存在としての断章

真の自己と覚醒を求めて幾星霜
その求道から解放された前後あたりからの日常の断章
いわゆるノンデュアリティ

苦海

2011-11-18 22:10:00 | 解放前後 H23 9/9~11/18
世界は苦海
それを知る旅が人生だ

それを知り尽くしたら
なにが真に平安かを
知るんだ


苦を知り
苦の原因を知り
それが無くなることを知り
それが真の自己によって
成就するこてを知る


生まれてから苦しみ続けた
振り返って苦痛がなかったことなどなかった

家族に
同級生に
恋人に
社会に
病気に
自分自身に
ずっと痛めつけられて
そして人を痛めつけて
罪悪感に責め苛まれて
生きてきた
どこかに楽になれる場所がある
と無意識に憧れて

だがこの世にそんな場所はない
そこにただ在ることを除いて


ありがとう苛酷な運命
僕の師よ



燎原

2011-11-18 01:02:00 | 解放前後 H23 9/9~11/18
本当の体験は
ここから始まると知る

今まで癒着し
没入していた恐怖や
悲しみや怒りを
今はすべて見ることが出来る

気づきには恐れがない

一ヶ月前に泣いていたことを
いまも泣いている
違うのはそこに
恐れがないことだ

完全に感じれば至福

なのだから…
それは間違いない
逃げもしなくていい
逃げてもかまわない
感情から逃げることを
完全に味わうだけだ

同じことをずっとやってきた
心理ワークショップ
サムスカーラ・シュディ
体性感情解放セラピー
内観
エネルギーワーク…
辛い感情から解放されるために
味わえば解放されるのなら
向き合わなければならない…と
向き合う苦痛で
向き合うトラウマすら作っり
たまにうまくいく
その恩寵も何度か体験し

だが
真の体験はここからなのだ
味わい燃やし尽くした後
一瞬ですべてが変容する
身体・状況・出来事
ページをめくるように


一見ネガティブな感情を
味わっていると
最近仕事中にすら
エクスタシーに入ることが
しばしばある

書類とボールペンを持ったまま
デスクに向かい
そのまま愛に
打ちのめされている

誰も気づかない
そんなもんだ

そんなもんなんだ…




『世迷いごと』

2011-11-14 23:38:00 | 解放前後 H23 9/9~11/18
この愛が

君の内から花開くように

僕は君に気付かれないように

愛する

決して外からやっては来ない

だから

僕はこの幻に目を閉じ

ひとり

世界を殲滅する



辛いことがあったら

振り返るといい

君が遠くまで歩いたことを

帰るといい

たったひとつの

しんじつまで

ああ

愛で苦しいんだ

早く帰って来てくれないか





ババジの言葉

2011-11-08 10:17:00 | 解放前後 H23 9/9~11/18
この意識が自分のことを《魂》であると認識したのは
『あるヨギの自叙伝』という本がきっかけだった

その本を書いたパラマハンサ・ヨガナンダの伝えていたのが
《クリヤ・ヨガ》
そのクリヤ・ヨガを現代に復活させるために
その奥義をラヒリ・マハサヤ
(パラマハンサ・ヨガナンダのグルのグル)に授けたのが
ババジ》である

ビートルズの
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
のごちゃごちゃしたジャケットの顔写真の中に
そのグル達が全員集合している
ヨガナンダの直接の師のシュリ・ユクテスワのとなりに
アレイスター・クロウリーが居るのが面白い


2000年に東京で《クリヤ・ヨガ》の伝授を受けた
そのときの瞑想の中で初めてババジの声を聞いた
(内容は「欲望について」参照)
自分の声とは全く異質の
少年の声が頭の中にはっきりと聞こえた
後にも先にもそれきりだったが

この経験はほかのアバターに関しては
一切起こったことがなかった

それ以来彼の恩寵をことあるごとに感じた
ワンネスでバガヴァンが
“ディバインとの関係を築け”と言ったときも
ディバインのイメージは必ずババジだった

そして今この意識が
ババジに感応していることに気づく
聖者、賢者、神、と呼ばれるなにかの中で
今この意識はババジだけに
何かを感じている

ラマナ・マハリシがアルナーチャラという存在を
生涯愛したように
意識はマインドを用い
無言のまま“ババジ”と呼びかけている



 ババジの言葉

全ての人類を愛し、仕えなさい。
人々を助けなさい。
明るくありなさい。
思いやり深くありなさい。
押さえきれない歓びの発電機でありなさい。
全ての人々の顔に、神と善良さを見つけなさい。
過去を持たない聖者は無く、未来を持たない罪びとは無い。
全ての人を讃えなさい。
もし誰かを賛美できない時は、
その人をあなたの人生から自由にしてあげなさい。
オリジナルでありなさい。
創意に満ちていなさい。
勇敢でありなさい。
何度も何度も勇気を奮い起こしなさい。
傲慢を止めなさい。
強くありなさい。
前向きでありなさい。
他人に頼るのを止めなさい。
自分の頭で考えなさい。
自分自身でありなさい。
全ての完全さと聖なる徳は、あなたの中に秘められている…
世界にそれを示しなさい。
叡智もすでにあなたの中にある…
それを輝かせなさい。
神の恵みがあなたに自由を与えんことを。
あなたの生を薔薇の花のごとくあらせなさい…
沈黙の中で、薔薇はその芳香を言葉とする。

師について

2011-11-05 00:50:00 | 解放前後 H23 9/9~11/18
『キラキラしてない』
ことを書いたあと
意識に掛かっていたモヤ
のようなエネルギーが
なくなったのを感じた



(あー、大変申し訳ないです
アンマにもバガヴァンにも
感謝を感じなーい
それどころか二人が存在する
という実感がなーい
世界に対して興味がなーい
ラマナの本もギーターも
空疎で興味がなーい
人がいてもいないみたい
いるのにいないってなに

詩すら書く気がない!

バチがあたるようで恐縮ですが
至福を感じてもそれだけ
感動がないね感動が(笑)
感動にも興味ないって…
どうよ?)

※()内マインドの愚痴


全くマインドが観念の産物だと
本当によくわかるよね
固定観念からあてはめようと
必死の作業を繰り返す

怖いんだ
失うのが
また前みたいに戻るのが

怖いんだ
これが本当は妄想だと疑ってる


昨日書いたことでその後の展開が始まった

冒頭のような変化があり
今日はまたしてもマインドには
理解し難いことが起きる

東京のディクシャの師匠の誕生日が11月なので、なんだかプレゼントを送ろうと思う
毎年贈っているわけではない

この方は
ディクシャを受けた日本人で
最初に悟ったと言われる方だが
この師に私は
2003年から2009年まで
直接導いて頂いた
《存在》そのものがそこに居る
そう確信するに
余りある師だった
言葉は少ないが
セミナーに集まった人に
全ての存在に
溢れて止まない愛を
いつも感じた
ある時、言葉のない時が
最もパワフルだとわかった
賢者の沈黙はそれ自体が恩寵だ
という聖典の言葉を
師を通して実感したほど…

どうにもならない経緯で
関西に逃亡してきてから
師匠にも会えなくなった
無理矢理二人の師から
引き離されたのだった


さて意識は満たされているためか
感謝すら浮かばない
自分で自分を満たしていた
いや
理由はない
そこに感謝はなかった
それだけだ


師匠にはお香を贈ることにしている
セミナーの始まりにいつも焚くし
家でも焚かれているはず

聖なる方への贈り物
聖書にも
イエスの誕生に東方の三賢人が
没薬と乳香を贈った…
というではないか

それを買ってしばらくして
突如としてそれまでの師の導きが
鮮明に思い起こされた
この意識に目覚めた直接の導き
それを感じた時
ハートの奥から湧き出るなにか
それは胸を打った


そういう日だった
そして今も


師とは投影だ
真の師はその投影を
真の自己に投げ返す
そして弟子とは幻想だと
教える


●追伸
そして
うちの旦那様が
今月中で退職である
本日確定
うひょー!





キラキラしていない

2011-11-03 17:41:00 | 解放前後 H23 9/9~11/18
すべてが光に満ちて見える
わけでもないし
特にキラキラもしていない

無でも空でもない

見る人見る人を
特にいとおしいとも感じないし
生きとし生けるものに
感謝があふれては来ない


予想を大幅に裏切る展開に
マインドはオタオタ
しかしふと今日
電車に乗りながら思う

この感じ
幸せでも不幸せでもない
そういえば
アシュターヴァクラ・ギーターのどこかに
そんな一節があったっけ


だが
美味い紅茶を飲みたいと思う
今もアッサムにミルクを入れて
家飲みしてる最中だ
明日はモスでモスバーガーが食べたい

そこは変わらないのが
妙に可笑しい 




とどまっている

2011-11-02 13:08:00 | 解放前後 H23 9/9~11/18
こうなってみて知ったこと

・身体の中心に意識がとどまり続けいる

前はあちこちさ迷っていた
外から自分を見てたり
身体からぶれて二重になってたりしていた
そういう時は大概考えている
そういう時に気づきはない
"散漫"というのは字の通りだ

今は真ん中から動かない
身体の中に初めてフィットした感じがする

その身体は自分であるという感じは
やはりない
たまに手を動かしたりしてみると
動いていることが不思議に感じる


あの日から5日目

旦那のおかげで糖尿食は
ほとんど菜食
卵と牛乳は使うが抵抗ない
なんて都合よく出来てるんだろうと感心する