴や何枚かの写真を見ることができました。早速、新宿紀伊國屋書店で本書を購入、内容が新鮮で数日で完読しました。

著者は1957年生まれ、1958年生まれの私と1歳違いで、本書に登場する大事件の数々、地下鉄サリン事件、和歌山カレー事件、歌舞伎町ビル火災など記憶に残っているものばかりです。
筆者は警視庁内部での紆余曲折がありながらも科学捜査官になりましたが、そのあたりの苦労・悩み その当時の気持ちがよく描かれています。タイトルが極秘ファイルとあるように、ここまで書いて大丈夫かというところまで踏み込んで書かれています。筆者の仕事に取り込む姿勢は常に「真実」を求めることにあったように思います。最近の「木原問題」などの警視庁の姿勢について、筆者はいかに思うかぜひ聞いてみたいと思います。

警視庁OBというとテレビ・マスコミ等で活躍している方の多くは、「元刑事」の方が多い中で化学を中心とした「科学捜査官」というキャリアは異色。ぜひその生き様を本書に登場する事件を中心に読み取っていただきたいと思います。
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